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All JAPAN TRIAL CHAMPIONSHIP IA ハザードブレイカーズ #125成田匠&TYS125F

全日本選手権参戦ライダーインタビュー「2007年シーズンに向けて」 2007年3月23日

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今シーズンの目標は?

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 ライダーにも、お客さんにも刺激を与えられたら。そんな思いで、今年は国際A級スーパークラスから国際A級へと参戦クラスを変更します。
 スーパークラスは、とてもハイレベルで、可能性のある若いライダーが入り込むにはとても狭き門。ですから、いままで自分が先輩ライダーから学んできたことを次世代に受け継いでいくには、若手が多く参戦しているクラスに自分が入っていって、一緒にレースするのがいいんじゃないかと。僕の走りが次世代ライダーたちの飛躍につながればと思っています。ただ自分には経験もあるし、クラスを国際A級にするだけでは刺激が少ないから、マシンは125ccを選択。
 これには、マシンのパワーに依存せずテクニックを磨くことの大切さを若いライダーたちに分かってほしいという思いもあってのことです。最近日本では、テクニックを身につける前に250ccに乗ってしまう傾向にあります。250ccマシンはパワーがあるので、技術が多少足りなくてもセクションをクリアできてしまう反面、失敗した時のリスクは高い。きちんと125ccマシンでマシンの能力を引き出すテクニックを磨いたほうが、競技の面白さにも気づけるし、トップクラスに進んだ時に役立つと思うんですよね。
 また、将来的にはTYS125Fで自走して、レースに参戦したいという夢もあります。観戦者と選手、競技とレジャーとの垣根を低くし、今まで見ているだけの人に、自分でもレースに出られるんじゃないかと思ってもらえるようになったらうれしいですね。

得意なコースは?

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 得意なコースというか、観戦にオススメのコースを紹介します。ライダーが今、どこに移動して何をやっているのか分からなくなってしまわないよう、全体が見渡せるコースが良いですね。そうなると、開幕戦・真壁トライアルランド(3/10・11:第1戦関東大会)とキョウセイドライバーランド(10/13・14:第8戦中部大会)あたりかな。両コースともに、交通のアクセスもいいので、ぜひ足を運んで下さいね。

趣味は?

 趣味と言うか、使命といいますか、いい自然環境を次世代に残していく活動を続けたいですね。今は、自然を理解し、それを次の世代につなげていくにはどうしたら良いのか考えています。風景にとけ込み、人間が適わない大自然を走りこなす醍醐味がトライアルの魅力ですが、自然の中をオートバイで走ることは、ただ自然を破壊しているだけなのか、いや、自然を知る機会となり、その大切さを見つめ直す機会にもなるんじゃないか、など、自然環境を残していくために何ができるか模索しているところです。


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