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ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。
モータースポーツ活動60年、世界の人々と感動の共有を目指して
「ヤマハ モータースポーツ メディア発表会」を開催
2015年2月6日
ヤマハ発動機株式会社は、2月5日、マレーシア・セパンのサマサマホテルにて、「ヤマハ モータースポーツ メディア発表会」を開催し、今年60年を迎えるモータースポーツ活動の方針およびMotoGP世界選手権シリーズ参戦体制、アジア・アセアンで実施する新たな施策について発表しました。
イベントでは、当社におけるモータースポーツ活動の中心となるMotoGPの体制発表を行うとともに、「Movistar Yamaha MotoGP」のV・ロッシ選手、J・ロレンソ選手をはじめ、サテライトチームの「Monster Yamaha Tech 3」、「YZR-M1」のリース契約を結ぶ「Forward Racing」のライダー・関係者が参加し、シーズンに向けた抱負を語りました。さらに、アジア・アセアンでの新たな施策として、若者がモータースポーツでチャレンジできる環境の構築を目指し、アジアロードレース選手権250ccクラスへ参戦することを発表。モータースポーツを通じて世界の人々と感動を共有するため、将来に向けた戦略を実行していく重要な一年と位置付け、60年目となる今シーズンのスタートを切りました。
木村隆昭談(代表取締役副社長執行役員/技術本部長)
「当社のモータースポーツ活動は、1955年の会社創立とともに始まり、以来60年、現場でチャレンジを続け、それに歩調を合わせるように二輪車事業を確立・拡大し、グローバル企業として世界の人々に新たな感動と豊かな生活を届けてきました。現在は『ブランディング』『技術のフィードバック』『普及活動』という方針を掲げていますが、今年は、この方針のもと将来に向けた戦略を実行に移していきます。具体的には、若者のチャレンジを支えるアジアロードレース選手権への参戦であり、レースで培った技術を織り込んだ『YZF-R1』の市場導入です。もちろん、勝利へのチャレンジも続け、60年目に相応しく、未来への布石となる1年にしたいと思っていますので、ぜひご期待ください」