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ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。
MotoGP世界選手権
TotalEnergiesがMonster Energy Yamaha MotoGPの公式燃料サプライヤーに就任
2024年6月27日
「Monster Energy Yamaha MotoGP」は、チームの新しい公式燃料サプライヤーであるTotalEnergies(トタルエナジーズ)の協力のもと、2024〜2026年にかけて40%非化石燃料の提供を受けます。
ヤマハ発動機株式会社は、トタルエナジーズと3年間の契約を締結し、世界的なエネルギー企業である同社を「Monster Energy Yamaha MotoGP」の公式燃料サプライヤーに迎えました。
トタルエナジーズが当社のMotoGPチームに供給する燃料は、MotoGPの技術規則(2.4.5.1 Fueland Oil)に基づく、40%非化石の燃料となります。また本製品は、トタルエナジーズと当社のエンジニアリングチームによるコラボレーションにより、YZR-M1のエンジン専用に、出力の最大化と燃料消費量を最小化すること目指し開発しています。また本製品は、「Excellium additive technology」を含むトタルエナジーズの最先端技術を使用しています。
鷲見崇宏
ヤマハ発動機株式会社 MS開発部長、(兼)ヤマハ・モーター・レーシング社長
「トタルエナジーズとの重要なパートナーシップを発表できることを嬉しく思います。これは、Yamaha Factory Racing MotoGPの持続可能性と環境開発の取り組みにとってとても重要な一歩です。当社はMotoGPにおいて、より環境に優しい未来を目指しています。トタルエナジーズとのコラボレーションでは、緊密な協力関係と技術革新への情熱を共有することにより、当社の競争力を強化します。当社とトタルエナジーズが共同開発した現在の40%非化石燃料は、すでに大きな可能性を示しており、このパートナーシップを継続して持続可能性を推進し、MotoGP界における新たな指標を作っていくことを楽しみにしています」
ピエール・ゴーティエ・カローニ氏談
トタルエナジーズ・マーケティング・サービス、モータースポーツ担当副社長
「ヤマハ発動機のようなメーカーと技術提携できることを嬉しく思います。私たちは、企業戦略の中核となる持続可能性について、同じ思いを共有しています。だからこそ、ヤマハ発動機とともにレース用の燃料を40%非化石にし、MotoGPの脱炭素化に貢献するという重要な一歩を踏み出しました。当社の技術チームは、ヤマハ発動機の技術チームと緊密に連携し、YZR-M1のエンジン性能を新たな非化石燃料技術でさらによくすることに取り組んでいます」
ご参考:トタルエナジーズについて
トタルエナジーズは、石油、バイオ燃料、天然ガス、グリーンガス、再生可能エネルギー、電力などのエネルギーを生産・販売するグローバルな総合エネルギー企業です。10万人を超える従業員は、より多くの人々に、より信頼性が高く、より手頃な価格で、より持続可能なエネルギーを提供することに尽力しています。約120ヵ国で事業を展開するトタルエナジーズは持続可能性を、戦略、プロジェクト、事業の中心に据えています。