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2026 FIM世界耐久選手権 第3戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第47回大会 YFRTが雨中の激戦で2年連続2位表彰台、YARTは表彰台に4位

ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

2026年7月6日

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 2026年7月3日(金)〜5日(日)に、三重県・鈴鹿サーキットで2026 FIM世界耐久選手権 第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレースが開催され、「YAMAHA FACTORY RACING TEAM(YFRT)」が昨年に続いて2位を獲得しました。また、昨年の世界耐久選手権(EWC)のチャンピオンで、今年もポイントリーダーに立つ「YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team(YART)」が4位入賞を果たし、EWCの首位を19ポイント差で守りました。


 #21をつけるYFRTのライダーラインアップは、昨年と同様に全日本選手権JSB1000にエントリーする中須賀克行選手、MotoGP世界選手権に参戦するジャック・ミラー選手、スーパーバイク世界選手権を戦うアンドレア・ロカテッリ選手。そして#1のYARTは、カレル・ハニカ選手、マービン・フリッツ選手、チームに新加入したレアンドロ・メルカド選手の3名が出場しました。


 7月4日(土)に予定されていたTOP10トライアルは、天候によるコースコンディションの悪化が予想されて中止。スターティンググリッドは前日の3日に行われた計時予選での順位となり、YFRTは5番手、YARTは4番手スタートとなりました。


 7月上旬に鈴鹿8耐が開催されるのは47回の大会史上初でしたが、決勝はほとんどの時間で雨が降り続け、路面はウエットコンディション。5番グリッドのYFRTはミラー選手が、4番グリッドのYARTはフリッツ選手がそれぞれスタートライダーを務めました。ミラー選手はオープニングラップの4番手から、一時7番手にポジションを下げてしまいます。さらにフリッツ選手は6番手を確保しますが、スタートから約35分後にセーフティカーが介入し、約40分後にレースが再スタートするとフリッツ選手は4番手、ミラー選手は5番手にまでポジションを上げました。


 1回目のライダー交代でYFRTはロカテッリ選手、YARTはハニカ選手が出走。午後1時過ぎに雨によるコースコンディションの悪化などで再びセーフティカーが介入。約40分後に再スタートになると、すぐにロカテッリ選手が2番手に上がり、ハニカ選手は4番手をキープします。続くライダー交代で、YFRTからは中須賀克行選手が登場し、安定した走りで2番手を守りミラー選手にマシンを託し、YARTはメルカド選手が4番手でフリッツ選手に交代します。


 その後もYFRTはトップを狙い続けましたが、最終走者のロカテッリ選手がトップの高橋巧選手(ホンダ)に約18秒差に迫った終盤で雨足が強くなり、コースコンディションの悪化のために3回目のセーフティカーが介入しました。そしてこのセーフティーカーが介入したままレースは終了となり、YFRTはトップと同一周回となる188周を走って2位。YARTは同じく188周を走り、4位としEWCでのポイントリーダーを守って最終戦のボルドール24時間で、シリーズ連覇を目指します。




#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM:2位(188周)


中須賀克行選手
「このレースウィークでジャック(ミラー選手)やロカ(アンドレア・ロカテッリ選手)と1年ぶりに合流して、毎セッション毎セッション彼らから熱い思いを感じて、走る勇気をもらいました。そのおかげですべてのセッションを自分なりに走り切ることができましたし、自分の役割をしっかりと果たせたと思っています。決勝では1スティントしか走れなかったのは非常に残念ですし、正直、悔しさもあります。でも、ファクトリーチームとしての決定を尊重します。ジャックやロカと組めて本当によかったと思うし、チームスタッフもミスなくすべてをこなしてくれて、最高の鈴鹿8耐になりました。結果としては2位でしたが、みんなで勝ち獲ったものだと誇りに思っています。これまで鈴鹿8耐ではMotoGPライダーやスーパーバイク世界選手権のライダーたちと一緒に走ってきましたが、彼らはみんな僕に対してリスペクトを持って接してくれました。それこそが、今まで自分がやってきたことへの答えだったんだな、と、改めて思っています。この後の全日本ロードレースでは、彼らのリスペクトに恥じない走りをするつもりです」



