本文へ進みます

ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

詳細本文

レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。

2010年 YAMAHAレースリリース
PETRONAS アジアロードレース選手権 第2戦 日本大会
「YAMAHA ASEAN CUP RACE」参戦ライダーが活躍
タイのチャロンポン選手とデチャ選手がSS600ccクラスで1位・2位
2010年5月24日

 オートポリスインターナショナルレーシングコース(大分県日田市)にて、「九州モーターサイクルフェスタ」が開催。全日本ロードレース選手権第3戦とPETRONASアジアロードレース選手権(以下ARRC)第2戦日本大会が併催された。ARRCには、ヤマハ発動機株式会社とASEAN各国のヤマハ現地法人が共催する国際ワンメークレース「YAMAHA ASEAN CUP RACE」への参戦経験を持つライダーが多数出場した。

 5月22日(土)には決勝・1が行われ、21台のエントリー中19台をヤマハYZF-R6が占めるスーパースポーツ600ccクラス(以下SS600ccクラス)では、タイヤマハモーターが運営する「ペトロナス・ヤマハ・タイランド」のチャロンポン・ポラマイ選手とデチャ・クライサルト選手がチームメイト同士でトップ争いを繰り広げ1位・2位を獲得した。
 アンダーボーン115ccクラス(以下UB115ccクラス)は、22台中14台のヤマハ車がエントリー。レースは1周ごとにトップが入れ替わる大接戦となり「ペトロナス・ヤマハ・タイランド」のチャノン・チュムジャイ選手がファステストラップを獲得するなど好走し、トップからコンマ4秒差の3位に入って、自身初の表彰台を獲得した。なお決勝・2が開催される予定だった23日(日)は、九州各地における大雨洪水警報、および会場周辺は大雨注意報の発令により全レースが中止となった。

 「YAMAHA ASEAN CUP RACE」は、ASEAN地域においてモータースポーツの振興・普及や、青少年育成、社会貢献を目的に、2003年から当社とASEAN各国のヤマハ現地法人の共催によりスタートした4ストローク・スポーティーモペットによる国際ワンメークレース。近年は「YAMAHA ASEAN CUP RACE」とサッカー大会「YAMAHA ASEAN CUP U-13 FOOTBALL」を合わせ、YAMAHAブランドのイメージ強化を兼ねた当社のASEAN地域におけるシンボル的な活動として実施している。
 「YAMAHA ASEAN CUP RACE」を通して経験を積んだライダーのなかには、その後も各現地法人が運営するチームなどに所属し、さらなるステップアップを目指してレース活動を行っている。そのひとつがARRCで、直近の2009年は「YAMAHA ASEAN CUP RACE」への参戦経験を持つライダーがSS600ccクラスでランキング1位・2位、UB115ccクラスでも2位を獲得し、「YAMAHA ASEAN CUP RACE」がライダーの育成に貢献していることを証明した。
 次回のARRC第3戦はインドネシアにて、7月24~27日に開催される。



イメージ

SS600ccクラスでは、21台中19台のヤマハYZF-R6がエントリーし、好スタートを見せた

イメージ

チームメイト同士で激しいバトルを展開したチャロンポン選手(#1)とデチャ選手(#24)

イメージ

第1戦に続き2勝目を挙げたチャロンポン選手(中央)と、今季初表彰台のデチャ選手(左)

イメージ

UB115クラスで自身初の表彰台を獲得。歓喜のシャンパンファイトを見せるチャノン選手



チャロンポン・ポラマイ選手談(SS600ccクラス 1位/中止):
 「決勝・1はライバルたちが非常に速く難しいレース展開だった。序盤はとにかく前のデチャ選手に食らいついていくことに全力を尽くして走った。中盤以降は差が縮まり、チャンスを生かして前に出ることができたが、デチャ選手も譲らず何度も順位を入れ替える接戦になった。終盤にトップに立ってからは“自分が勝つんだ”と信じて走ったが、それがこの結果につながったと思う」


デチャ・クライサルト選手談(SS600ccクラス 2位/中止):
 「練習の際に転倒して左手を負傷していたこともあり走りにくいところがあった。100%のコンディションではなかったが、優勝のチャンスがあっただけに、2位という結果には満足していない。決勝・2は決勝・1のリベンジをするためにももっと速く走らなければならないと気合いが入っていたので、中止となり残念だ」


チャノン・チュムジャイ選手談(UB115ccクラス 3位/中止):
 「決勝・1はとても大変だったが楽しい戦いだった。特に自身初となる表彰台に立つことができ本当にうれしい。これもヤマハをはじめ多くのスポンサーのおかげであり、心から感謝している」



2010 PETRONASアジアロードレース選手権 第2戦 日本大会 結果


スーパースポーツ600ccクラス決勝・1
■開催日:2010年5月22日(土) ■天候:曇り
■コンディション:ドライ
■周回数:12周(56.088km)
■PP:Decha Kraisart(ヤマハ/1分59秒295)
■FL:Chalermpol Polamai(ヤマハ/1分59秒059)


順位 ライダー名 チーム名 マシン タイム
1 Chalermpol Polamai PETRONAS Yamaha Thailand Yamaha 23’58.044
2 Decha Kraisart PETRONAS Yamaha Thailand Yamaha +0.146
3 Glen Allerton Red Rooster Racing Yamaha +0.457
4 Toshiyuki Hamaguchi Moto-Rev India Yamaha +2.313
5 Doni Tata Pradita Yamaha INDOPROM HRVRT Yamaha +12.493
6 Md Zamri Baba PETRONAS Yamaha Malaysia Yamaha +22.902


アンダーボーン115ccクラス決勝・1
■開催日:2010年5月22日(土) ■天候:曇り
■コンディション:ドライ
■周回数:9周(27.198km)
■PP:Fitriansyah Kete(ヤマハ/1分33秒048)
■FL:Chanon Chumjai(ヤマハ/1分34秒605)


順位 ライダー名 チーム名 マシン タイム
1 Hadi Wijaya Kawasaki NHK Rextor MTR Manual Tech Kawasaki 14’26.568
2 Norizman Ismail Harian Metro SCK Honda Racing Honda +0.426
3 Chanon Chumjai PETRONAS Yamaha Thailand Yamaha +0.431
4 Denny Triyugo Yamaha TOP 1 FDR Yamaha +0.601
5 Prawat Yannawut PETRONAS Yamaha Thailand Yamaha +0.917
6 Fitriansyah Kete Bikers Indonesia BRT Racing Yamaha +0.983

ページ
先頭へ