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ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

2024 Hertz FIMトライアル世界選手権 第1戦 大成ロテック日本グランプリ
黒山選手を筆頭に3台の電動トライアルバイク「TY-E2.2」でTrial 2に参戦

2024年5月13日

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 ヤマハ発動機株式会社は、5月18-19日(土・日)、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催される2024 Hertz FIMトライアル世界選手権 第1戦 大成ロテック日本グランプリのTrial2に、3台の電動トライアルバイク「TY-E 2.2」で挑みます。
 ライダーは、全日本のIAスーパーに参戦する黒山健一選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、氏川政哉選手(bLU cRU VICTORY)、野崎史高選手(Team NOZAKI YAMALUBE YAMAHA)です。


 今回は、2023年の第5戦北海道大会に投入して以来開発を続けてきた「TY-E 2.2」のポテンシャルを、ライダーと開発者が世界レベルで確認し、次の進化につながる課題を抽出することが目標です。
 同時に3名のライダーは、6月2日に同会場で行われる全日本選手権の第3戦もてぎ大会を視野に入れながら、昨年の日本グランプリのDay2で黒山選手が獲得した4位を上回る表彰台の獲得を目指します。


 電動トライアルバイク「TY-E」は2018年、EV開発の課題である「コンポーネントの高出力小型軽量化」「意のままに操れる運転のし易さ」の克服を目指して開発。黒山選手と世界選手権に併催されるTrial E CUPに2019年まで参戦し、2年連続でランキング2位を獲得しました。
 2020年以降は活動を休止していましたが、2022年に「TY-E 2.0」を開発し再始動。2023年には、内燃機関を上回る性能と楽しさにつながる技術の獲得と、電動車での全日本チャンピオンを目指し、進化を遂げた「TY-E 2.1」と黒山選手がIAスーパーへのフル参戦をスタート。シーズン途中で「TY-E 2.2」にバージョンアップし、ランキング3位を獲得しました。
 2024年からは3台の「TY-E 2.2」を全日本に投入して開発を加速させつつ、初優勝とチャンピオン獲得に挑んでおり、ここまで2戦を終え黒山選手が2位を2回獲得しランキング2位につけています。

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