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ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

ヤマハ発動機、バレンティーノ・ロッシ選手と2021年の契約を更新

2020年9月27日

 ヤマハ発動機株式会社は、バレンティーノ・ロッシ選手と2021年までの1年間の契約更新に正式に合意しました。ロッシ選手は当社の全面的なサポートのもと、「PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team」から、ヤマハファクトリーライダーとして2021年のMotoGP世界選手権に参戦します。

 ロッシ選手は今年、当社のファクトリーライダーとして15シーズン目を迎え、これまでに世界タイトル4回、表彰台142回、56勝、250レースに出場しています。「Yamaha Factory Racing MotoGP Team」は、これまでのロッシ選手の貢献に感謝の意を表するとともに、2020年の残りのレースも全面的なサポートを行い、ライダー、コンストラクター、チームの世界選手権タイトルの三冠を目指します。


バレンティーノ・ロッシ選手談
「2021年、PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamで走り続けられることをとても嬉しく思います。この決断を前に、いろいろと考えました。MotoGPでトップに立つにはハードワーク、毎日のトレーニングをこなす、アスリートライフを送らなければなりませんが、私はそれが好きですし、まだ走りたいと思っています。そして今年の前半にヤマハと相談した際、ファクトリーチームでなくとも、ファクトリーマシンとファクトリーサポートが保証されていると言ってくれたのです。またPETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamに移籍できることをとても嬉しく思っています。彼らは若いチームですがとても真面目で、非常によく組織化され、トップチームであることを示しています。今年はクルーチーフも変更しましたが、とても素晴らしい仕事をしているし、これからさらに良くなっていくと思います。チームの雰囲気がとても好きなので、それも続けようと思った理由の一つです。モルビデリ選手がチームメイトになってくれるのは嬉しいし、彼はアカデミーライダーなので共に仕事をして、良い結果を得たいと思います」

リン・ジャービス談(ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクター)
「ロッシ選手がMotoGPに残ることを嬉しく思います。ヤマハのファクトリーチームでの最後のシーズンとなる今季は、世界選手権で25年目、ヤマハでは15年目のシーズンとなります。私たちは当初、2021年もMotoGPに残留するならば全面的にサポートし、ファクトリー仕様のYZR-M1を提供すると約束していましたが、最終的にはそれが彼の決め手になりました。私は以前、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたMotoGPシーズンに、伝説的なライダーがキャリアを締めくくるのにふさわしくないと述べましたが、少なくとももう1シーズンは続けることを決めてくれたのは素晴らしいことです。来年、ファンの皆さまが再びサーキットに戻ってきて、素晴らしい活躍を見ることができるようになることを願っています。PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamには、ロッシ選手をチームに迎え入れるために熱意を持って協力してくれたことに感謝します。若いチームですが、非常にプロ意識が高く、優勝争いをしており、ランキング上位にも名を連ねているので、ロッシ選手が安心して最高のパフォーマンスを発揮できると確信しています」

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