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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

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All JAPAN ROAD RACE CHAMPIONSHIP JSB1000 YSP Racing Team sponsored by PRESTO Corporation #9中須賀克行&YZF-R1

全日本選手権参戦ライダーインタビュー「2007年シーズンに向けて」 2007年3月23日

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今シーズンの目標は?

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 ヤマハのトップチームのライダーとして2年目となる今年は、結果を出さなければならないと思っています。マシンは新型になるし、阿部選手や横江選手など、YZF-R1で参戦するライバルが増えるので、YZF-R1のナンバー1にならなければと、負けられない気持ちでいっぱいです。
 昨シーズンはレースを重ねる度に調子が上がっていったし、オフのテストでも良い方向のセッティングを見つけられました。あとは各レースでいかに詳細を短時間で煮詰められるかがポイント。マシンが新しいので過去のデータは使えませんが、昨年1年間でレースウイークの限られた時間でセッティングをまとめる方法はかなり上達したと思うので、今から開幕が楽しみです。
 ところで、今回色紙に書いた「優勝劣敗」は普段から好きなコトバなんです。「優れている者が勝ち、劣っている者が負ける」という、とても当たり前の意味。でも単純な分、重み深みがある。勝つ人はそれなりに努力していると思うし。当たり前のことって、なかなかできないでしょう。
 練習方法など特に新しいことはありませんね。トレーニングにしても、日頃から筋トレのようなことはしていません。ただ、足腰を鍛えるために山登りによく行きます。福岡県と大分県の県境に英彦山(ひこさん)という山があって、そこがホームマウンテンかな(笑)。朝9時頃から上りはじめて、お昼くらいにちょうど山頂に辿り着くペース。秋には紅葉がきれいだし、眺めも良いし、登るたびに表情が違うから面白い。何度登っても全然飽きません。気持ちも癒されるし、自然って偉大です。
 また、登山された方はご存知と思いますが、山では人とすれ違う時に「こんにちは」と挨拶するんです。普段、街中を歩いていて、見知らぬ人に挨拶するなんてあり得ないけど、山にいると自然に挨拶できる、清々しいですよ。そんないつもとちょっと違う素直な自分をだせるのも登山の魅力かな。

得意なコースは?

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 得意なコースと言われると岡山国際サーキット(9/29・30:第6戦)かな。もともとMINEサーキットがホームコースでお気に入りでしたが、同様に岡山もレースを始めた頃からよく通っていたこともあって、相性がいいですね。理由を聞かれるとうまく答えられないんですが、コースの作りが自分の走るリズムに合うんですよね。
 昨年の岡山は、トップを走っていたものの、オーバーペースとなり転倒してしまった悔しくも手応えをつかんだ一戦でした。今年は昨年の分も取りかえすレースをお見せしたいと思っています。

趣味は?

 趣味と言うのは特にはないんです。登山も趣味とは言いがたいし。自由な時間がある時には、家でのんびりするくらい(笑)。そうそう、今年大型免許を取ったばかりなので、地元が一緒の大崎選手とか誘って大型バイクでツーリングに行きたいと思っています。どのモデルにするかは、まだ迷ってます。YZF-R1なんかいいと思いますが、でもそれじゃあまりにもベタすぎません?


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