ジャック・ミラー選手
「僕たちはマキシマムで鈴鹿8耐を戦い切ったよ! ロカは素晴らしかったし、中須賀さんも見事だった。僕たちライダーやチームの努力を誇りに思っている。100%出し切ったという点では、自分の仕事にも満足しているよ。最初のスティントはリヤに問題があってかなり苦しんだ。生き残るのに精一杯だったよ。2スティント目以降はまったく問題なく、全力でプッシュできたし、トップを走っているホンダとの差を縮めることができた。彼らの背中は少しずつ近付いたけど、今日の僕たちは追い詰めるには十分ではなかったね。僕は世界耐久選手権自体が素晴らしいと思っているし、その1戦である鈴鹿8耐も大好きだ。そして僕はMotoGPの代表としてこのレースに参戦できたことを非常に光栄に思っている。常にマキシマムな姿勢が伝わったのならうれしい。そして改めて中須賀さんについて言いたい。彼は本当にレジェンドと呼ぶにふさわしい存在だよ! どんなに難しい状況でも常にコンスタントで力強い。彼と一緒のピットで過ごせることは、僕にとって大きな喜びだった」



アンドレア・ロカテッリ選手
「本当に鈴鹿8耐はクレイジーなレースだよ! 僕は大好きだ(笑)。昨年は暑さにやられたし、今年は雨だからね。特に雨は予測できないことばかり起こるから難しいけど、タイヤが素晴らしく機能してくれたし、YZF-R1のフィーリングもよかったので、限界までプッシュできた。2位という結果は僕たちの力強いパフォーマンスの成果として、誇るべきものだと思っている。まるで勝ったみたいにそう思えるのは、僕たち全員が全力を尽くしたからだ。僕は来年もスーパーバイク世界選手権でヤマハと契約しているから、鈴鹿8耐もぜひ……と思ってるよ(笑)。中須賀さんと同じチームで走れた僕は、本当に幸せ者だよ。昨年も今年も、彼は僕を迎え入れることに1度も不平を言わず、敬意を持って接してくれたんだ。MotoGPでも表彰台に立ったことがあるライダーと一緒に仕事ができるなんて、最高の経験だよ。しかも44歳でしょう? 僕が44歳だったらこんなタフなレースには出ずに、ビーチに寝そべって太陽を浴びながらドリンクを楽しんでいたいからね(笑)。中須賀さんは本当に素晴らしい才能と決意の持ち主だと思う。“ナカスガチーム”の一員にしてくれたことに、心から感謝している」



吉川和多留監督
「終盤にはライバルを追い詰められましたし、昨年よりは差を縮めることもできました。それでもまだ足りないところが多々あったというのが、昨年に引き続いての2位という結果ですね。正直なところとても悔しいですし、課題もたくさん感じています。チームとしては、ライダーたちやスタッフみんなの最高のパフォーマンスを成果に結びつけることができず、申し訳なく思っています。ジャックとロカからは、改めて世界でトップを狙うライダーたちの素晴らしさを教わりました。彼らは優れたライディングスキルを備えていることはもちろん、勝利に対してとことん貪欲です。細かい点まで決して見逃さず、提案もたくさんしてくれました。私と中須賀選手は長く一緒に組んでいますが、ふたりとも彼らから大いに刺激を受けました。チームとしては、明日からすぐに次に備えるつもりです。ライダーたちも、2位続きでは面白くないでしょう。私たちは勝つためにレースをしていますからね」



YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team:4位(188周)


