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2025 Hertz FIMトライアル世界選手権 第3戦 大成ロテック日本グランプリ 全日本に投入する「TY-E 3.0」と「TY-E 2.2」で3選手が「Trial 2」に参戦

ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

2025年5月16日

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 2025年5月17-18日(土・日)、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催される2025 Hertz FIMトライアル世界選手権 第3戦 大成ロテック日本グランプリの「Trial2」に、「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の黒山健一選手と氏川政哉選手が、最新型電動トライアルバイク「TY-E 3.0」で、「Team NOZAKI YAMALUBE YAMAHA」の野崎史高選手が、2023年の投入以来、熟成を重ねてきた「TY-E 2.2」で出場します。

 ヤマハ発動機株式会社は2018年に初代「TY-E」を開発して以来、黒山選手とともに国内外のレース参戦を通じて開発を続けてきました。2023年からは、3年間にわたる全日本最高峰IAスーパーへのフル参戦を通じて、内燃機関を上回る性能と楽しさを持った電動バイクの市販化につながる技術の獲得と、全日本最高峰IAスーパーでのチャンピオン獲得を目的としたプロジェクトをスタートしました。

 そして3年目にあたる今年、集大成となる「TY-E 3.0」を全日本の開幕戦から投入。本モデルでは、内燃機関に匹敵するパフォーマンスを目指し、以下の特長を備えています。1)豊富な低速トルクを引き出し、EV特有の運動性能を提供するトルクデザイン、2)さまざまな地形に対応できる2速の変速機構、3)ライダーの感性に寄り添い直感的に操作できる制御技術、4)EVの駆動特性に最適化した車体ディメンション、5)ライダーの自由な動きに対応すべくさらなる軽量化を行ったボディ、6)回転の上昇を感じ取れるモーターと静かなサウンドデザインです。

 さらに黒山選手の車両には、カヤバ株式会社が初めてトライアルバイク用に開発したプロトタイプの前後サスペンションを採用し、戦闘力のアップを図っています。

 全日本では開幕戦で2位、第2戦では優勝している「TY-E 3.0」ですが、日本グランプリでは「TY-E 3.0」と他社メーカーの電動バイクとの比較を行いながら、国内最大級のトライアルレースとして、ライダーとともに昨年を超える成績を目指して果敢にチャレンジし、母国GPを盛りあげます。

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