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レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。

2011年 YAMAHAレースリリース
「世界耐久選手権第3戦
"コカ・コーラ ゼロ"鈴鹿8時間耐久ロードレース」公式予選
2011年7月30日

 「世界耐久選手権第3戦"コカ・コーラ ゼロ"鈴鹿8時間耐久ロードレース」の公式予選が29日(金)開催され、中須賀克行、グウエン・ジャバニ、イゴール・ジャーマンの各選手を擁する「MONSTER YAMAHA - YART」が4番手となりました。午前中の公式予選3周目に中須賀選手が記録した2分09秒045がベストタイムでした。午後の公式予選ではG・ジャバニ選手がタイムアタックを開始しようとしたところで転倒しましたが、大きなダメージには至りませんでした。この結果「MONSTER YAMAHA - YART」は、最終グリッドを決めるトップテントライアル(土曜日)への出場権を得ました。
 目下、世界耐久選手権でランキング3位につけている「YAMAHA RACING FRANCE GMT94 IPONE」は、レギュラー選手のデビット・チェカ、ケニー・フォーレイ、マチュー・ラグリーブのトリオで臨み、ラグリーブ選手が午後のセッションでの2分10秒429を出し、これがベストで予選総合9番手となり、トップテントライアルに出走します。


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午前の予選を走る中須賀選とYZF-R1

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午後の予選を走るM・ラグリーブ選手とYZF-R1



#7 MONSTER YAMAHA - YART 計時予選4位(2分09秒045)


中須賀 克行選手談:

 「現状では、まだマシンが完璧にまとまっているとはいえません。しかしイゴール・ジャーマン選手とグウエン・ジャバニ選手と協力してよりよいセッティングを導きだすこと、そして、そのマシンに乗ってきっちりタイムを出すことを心がけてきました。
 チームは監督のマンディ・カインツさんが、とても分かりやすい英語で話してくれるので、うまくコミュニケーションがとれています。チームとして、トップ10トライアルに進出することが一つの目標だったので、それが達成できてホッとしています。明日のトップ10トライアルは、まずは転ばないように、いつものように攻めていきます」


マンディ・カインツ監督談:

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 「今回の鈴鹿は世界耐久選手権シリーズ前半の巻き返しを図るため、とても重要な一戦です。そのレースで日本のトップライダーである中須賀選手をチームに迎え、予選4位という結果を得ることができました。結果は非常に満足しているのですが、鈴鹿をよく知る中須賀選手の経験がプラスになり、マシンセッティングが大きく向上したことも収穫です。
 また今日は、転倒がありました。これによりマシンが損傷したため現在修復中ですが、耐久チームとしての経験を生かし、明日のセッションまでには間にあうようメカニックががんばってくれています。一方転倒したグウエン選手は打ち身があるため、回復具合をみて明日のトップ10トライアルへの出場ライダーを決めたいと思います。トップ10トライアルでは、一つでも上位を狙いたいところですが、重要なのは決勝であり、そこにつながる走りを心がけたいと考えています。ぜひ、明日も応援をお願いします」



#94 YAMAHA RACING FRANCE GMT94 IPONE 計時予選9位(2分10秒429)


クリストフ・ギュオ監督談:

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 「現在、我々は世界耐久選手権でランキング3位につけています。この鈴鹿ではライバルたちより一つでも上位でゴールしてシリーズ後半戦に向けて勢いをつけたいと考えていましたが、残念ながら事前テストに参加できなかったため、十分な準備ができないままレースウィークに入りました。しかしチームスタッフとライダーの努力により、朝のセッションからマシンの調子がよく、10位以内も狙えるのではないかと期待していました。そして実際にマチュー選手が9位という成績を挙げ、さらにチームに自信をもたらしてくれたことは大きな収穫です。
 明日のトップ10トライアルは大事なセッションになりますが、我々の目標はあくまでも決勝で5位以内に入ることです。だからこそ、明日は順位をキープすることも大事ですが、決勝に向けてよりセッティングの熟成を図るなどの準備にも力を入れたいと思います」





 YZF-R1を駆るプライベイトチームも順調に予選をクリア、全車が決勝へ進みます。#15「チーム・エッチングファクトリー15」では、7月初旬の練習時に鎖骨を痛めた竹見選手の具合が心配されましたが、「予想外に乗ることができました。決勝は30分×2回を受けもつ作戦で、その他は第1・第2ライダーに任せて20位以内完走を目指します」。若いライダーで構成の#16「チーム・エッチングファクトリー16」も、木曜のフリー走行から金曜予選まで、3選手ともトラブルなく走りぬきました。

 #50の「T・モトキッズ・ 二輪工房ネルガル・YSP三鷹」は、若松選手が午後のアタック中に転倒し、シートレールが破損しましたが決勝までには修復可能。身体は問題ありません。#51の「T・モトキッズ 中部測量登記サービス獺RT」は、予選中アンダーカウルがフロントタイヤに接触するアクシデントがありましたが素早く対応。「細かなトラブルが予選のうちに出て幸いだったかも。今までの最高成績である26位以内の完走、周回数200周を目指します」と意欲を語っています。

 #70「北海道SABEDER」では、2回目の予選時に北島選手が新品タイヤでアタック、難波選手に迫るタイムで走行中に二輪シケインで転倒しましたが、身体は無事。ステップ、スクリーンなどの損傷に留まり修復にも問題ありませんでした。

 #221「チームフロンティア CWR」は最も若い新庄選手がチーム内でのベストタイムを記録。「岸田選手と新庄選手が揃っていい走りをしてくれたのが予選の収穫。決勝では若いライダーに負けず、ベテランの力を出して頑張ります」と深見選手は決意を語っています。



公式予選結果


順位 # ライダー名 マシン チーム名 総合タイム
1 12 加賀山 就臣
J・ウォーターズ
青木宣篤
Suzuki ヨシムラSUZUKI Racing Team 2’07.884
2 11 秋吉耕祐
伊藤真一
清成龍一
Honda F.C.C. TSR Honda 2’08.113
3 634 高橋巧
玉田誠
岡田忠之
Honda MuSASHi RT HARC・PRO 2’08.927
4 7 中須賀 克行
G・ジャバニ
I・ジャーマン
Yamaha MONSTER YAMAHA –YART 2’09.045
5 25 徳留和樹
安田殻史
Honda Honda鈴鹿レーシングチーム 2’09.405
9 94 D・チェカ
K・フォーレイ
M・ラグリーブ
Yamaha YAMAHA RACING FRANCE GMT94 IPONE 2’10.429
28 15 竹見 升吾
宇佐見 保弘
尾藤 哲也
Yamaha チーム・エッチングファクトリー15 2’14.829
36 70 難波 恭司
安孫子 勝利
北島 大和
Yamaha 北海道SABEDER 2’15.660
40 221 岸田 尊陽
深見 貴広
新庄 雅浩
Yamaha チームフロンティア CWR 2’15.877
46 16 中岡 光輝
田中 健一郎
中井 恒和
Yamaha チーム・エッチングファクトリー16 2’18.202
49 51 小島 一晃
樋口 幸博
吉田 剛規
Yamaha T・モトキッズ 中部測量登記サービス獺RT 2’19.048
50 50 若松 宏
中尾 健治
高野 弘毅
Yamaha T・モトキッズ・ 二輪工房ネルガル・YSP三鷹  2’19.160

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