マービン・フリッツ選手
「できるだけ多くのポイントを獲得するために来たが、まさにそれができた。21ポイントを獲得し、19ポイントのリードで帰路につくことができ、素晴らしい結果だ。昨年は、鈴鹿をノーポイントで去ることとなり、BMWに対するリードもわずか1ポイントだったから、昨年よりはるかに良い状況だ。我々のペースは素晴らしく、チームも素晴らしい仕事をしてくれたし、ピットストップも順調だった。だから、ここ日本での結果には満足している。応援してくれた日本のファンの皆さん、素晴らしい仕事と努力をしてくれたチーム全員、そしていつも温かく迎えてくれるヤマハ・に心から感謝したい。鈴鹿でのレースはいつだって素晴らしいものだ」



レアンドロ・メルカド選手
「このコンディションだから決して簡単なレースではなかったけれど、良い仕事ができたと思う。チーム、そしてチームメイトたちも素晴らしい走りをしてくれた。ミスはなかったし、ペースも本当に強力だった。チャンピオンシップに向けて確実に良いポイントを獲得できたんだ。鈴鹿で表彰台に立つのは特別なことだから、もちろん表彰台には上がりたかった。でも、全体を見れば本当に素晴らしい結果だと思う。これでBMWに19ポイントの差ができたからね。俺たちには強いペースがあったし、ノーミスで本当にクリーンなレースができた。ピットストップもめちゃくちゃ速くて完璧だった。自分自身のパフォーマンスにも満足している。YARTのメンバーとしてここに来たのは初めてだったけれど、すごくフィーリングが良かった。さあ、次はボルドールだ!」



マンディ・カインツ監督
「難しいコンディションの中で本当にタフなレースだったけれど、マービン、カレル、タティ、そしてチーム全員が素晴らしい仕事をしてくれた。もちろん、表彰台を目指してここに来たから、4位という結果は望んでいたものではないけど、チャンピオンシップを考えれば、これは非常に重要な結果だ。ミスはなかったし、ライダーたちは速く、そして安定していた。ピットストップも完璧だったから、このレースの戦い方には満足していいと思う。去年の鈴鹿はノーポイントで終わってしまい苦しいものだったからこそ、今回はこの週末で21ポイントを獲得し、チャンピオンシップで19ポイントのリードで最終戦を迎えられるのはポジティブなことだ。今日はBMWが強かったけれど、自分たちのレースに集中し、非常にトリッキーなコンディションの中でしっかりとバイクをチェッカーまで運んだ。ここからは気持ちをボルドールに切り替えて、タイトルの防衛に向けてすべてを出し切る!」



正式決勝結果

Pos. No. Team Machine Laps
1 30 Honda HRC Honda 188 Laps
2 21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM Yamaha 188 Laps
3 37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM BMW 188 Laps
4 1 YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team Yamaha 188 Laps
5 76 AutoRace Ube Racing Team BMW 188 Laps
6 12 Yoshimura SERT Motul Suzuki 186 Laps
7 0 Team SUZUKI CN CHALLENGE Suzuki 186 Laps
8 73 SDG Team HARC-PRO. Honda Honda 185 Laps
9 88 Honda Asia-Dream Racing with Astemo Honda 185 Laps
10 40 Team ATJ with NTT docomo Business Honda 184 Laps
12 50 MARUMAE TEAM KODAMA Yamaha 183 Laps
18 65 Motobox Kremer Racing by 321 Yamaha 180 Laps
29 111 Team Matsunaga KDC x GEARS Yamaha 174 Laps
30 99 Elf Marc VDS Racing Team/KM99 Yamaha 173 Laps
34 26 Verity & fenice with KIRINJISHI Yamaha 171 Laps
37 711 BAKUON!!Team NAGANO&Y.S.S.RD Yamaha 170 Laps
38 57 HIMEJI NICHIRIN RACING Yamaha 168 Laps
44 36 3ART Best Of Bike Hamaguchi Yamaha 161 Laps
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