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AMAモトクロス選手権250MX ディーガン選手&YZ250Fが最終戦を待たずに初のチャンピオンを獲得

ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

2024年8月23日

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 2024年8月19日(土)、「Monster Energy Yamaha Star Racing」からAMAモトクロス選手権250MXにYZ250Fで参戦する#38ヘイデン・ディーガン選手が、メリーランド州メカニクスビルで行われた第10戦バッズクリークで優勝/10位(総合3位)を獲得し自身初となるチャンピオンに輝きました。ヤマハ発動機株式会社にとっては2020年のディラン・フェランディス選手以来のチャンピオン獲得となります。

 ディーガン選手は2023年、当時17歳でプロデビューを果たし、AMAスーパークロス選手権の250SX Westに出場してランキング2位、続くAMAモトクロス選手権ではランキング4位を獲得。さらにAMAスーパーモトクロス選手権の250SMXでは初代チャンピオンに輝き大活躍でシーズンを終えました。そして2年目、今年1月からのスーパークロスは250SX Eastに出場し、トップにわずか4ポイント差のランキング2位とします。

 5月末からスタートした250MXでは、開幕戦のFOXレースウェイで総合優勝。続く第2・3戦でも総合優勝と開幕3連勝でランキング2位に23ポイント差をつけスタートダッシュに成功しました。その後も勢いは止まることなく、第5・8戦で総合優勝など、第9戦ユナディラを終えた時点でランキング2位のL・キッチン選手(カワサキ)に70ポイント差をつけチャンピオンに王手をかけました。

 そして第10戦バッズクリークでは、ディーガン選手がMoto1で優勝すると、ライバルが3位となり75ポイント差がついたことから、Moto2を待たずして2024年250MXのチャンピオンを決定しました。ディーガン選手の第10戦を終えての成績は、優勝9回、2位7回、3位1回、総合優勝は5回、合計445ポイントを獲得する圧倒的な強さを見せており、9月7日からのスーパーモトクロス250SMXでは連覇に挑みます。



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ヘイデン・ディーガン選手談
Yamaha Motor Racingマネージングダイレクター、Monster Energy Yamaha MotoGPチーム代表

「素晴らしい1日になりました。予選は2回ともトップ。Moto1では優勝しチャンピオンを獲得することができて良かったです。Moto2はチャンピオンが決まっていたのでプッシュするのは難しかったですね。ただ表彰台に立ってチャンピオンを獲得したいと思っていました。プロ・モトクロスのチャンピオンを獲得できたことに興奮しています。これでまた一つ目標を達成できました。そして3週間後にはスーパーモトクロスの連覇に挑みます」



ジャンセン・ハンドラー、チーム・マネジャー談
「今日は目標を達成できました。いち早く決めることができよかったし、ヘイデン選手とチームをとても誇りに思います。また、彼と彼の家族は、チームの全員と同じようにたくさんの努力をしてくれました。チャンピオンを獲得できたのは違いなくチーム全体の努力であり、それが実を結んだのは素晴らしいことです。とても満足していますが、これからも努力を続け、最終戦ではシーズンを力強く締めくくり、その後スーパーモトクロスでタイトルの防衛を目指します」

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