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全日本モトクロス選手権 IBオープン
YZ250Fを駆る住友睦巳選手がルーキーイヤーにチャンピオンを獲得

2023年11月1日

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 2023年10月29日(日)、埼玉県のオフロードヴィレッジで全日本モトクロス選手権・第8戦埼玉トヨペットCUPが開催され、「bLU cRU フライングドルフィンサイセイ」からIBオープンに「YZ250F」で参戦する#53住友睦巳選手がヒート1で2位、ヒート2で6位を獲得しチャンピオンを決定しました。
 ヤマハ発動機株式会社にとっては、2021年、2022年に続き同クラス三連覇を達成するとともに、今シーズンはIA1でジェイ・ウィルソン選手がチャンピオンを獲得していることから、YZシリーズが全日本モトクロス選手権で二冠を達成したこととなります。



 住友選手は、2007年生まれの16歳。2020年と2021年は地方選手権である近畿モトクロス選手権・JXクラスでチャンピオン、2022年には同選手権のNAクラスでチャンピオンを獲得し、今シーズンから全日本のIBオープンに参戦を開始しました。
 ルーキーとして臨んだ住友選手は、開幕戦のHSR九州大会からその実力を発揮。ヒート1で2位と初表彰台を獲得し、ヒート2では初優勝を遂げランキングトップに立つと、第2戦腕時計のベルモンドCUPでは、両ヒートで優勝しリードを拡大しました。
 その後も勢いは止まることなく、第3戦SUGO大会で2位/優勝。第4戦中国大会では両ヒートで優勝と4大会8ヒート、すべての表彰台に立ち6勝をあげてランキングトップを快走しました。第6戦近畿大会のヒート1は4位と表彰台を逃しましたが、ヒート2で7勝目をあげ第8戦に臨みました。



 その第8戦ではヒート1で2位を獲得しチャンピオンに王手をかけると、ヒート2は2番手からトップを追撃中に転倒。一時は13番手まで順位を落としましたが、ここから冷静に挽回して6位でチェッカーを受け、最終戦を待つことなくチャンピオンを決定しました。



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住友睦巳選手談

「シーズンオフから、チャンピオンを取るため国際A級の浅井亮太選手や田中淳也選手ら、レベルの高いライダーと一緒に練習してきました。全日本はコースも荒れてくるため、しっかりと走り切れるように考えながら練習してきたので、それが開幕からの勝利につながったのだと思います。前半の成績が思っていた以上に良かったので、近畿大会からチャンピオンを意識していましたが、今大会はやはり大きな緊張があり、いつもと変わらないよう努めましたが、ヒート2では転倒もあり、その後の追い上げも緊張で体が動かず6位が精一杯でした。それでも、目標を達成して、価値あるゼッケン01で来シーズンを戦うことができるのはうれしいですが、実際はここから本番です。来年もルーキーであり、経験値は少なく、いきなり勝つのは難しいと思いますが、名前を覚えてもらうためにも、スタートを決めてインパクトのある走りをしたいと思います」

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