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全日本トライアル選手権 IAスーパー 野崎史高&TYS250F 2006ランキング4位

来シーズンにつながる走りで終えた06年 2006年12月8日

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「今年、世界選手権日本GPはスポット参戦だったので、ポイントを考えることなく、思いきり攻めたのですが、攻め過ぎて失敗した場面も」と苦笑い

 久しぶりの全日本フル参戦だったので、チャンピオン争いを展開したいと臨んだ今シーズンでしたが、開幕前の怪我と、4ストへの乗り換えによる走り込み不足で納得のいかないレースが続いてしまいました。

 2ヵ月間ほどマシンに乗れない状況のまま迎えた開幕戦では4位という成績でした。仕方ないと思う一方、やはり悔しさでいっぱいだったので、その分を取りかえそうと練習し、第2戦九州大会で3位表彰台を獲得。このまま波に乗ろうと言うタイミングの第3戦から4ストロークTY250Fに乗り換えることになったんです。TY250Fはものすごくパワーがあります。でも、セッティングが詰め切れず、なによりも走り込み不足が大きく響いて、マシンのポテンシャルを使いきれないまま、第3戦・4戦を終えてしまいました。

 第4戦近畿大会のあとに、2ヵ月ほどのインターバルがあって、その間にメカニックの方の協力で、だいぶマシンが仕上がりました。おかげで第5戦北海道では、ようやく4ストマシンで3位表彰台。でも、2-3位争いではなく、3-4位争いの末3位に入ったという納得のいかない内容でした。その後の6戦、7戦では、徐々に4ストマシンにも慣れて来て走り自体は悪くないものの、ちょっとしたミスで表彰台を逃していました。ラップ数が重なって来たり、気持ちにゆとりがなくなると、瞬間的につい2ストの乗り方になってしまうんですね。

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2ストではクリアできないところが4ストではいけてしまう。この力を活かすことが、今の課題という

 そしてSUGOでの最終戦。ここでは2年続けて優勝していたし、マシンもかなり良くなってきていたので、いける! と思っていたんです。しかし、3連覇を意識していたわけではないのですが、例年以上に難しいコース設定で、最後の3ラップ目にミスして2位に… でも最終戦は、トップに絡む展開で、来シーズンにつながるいい走りができたと思います。

 このオフシーズン中に乗り込んで、来季は4ストマシンの高いポテンシャルを活かした走りでレースを盛り上げたいと思います。トライアルは至近距離で観戦できる分、他のカテゴリーのレースよりも迫力を感じいただけるはずですから、ぜひ会場に見に来て下さい。よろしくお願いします。


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