AMAモトクロス選手権 ヘイデン・ディーガン選手が250MXを連覇、250SXウエストと二冠達成
ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。
2025年9月9日

2025年8月24日(土)、AMAモトクロス選手権の最終戦となる第11戦バッズクリークで、「Monster Energy Yamaha Star Racing 250 Team」から「YZ250F」で参戦する#1 ヘイデン・ディーガン選手が、今シーズン7度目の総合優勝(2位/1位)によりチャンピオンを獲得し、2024年に続き同クラス連覇を達成しました。さらにディーガン選手は今シーズン、AMAスーパークロス選手権に併催される250SXウエストでもチャンピオンを獲得していることから、シーズン二冠となります。
2023年、17歳だったディーガン選手は、250SXイーストでプロデビューしランキング2位。続く250MXではランキング4位とし、この年から始まったAMAスーパーモトクロス世界選手権の250SMXでチャンピオンを獲得しました。さらに2024年には250SXイーストでランキング2位、250MXではプロクラス初のチャンピオンを獲得して250SMXでは連覇を達成したのです。
2025年も「YZ250F」とディーガン選手の勢いは止まることがありませんでした。250SXウエストでスーパークロス初タイトルを獲得すると、5月24日に開幕した250MXでは第1戦FOXレースウェイと第2戦ハングタウンで行われた4レースすべてで勝利しランキングトップに立つと、第4戦ハイポイントと第5戦サウスウィックでも再び 4レース連続で優勝しシーズン前半だけで4回の総合優勝を獲得し、ランキング2位に58ポイント差で独走体制を築きました。
その後も第7戦、第9戦で総合優勝を重ねたディーガン選手は、ランキング2位と43ポイント差で最終戦のバッズクリークを迎えます。そのMoto1で2位としてチャンピオンを決定すると、続くMoto2では優勝し、シーズントータルでは優勝13回、2位7回、3位1回、7回の総合優勝という圧倒的な成績でシーズンを締め括りました。

へイデン・ディーガン選手
「250タイトルを獲得できて興奮しています。さらにMoto優勝と総合優勝を飾ることができたこともうれしいです。僕が言えるのはこのスポーツはとても過酷なので、頂点に立った時の気分は最高だということです!」


ウイル・ハーン総監督
「シーズンを最高の形で締めくくることができました。へイデンが開幕戦からトップに立ち、トップで終えたことをすごくうれしく思っています。また今大会はチームとして本当に素晴らしい一日になりました。全員がMotoで、あるいは総合結果でシーズンベストを更新しました」