詳細本文 レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。 「2011 QTEL FIM世界耐久選手権シリーズ第3戦 "コカ・コーラ ゼロ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第34回大会」 中須賀選手参戦について 2011年6月14日 7月31日に決勝が行われる「世界耐久選手権第3戦"コカ・コーラ ゼロ"鈴鹿8時間耐久ロードレース」への中須賀克行選手の出場が決定いたしました。 中須賀選手は今季、全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに「YSP・レーシング・チーム・ウィズ TRC」から参戦していますが、今大会には世界耐久選手権にフル参戦している「MONSTER YAMAHA - YART※」から参戦します。 中須賀克行選手談: 「ヤマハも今年は鈴鹿8耐に参戦するべく検討してきてもらいましたが、叶いませんでした。そういったなかMONSTER YAMAHA - YARTから鈴鹿8耐の参戦マシンであるYZF-R1に[がんばろう日本]のステッカーを貼付するので“日本人選手とともに走りたい!”といったオファーは大変嬉しく、即、参戦の返答をしました。僕はバイクもレースも大好きなので、厳しく過酷な8時間を楽しく走りきる自分の姿を通して、国内の方々に元気・勇気を発信することが出来たらとても光栄です」 ※YART =YAMAHA AUSTRIA RACING TEAM 中須賀選手プロフィール 氏 名/ 中須賀 克行(なかすが かつゆき) 出身地/ 福岡県 生年月日/ 1981年8月9日 所属チーム/ YSP Racing Team with TRC (YSP・レーシング・チーム・ウィズ TRC) 主な成績 2006年:DNF(ペア:中冨伸一選手) 2007年:DNF(ペア:大崎誠之選手) 2008年:5位 (ペア:佐藤裕児選手) MONSTER YAMAHA - YART チーム所在地/ オーストリア ハイムシュー(Heimschuh) チーム監督/ マンディ・カインツ(Mandy Kainz) 主な成績 2002:FIM世界耐久選手権 ランキング9位 2003:FIM世界耐久選手権 ランキング7位 2004:FIM世界耐久選手権 ランキング4位 鈴鹿8耐 13位 2005:FIM世界耐久選手権 ランキング3位 鈴鹿8耐 9位 2006:FIM世界耐久選手権 ランキング2位 鈴鹿8耐 10位 2007:FIM世界耐久選手権 ランキング3位 鈴鹿8耐 36位 2008:FIM世界耐久選手権 ランキング2位 鈴鹿8耐 11位 2009:FIM世界耐久選手権 チャンピオン 鈴鹿8耐 4位 2010:FIM世界耐久選手権 ランキング3位 鈴鹿8耐 16位 チームの概要 2001年から現在のチーム監督であるマンディ・カインツ(Mandy Kainz)らがライダーとして世界耐久選手権にスポット参戦し、翌2002年以降、本格的に参戦を開始しました。鈴鹿8耐へ初参戦した2004年以降はランキングも上昇し、2005~2010年は常にランキングトップ3を獲得。なかでも2009年はル・マン24時間レースをはじめ、全6戦中4勝を挙げて世界チャンピオンを獲得しています。 鈴鹿8耐では、ラップタイムこそ日本メーカーのファクトリーチームには劣るものの、世界耐久選手権参戦チームとして抜群の安定感を発揮。2009年には4位を獲得したほか、2005・2006・2009年はヤマハチームの最上位となり高いポテンシャルをみせています。 2011年の世界耐久選手権は、開幕戦は17時間経過までは3位を走行していたもののリタイア。第2戦(アルバセテ8H/スペイン)は4位。そして第3戦となる鈴鹿では国内ロードレース選手権のトップライダーである中須賀選手をチームに迎え、日欧混成ライダーのチーム体制として参戦します。 マンディ・カインツ MONSTER YAMAHA - YART監督談: 「中須賀選手が我々のチームに加わってくれることとなりとても嬉しく思います。特に彼のYZF-R1 と鈴鹿サーキットで積み重ねてきたレース経験がチームにとって強みとなるでしょう。鈴鹿では常に安定した成績を残しているので、今年はインターナショナルな精神で今まで以上に良いレースになることを期待しています。また、我々ヨーロピアンライダーと中須賀選手のコラボによる鈴鹿8耐へのチャレンジが日本の皆さんにとって、少しでも勇気を与えられるものになると嬉しいです」 ペアライダー(予定) イゴール・ジャーマン(Igor Jerman) 出身地/ スロベニア 生年月日/ 1975年7月12日 主な戦績/ 世界耐久選手権 10勝 2002・2009年 世界耐久選手権チャンピオン グウエン・ジャバニ(Gwen Giabbani) 出身地/ フランス 生年月日/ 1972年4月2日 主な戦績/ 世界耐久選手権 6勝 2009年 世界耐久選手権チャンピオン