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MotoGP世界選手権 ラズガットリオグル選手がヘレスサーキットで「YZR-M1」をテスト

2023年4月12日

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 2021年スーパーバイク世界選手権チャンピオンであるトプラック・ラズガットリオグル選手が、スペインはアンダルシアに位置するヘレス・サーキットで予定されている開発テストのなかでヤマハ発動機株式会社のMotoGPマシン「YZR-M1」のテストを行うこととなりました。

 ラズガットリオグル選手は4月10-11日の2日間、「YZR-M1」テストライダーであるカル・クラッチロー選手とともにテストに参加。YZR-M1に乗るのは2022年6月のモーターランド・アラゴンに続く2回目となりますが、前回は悪天候により走行時間は限られたものでした。

 全長4.428kmのへレス・サーキットの特徴はラズガットリオグル選手のライディング・スタイルによく合っており、今回のテストは多くの周回数を走り込んで「YZR-M1」に適応し、多くのデータ収集に貢献してくれることでしょう。



トプラック・ラズガットリオグル選手談

「大好きなヘレス・サーキットでのYZR-M1テストをとても楽しみにしています。アラゴンで行った前回テストは悪天候のため十分に走ることができませんでした。しかし、今回のヘレスはコンディションが良さそうなので走行時間も多くとれることで、ファクトリーMotoGPマシンがレースで要求することを、よりよく理解するためのチャンスになります。このような機会を与えてくれたヤマハに感謝しています」



リン・ジャービス談(ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクター)

「ラズガットリオグル選手にもう一度、YZR-M1に乗る機会をつくることができて、とてもうれしく思います。前回は同行できませんでしたが、今回はヘレス・サーキットに行ってテストの状況を見守ります。そしてそこから直接オースティンへ向かい、週末のアメリカGPに合流する予定です。モーターサイクル・レーサーとして素晴らしい才能を持つ彼が、ファクトリーのMotoGPマシンでどんな速さを見せてくれるかとても楽しみです。今回はクラッチロー選手も2023年型YZR-M1の開発テストのために参加することになっているので、一緒に走る機会もあるでしょう」



アンドレア・ドソーリ談(Yamaha Motor Europe N.V. ロードレースマネージャー)

「ラズガットリオグル選手にもう一度、テストのチャンスをくれたヤマハ発動機とヤマハ・モーター・レーシングに感謝します。昨年のアラゴンでのテストは、スーパーバイク世界選手権チャンピオンの彼がYZR-M1に乗るということで、MotoGPとWorldSBK両方のパドックで大いに期待されていました。しかし、天候に恵まれず、何度も走行が中断されたため、YZR-M1に完全に慣れるところまではいきませんでした。今回のへレス・サーキットはラズガットリオグル選手がいつも活躍してきた場所ですし、ほぼ完璧なコンディションとなりそうです。彼は今回もYZR-M1とミシュラン・タイヤの特性をつかむことに目標を置いていますが、彼のように力のあるスーパーバイク・ライダーが、MotoGPマシン特有の要求にどれだけ早く適応できるか非常に興味があります」

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