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ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

ジョナサン・レイ選手が2024-2025年、ヤマハからスーパーバイク世界選手権に参戦

2023年9月5日

 Yamaha Motor Europeは、スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)で6回のチャンピオンに輝いているジョナサン・レイ選手と2024年から2年間の契約を結びました。これに伴いレイ選手は、「Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Official Team」からアンドレア・ロカテッリ選手と同選手権に参戦します。


 レイ選手は2015〜2020年まで6年連続でWorldSBKのタイトルを獲得し、圧倒的な強さでシリーズを席巻。それだけにとどまらずWorldSBKに401回出場し、優勝119回、表彰台256回、ファステストラップ102回と、いずれもクラス最多の数字を記録したWorldSBK史上最も成功したライダーです。
 北アイルランド出身のレイ選手は獲得ポイント数においても最多を誇り、2008年に同クラスにステップアップして以来、6,000ポイント以上を積み上げています。これに加えて、初優勝から直近の優勝までの期間が2009年のミサノ大会から2023年のモスト大会までと最長であり、ポールポジションを41回獲得し、ランキングでは2014年以降、常に3位以上をキープしてきました。


 このように輝かしい経歴にもかかわらず、レイ選手はいまだ成功へのモチベーションは高く、その目標は優勝回数をさらに増やし、史上初となるWorldSBKで7回目のタイトルを獲得することです。


 Yamaha Motor Europeとレイ選手は2年契約に合意。これによりレイ選手は、チームメイトとなるロカテッリ選手と素晴らしいパートナーシップを築きながら、非常に競争力の高い「Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Official Team」のYZF-R1で2025年まで戦います。



エリック・ドゥ・セイン談(ヤマハ・モーター・ヨーロッパ社長兼最高経営責任者)
「レイ選手をヤマハ・ファミリーに迎えられることをとてもうれしく、ともに未来に向けた協力関係を築いていきたいと強く願っています。勝利に対するモチベーションやWorldSBKに対するパッションは、両者が同じものを持っています。私たちも彼と同様に、ここ数年は世界チャンピオンを経験しており、もう一度、頂点に立ちたいという願いがあります。成功への意欲、決意、渇望は彼のキャリアを通して一貫しており、そうした資質が成功を後押ししてくれると考えます。私たちは、レイ選手が世界選手権での記録をさらに伸ばし、歴史にその名前を一層、大きく刻むことができると心から信じています。また同様に、それを私たちとともに達成できると確信しています。レースですでに実証されているYZF-R1のポテンシャルをさらに引き上げ、2024年と2025年で共通の目標を達成するために、彼が必要とするものを提供するべく懸命に仕事に取り組んでいきます」

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