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ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。
MotoGP世界選手権 アンドレア・ドビツィオーゾ選手と2021年~2022年までの契約に合意
2021年9月16日
ヤマハ発動機株式会社は、フランコ・モルビデリ選手の「Monster Energy Yamaha MotoGP」加入を受けて、アンドレア・ドビツィオーゾ選手を「PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team」に迎えることを決定しました。ドビツィオーゾ選手は2021シーズンの残りの5戦と2022年のフルシーズンを当社のサテライトチームから参戦します。
ドビツィオーゾ選手はMotoGPクラスで3回のランキング2位獲得を含め、最高峰クラスから小排気量クラスまで、多くの優勝を成し遂げてきた非常に経験豊富なライダーです。レイトブレーキングを得意とし、バトルにおいてはクリーンな戦いを見せるライダーとして知られています。「YZR-M1」のライディング経験もあり、ヤマハのライダー・ラインアップをより充実させる最適な人選だと考えています。ヤマハのサテライトチームから参戦した2012年には、3位6回などの活躍でランキング4位を獲得しています。
当社をはじめ、世界中のMotoGPファンの皆様がドビツィオーゾ選手の「YZR-M1」での復帰を楽しみにしています。キャリアの第2章は、モルビデリ選手のかつてのマシンでスタートし、2022年は当社のフルサポートにより、ファクトリー・スペックの「YZR-M1」を駆ることになります。
リン・ジャービス談(ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクター)
「ドビツィオーゾ選手のように才能あふれるMotoGPスターがヤマハのライダー・ラインアップに加わることとなり非常にうれしく思います。彼をMotoGPプログラムで非常に重要なメンバーとしてYamaha MotoGPグループに温かく迎えたいと思います。
私たちは今シーズン、まったく予期せぬ事態に直面することになりました。いままでに見たことにない不運な出来事を経験しましたが、これを今、新しいチャンスととらえられるようになりました。
ドビツィオーゾ選手はしばらくMotoGPから遠ざかっていましたが、彼の才能をもってすれば、すぐに以前のスピードを取り戻すと確信しています。ヤマハのサテライトチームのメンバーとして、彼とともに仕事をすることを楽しみにしています。そしてあらゆる方法で彼をサポートしていきます」
アンドレア・ドビィツィオーゾ選手談
「ヤマハとともにレースに参加することは、常に私の夢でした。私にとっては厳しい戦いになりますが、このお話をいただいたときに迷うことはありませんでした。
新しいマシン、新しいチーム、新しいワーキング・システム。これから学ばなければならないことがたくさんあります。ホームGPのミサノから大きなチャレンジが始まります。とてもエキサイティングです。M1に乗る日を待ちきれません!」
アンドレア・ドビィツィオーゾ
生年月日 | 1986年3月23日 |
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出身地 | イタリア・フォーリムポポリ |
国籍 | イタリア |
身長 | 165cm |
体重 | 68kg |
グランプリ初出場 | 2001年/イタリアGP(125cc) |
グランプリ初勝利 | 2004年/南アフリカGP(125cc) |
グランプリ勝利数 | 24(MotoGP:15、250cc:4、125cc:5) |
表彰台獲得数 | 103(MotoGP:62、250cc:26、125cc:15) |
ポールポジション獲得数 | 20(MotoGP:7、250cc:4、125cc:9) |
ファステストラップ獲得数 | 22(MotoGP:11、250cc:8、125cc:3) |
2020年 | 世界選手権MotoGP ランキング 4位(135ポイント) |
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2019年 | 世界選手権MotoGP ランキング 2位(269ポイント) |
2018年 | 世界選手権MotoGP ランキング 2位(245ポイント) |
2017年 | 世界選手権MotoGP ランキング 2位(261ポイント) |
2016年 | 世界選手権MotoGP ランキング 5位(171ポイント) |
2015年 | 世界選手権MotoGP ランキング 7位(162ポイント) |
2014年 | 世界選手権MotoGP ランキング 5位(187ポイント) |
2013年 | 世界選手権MotoGP ランキング 8位(140ポイント) |
2012年 | 世界選手権MotoGP ランキング 4位(218ポイント) |
2011年 | 世界選手権MotoGP ランキング 3位(228ポイント) |
2010年 | 世界選手権MotoGP ランキング 5位(206ポイント) |
2009年 | 世界選手権MotoGP ランキング 6位(160ポイント) |
2008年 | 世界選手権MotoGP ランキング 5位(174ポイント) |
2007年 | 世界選手権GP250 ランキング 2位(260ポイント) |
2006年 | 世界選手権GP250 ランキング 2位(272ポイント) |
2005年 | 世界選手権GP250 ランキング 3位(189ポイント) |
2004年 | 世界選手権GP125 ランキング チャンピオン(293ポイント) |
2003年 | 世界選手権GP125 ランキング 5位(157ポイント) |
2002年 | 世界選手権GP125 ランキング 16位(42ポイント) |