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第37回「ラブ・ジ・アース ミーティング」に伊藤勇樹選手が参加
2021年11月29日
2021年11月21日(日)、静岡県牧之原市にある地頭方海浜公園で、第37回ラブ・ジ・アースミーティングが開催され、アジアロードレース選手権に参戦する伊藤勇樹選手がヤマハライダーの代表としてゲスト参加しました。
「ラブ・ジ・アース」は「いつも楽しませてくれている自然に恩返しをしたい」という想いを込めて、バイク乗りからはじめる地球愛護活動として2002年にスタートしました。海岸清掃を行う「ラブ・ジ・アース ミーティング」は2003年9月に開始し、以降、年2回のペースで開催され、開催地の自治体や環境省が後援するほか、二輪業界と日本中のライダーの皆さんが力を合わせて行う社会貢献活動として定着しています。
ヤマハ発動機も、以前からヤマハライダーをゲストとして派遣し、一般のライダーの皆さんとともに清掃活動を行うとともに、トークショーなどを通じてモータースポーツの普及・振興を図ってきました。
37回目を迎えた今回は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で約1年ぶりの開催となり、中部地方を中心に関東・関西から約600人のライダーの皆さんが集結。伊藤選手も一緒に、1時間半に渡って海岸清掃を行い、ともにゲスト参加した渡辺一樹選手(ロードレース/スズキ)、久保まな選手(モトクロス/ホンダ)と数袋に及ぶゴミを集めました。
その後、伊藤選手はトークショーやチャリティオークション、じゃんけん大会に参加。特にトークショーでは、アジアロードレース選手権(ARRC)での経験を踏まえ、ARRCの現状やアジア各国と日本のサーキットと違いを、現地での失敗談などを交えながら語り会場を大いに盛り上げました。
ヤマハは二輪業界の一員として、バイクなどのモビリティーを楽しむ地球というかけがえのないフィールドを守っていくという「ラブ・ジ・アース」の活動理念に賛同し、今後も積極的に協力していきます。
伊藤勇樹選手談
「今回、初めてこのイベントに参加しました。皆さんが一生懸命に、また楽しそうに清掃活動を行う姿を見て、僕自身も触発されながらたくさんのゴミを拾いました。2袋がいっぱいになるくらいのゴミが集まりましたが、このほとんどは人が捨てたものであり、少し悲しい気持ちにもなりました。同時に、こうしたイベントに参加するライダーの皆さんの振る舞いが、二輪に対する社会の捉え方を変え、業界を支えてくれているものと感じました。またこのイベントを通じて、なかなか会うことができなかったファンの皆さんと交流できたこともまたよかったです。僕もサーキットの上だけでなく、今回、参加された皆さんのように一人のライダーとして社会に役立つことをやっていきたいと思います」