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MotoGP世界選手権 MotoGP公式テストライダーとしてフェルナンデス選手と2026-2027年の契約を締結

ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

2025年9月12日

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 ヤマハ発動機株式会社はアウグスト・フェルナンデス選手と、MotoGP公式テストライダーとして新たに2026-2027年の契約を締結しました。フェルナンデス選手は今シーズン、IRTAテストやプライベート・テスト、ワイルドカード参戦など、「Yamaha Factory Racing Test Team」のマシン開発プログラムで重要な役割を担っており、2026-2027年も引き続き同様の任務にあたります。

 2022年Moto2世界選手権のチャンピオンであるフェルナンデス選手は、MotoGPで2年間(2023-2024年)、Moto2で6年間(2017-2022年)活躍し、MotoGPパドックの中でも豊富な経験を持つライダーの一人です。2025年から「Yamaha Factory Racing Test Team」に加入し、テストライダー兼ライダー・パフォーマンス・アドバイザーのアンドレア・ドビツィオーゾ選手、当社のエンジニア、そして2つのヤマハMotoGPチームとの連携において、重要な存在であることを証明しました。

 フェルナンデス選手は今後も、IRTAテストやプライベート・テスト、ワイルドカード参戦を通じたMotoGPマシンの開発プログラムにおいて当社の技術者をサポートしていきます。またヤマハMotoGPライダーが欠場を余儀なくされた場合にはその代役も務める予定です。



パオロ・パヴェシオ(Yamaha Motor Racingマネージングディレクター)
「アウグストがYamaha Factory Racing Test Teamとの協力関係を継続することとなり、うれしく思います。今年のはじめに加入して以来、その明晰さと技術面の洞察力を活かして開発プログラムに貢献し、目覚ましい成果を上げています。特にアンドレア・ドビツィオーゾとの相乗効果により、テストやワイルドカード参戦において非常に大きな価値を生み出しています。 昨年までMotoGPにフル参戦していたアウグストは、身体能力・技術力ともに最高の状態を維持しており、ストレスのかかるV4エンジンを搭載するプロトタイプのテストには理想的な人材です。彼のフィードバックは、パフォーマンスの評価と競争力向上に大きく貢献しています。
またテストライダーとしての役割に加え、シーズン中に必要が生じた場合は、“5人目のファクトリーライダー”として代役を務めることになります。
アウグストの継続的な貢献が、“Plan V”と2027年に向けた新型850㏄マシンの開発という同時並行で進めるというヤマハのレーシング・ヒストリーで最も重要な技術的チャレンジにおいて、成功の鍵になると確信しています」



アウグスト・フェルナンデス選手(Yamaha Factory Racing Teamテストライダー)
「ヤマハでさらに2年間続けられることを大変嬉しく思います。今年はここまで素晴らしい道のりでした。最初から、スタッフ、テストチーム、そしてヤマハに関わるすべての人々と良い関係を築いてきました。さまざまなプロジェクトが進行する重要な時期にあって、Yamaha Factory Racing Test Teamの一員として、ここにいられること、そして仕事を続けられることを誇りに思い、幸せを感じています。ヤマハブランドを再びトップに押し上げるために、全力を尽くします」

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