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全日本モトクロス選手権IBOPEN YZ250Fを駆る松岡力翔選手がチャンピオン獲得、ヤマハYZは2021年から四連覇

レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。

2024年10月21日

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 2024年10月19日(土)、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた全日本モトクロス選手権第8戦・第62回MFJ-GPモトクロス大会で、「YZ250F」を駆りIBOPENに参戦する#5松岡力翔選手(SP忠男広島)がヒート1で2位を獲得しチャンピオンを決定しました。
 この結果、ヤマハ発動機株式会社の「YZ250F」が、2021年から同クラスで四連覇。またこの結果、2024年はIA1のジェイ・ウィルソン選手、IA2の中島漱也選手を含め、YZシリーズが全日本三冠を達成しました。



 松岡選手は2018年からIBOPENに参戦を開始し、その後一時活動を休止していましたが、2023年に復帰し2回のトップ10入りを果たしてランキング16位となりました。そして、今シーズンは開幕戦のヒート2で3位と初表彰台を獲得。第2戦はヒート1で3位、ヒート2で初優勝を達成し勢いに乗ると、続く第3戦のヒート2では今季2勝目。第4戦では両ヒート3位と安定した結果を残しました。
 そして夏のインターバルを終え再開された第6戦近畿大会では両ヒートで優勝のパーフェクトウィンでライバルを突き放すなど、ランキング2位のライバルに44ポイントの大差で最終戦に臨みました。



 その最終戦、松岡選手は7位以上に入ればチャンピオンという状況で19日(土)のヒート1を迎えました。レースではスタートで出遅れ1周目を終え11番手となった松岡選手でしたが、着実に挽回して最後は2位でフィニッシュ。ヒート2を待たずにチャンピオンを決定しました。
 翌20日(日)、シーズン最後のヒート2はリタイアとなりましたが、最終的に優勝4回、2位2回、3位4回、合計10回の表彰台を獲得してチャンピオンとなりました。



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松岡力翔選手
「スタートで遅れてしまったのですが、予選からタイムが出ていたので、表彰台まではいけるという感触がありましたし、ライバルの飯塚選手が転倒したためかなり楽に走ることができました。表彰台圏内入ってからは、転倒しないように走って2位。表彰台でチャンピオンを決めることはできましたが、できれば優勝して決めたかったです。
IBOPENには2018年から参戦をはじめ、予選を通過できるかできないかのレベルで、3年間、勝てずにバイクから離れました。でもまた乗りたくなって2023年に復帰しランキング16位。そして今年のシーズンオフから、どうしたら速くなれるかをずっと考えて、かなり時間を練習に使ってきました。その成果もすぐに表れ第2戦で初優勝して、そこからチャンピオンを意識しはじめました。転倒をしないことを第一に走ってきましたが、得意の名阪では勝負し両ヒートで勝利。それ以降は、チャンピオン獲得のためより確実な走りを続けてきました。
正直、チャンピオンになったという実感はありませんが、ここまでこれたのはチームの皆さん、友人、家族のおかげです。このサポートへの感謝を忘れず、これからもがんばります」

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