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ヤマハとバレンティーノ・ロッシ、新たに2年間の契約更新で合意

2016年3月19日

 ヤマハ発動機株式会社はこのたび、V・ロッシとの2年契約更新を発表。2017年と2018年も引き続き、Movistar Yamaha MotoGPの一員としてMotoGP世界選手権に参戦することが決定した。
 ロッシは2013年にヤマハに復帰以来、走るレジェンドライダーとして活躍しており、その結果として、今回の契約更新が実現。
 「YZR-M1」との特別な結びつきは2004年にスタート。ヤマハでの初レースとなった南アフリカGP、ウェルコム・サーキットで鮮やかな優勝を飾り、以来、“ザ・ドクター”と「YZR-M1」のコンビは圧倒的な強さを維持しながら10年間で4タイトル、53勝を成し遂げた。
 昨シーズンは優勝4回を含め15回の表彰台。ヤマハはロッシとのパートナーシップに信頼をおき、2016シーズンと、その先の2年間も、ともにチャンピオン獲得を目指してゆく。

リン・ジャービス談(ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクター)

「バレンティーノとの契約更新は、世界中のヤマハファンとMotoGPファンにとって非常にうれしいニュースになると確信している。新しいシーズンを迎えるにあたって、これ以上の素晴らしい選択肢はないだろう。バレンティーノからは、大好きなモータースポーツとヤマハ・ブランドへの傾倒の表明があり、ヤマハからは、4つのタイトルをもたらし、常にこのスポーツに情熱を持ち続け、2年連続でランキング2位を獲得したことからもわかるように、依然として非常に高い競争力を維持しているライダーヘの正しい評価の確認があった。2013年のヤマハへの復帰は“人生の決断”であったが、このたびの契約更新は、バレンティーノが本当に、そのレーシングライダーとしてのキャリアをヤマハで終える決意である。しかしその前に、ヤマハファンはあと3年間、10度目のタイトル獲得を目指す“ザ・ドクター”の挑戦を見続けることができるのだ」

V・ロッシ選手談

「ヤマハとの契約を更新し、さらに2年間、ともにMotoGPで戦うことができるようになり非常に喜んでいる。戦う能力が残っている限り、そして同時に、それを楽しむことができる限り、少しでも長くこのモータースポーツにかかわっていくことが僕の目標だからね。だから今回の契約にもとても満足しているんだ。2013年にヤマハに復帰して以来、故郷に戻ってきたような気持ちを持ち続けてきた。そしてそれが成績にもつながったと思っている。Movistar Yamaha MotoGPのみんなとともに働くことに喜びを感じ、彼らの変わらない暖かいサポートに心から感謝している。今シーズンも、そしてその次の2年間もベスト・リザルトを目指してYZR-M1に乗り続けていきたい。また、いつも、どんなときでも僕を支え、レースをより素晴らしいものにしてくれるファンのみんなにも大きな声で“ありがとう”を!僕ら全員がこれからもMotoGPをエンジョイできるように、一戦、一戦プッシュし続けるよ」

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