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ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

MotoGP世界選手権 クラッチロー選手がモルビデリ選手の代役として3戦に出場

2021年7月29日

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 「PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team」は、左ひざの手術を受けたフランコ・モルビデリ選手が回復するまでの間、代役としてカル・クラッチロー選手を起用することを決定しました。


 クラッチロー選手は、オーストリアのシュピールベルクで行われる2戦と、ホームレースとなるイギリスGPの計3戦に出場します。クラッチロー選手は2011年から3シーズンにわたりヤマハからMotoGPに参戦。現在はファクトリーチームのテストライダーおよび、開発ライダーを務めています。



ラズラン・ラザリ、チーム代表談
「モルビデリ選手が手術から回復するまでの代役として様々な名前が候補にあがりましたが、ヤマハと我々チームの共通の答えがクラッチロー選手でした。彼は経験豊富で信頼でき、現在はヤマハのテストライダーも務めています。彼を迎えることは、サテライトチームの私たちがヤマハを助けるための一歩になると考えています。またクラッチロー選手にとっても、私たちのマシンに乗ることで今後のテストや開発に役立てることができるでしょう。クラッチロー選手は3レースに出場する予定ですが、成績については具体的な目標はありません。私たちは彼を全力でサポートし、チームで充実した時間を過ごしてほしいと思っています。すでにチームの何人かと面識があり、そのことが助けになるでしょう。彼は挑戦に向けて準備を整えています」


カル・クラッチロー選手談
「今年、テストライダーとしてヤマハに戻ってくることができました。そして必要な時にはレースに出場することもできるというのは、私だけでなくヤマハやチームにとっても良いことでしょう。今はPETRONAS Yamaha SRTのマシンに乗ることをとても楽しみしていますが、もちろんこれは決してベストの状況ではなく、私はモルビデリ選手の術後の良好な経過を願っていますし、より強くなって戻ってくることを期待しています。この2年間、素晴らしい走りを見せてくれているので、必ず期待に応えてくれると信じています。この3戦に向けて目標を立てるのは難しく、それよりもマシンへの理解を深めることを重視したいと思っています。いろいろなマシンを比較し、多くのデータを集めてヤマハに提供できることが強みになるでしょう。MotoGPは非常に厳しい戦いなので、困難な状況に追い込まれるかもしれません。でも私はそれをとても楽しみにしているのです。またオーストリアでチームのみんなに会うのを楽しみにしています。ウィルコ・ズィーレンベルグは2009年にスーパースポーツに参戦したときのチームマネジャーですし、ヨハン・スティゲフェルトとは数年にわたって競い合った仲です。彼らのところへ帰るのを本当にうれしく思います」

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