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ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

2015 MotoAmerica AMA/FIM North American Motorcycle Road Racing Championship
キャメロン・ボビエ選手&YZF-R1がスーパーバイククラスで初代チャンピオンを獲得

2015年9月16日

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 2015年9月11〜13日、2015 MotoAmerica AMA/FIM North American Motorcycle Road Racing Championshipの最終戦となる第9戦が、ニュージャージー・モータースポーツパークで開催され、Monster Energy/Graves/Yamahaから新型「YZF-R1」で、最高峰のスーパーバイククラスに参戦したキャメロン・ボビエ選手が、全9戦18レース中8勝の活躍で初代チャンピオンに輝きました。

 また、併催のスーパーストック1000クラスでは、RoadRace Factory/Yamahaのジェイク・ガニエ選手が、同じく「YZF-R1」でチャンピオンを獲得。スーパースポーツクラスは、第8戦ですでにYamalube/Y.E.S./Graves/Yamahaから「YZF-R6」で参戦するJD・ビーチ選手がチャンピオンを獲得していたことから、ヤマハはMotoAmerica初開催となる2015シーズンにおいて、クラス3冠を達成しました。

 スーパーバイククラスのチャンピオン争いは、ボビエ選手と、そのチームメイトであり、昨年までのAMA Pro Road Racingスーパーバイククラスで4度チャンピオンとなっているジョシュ・ヘイズ選手の一騎打ちとなりました。新型「YZF-R1」を駆る2人は、第8戦16レースでライバルを圧倒し、ともに8勝をあげ、ボビエ選手が18ポイントのリードで最終戦を迎えました。
 その最終戦で2人は、ヤマハ創立60周年を記念したイエロー&ブラックの「YZF-R1」で出場。Race1ではヘイズ選手が優勝、ボビエ選手が2位とし2人の差は13ポイントへ。Race2ではヘイズ選手が今季10勝目を獲得するも、ボビエ選手が3位とし、4ポイント差でチャンピオンを決定しました。
 これにより、新型「YZF-R1」とヤマハライダーは、18レースすべてで優勝を獲得したほか、昨年までのAMA Pro Road Racingを含め、最高峰クラスにおいて6シーズン連続でチャンピオンを獲得。改めて「YZF-R1」の速さを証明するシーズンとなりました。

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 併催されたスーパーストック1000クラスでは、2014年、スーパースポーツクラスのチャンピオンであるガニエ選手が、2位と43ポイント差のランキングトップで最終戦に臨み、Race1で今季12回目の勝利を飾って初代チャンピオンに輝くと、Race2でも13勝目を獲得してシーズンを締めくくりました。なお、スーパーバイククラスと同様、新型「YZF-R1」とヤマハライダーは、18レースのすべてで優勝し、ランキングでもトップ5を独占しました。合わせて、スーパースポーツクラスでも、ビーチ選手を筆頭にランキングのトップ3をヤマハライダーが独占しました。

キャメロン・ボビエ選手談(スーパーバイク:チャンピオン)

「このレースでは、クラッシュのリクスを避けるため、僕は全力を出し切った。そのため、かなり慎重なライディングになった。Race1でいくつかのミスしてしまってから、最大限の注意を払おうと決めたんだ。こうして僕は、この新型YZF-R1を駆り、自身2度目のスーパーバイククラス参戦で、タイトル獲得という夢を叶えた。そして、素晴らしいチームメイトであり、偉大なチャンピオンであるジョシュの存在が、僕にとても良い影響を与えてくれたことに感謝しなければならない」

ジョシュ・ヘイズ選手談(スーパーバイク:ランキング2位)

「今日は両レースで勝つことができて光栄。今回は今までで最も厳しいレースのひとつで、すべてを出し切った。キャメロンには心から祝福を贈りたい。今シーズンの9戦18レースで、僕の不運が彼よりも若干多かったみたいだ。キャメロンは1年を通して素晴らしかった。彼の成果を誇りに思うよ。もし僕以外のライダーがチャンピオンになるならチームメイトがいいと思っていたのでうれしいよ」

ジェイク・ガニエ選手談(スーパーストック1000:チャンピオン)

「新型YZF-R1で参戦し、とてもよいシーズンを送ることができた。この1年を通してすばらしいマシンを準備してくれたチームのハードワークにとても感謝している」

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