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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

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レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。

2008年 YAMAHAレースリリース
2009年全日本モトクロス選手権IA1クラス
ヤマハYZ450FMを駆る成田亮選手が3年連続チャンピオン獲得
2009年10月26日

 10月25日(日)、スポーツランドSUGO(宮城県)で開催された全日本モトクロス選手権・最終戦MFJ GPで、「YSP Racing Team with NRT」からヤマハYZ450FMを駆り出場した成田亮選手(29歳)が、両ヒートで優勝を獲得し、3年連続で国内最高峰IA1クラスのシリーズチャンピオンを獲得した。

 開幕戦で総合2位、第2戦の第2ヒートで今季初優勝しランキング2位につけていた成田だが、第3戦直前のトレーニング中に怪我を負って3戦目を欠場、ランキング7位に後退する。しかし第4戦、完治していない状態ながら1位/2位と今季初めて総合優勝すると、その後、第5戦SUGO大会以降、3戦続けて全6ヒートを優勝。第8戦近畿大会では総合5位に入り、2位に1ポイント、3位に13ポイント差と混戦状態ながらランキングトップに浮上する。続く第9戦で総合優勝しランキング争いで一歩リードすると、その勢いのまま迎えた最終戦では両ヒートとも優勝。今シーズン10大会20ヒート中11回優勝を飾り自身6度目となるシリーズチャンピオンを決めた。
 全日本モトクロス選手権の最高峰クラス(旧国際A級250cc/旧セニアクラス含む)におけるヤマハ選手のタイトル獲得は、2007年から3年連続、通算11回目となる。
 なお、同日同会場で開催された全日本トライアル最終戦IA1 で、ヤマハの黒山健一選手が成田選手同様、昨年に引き続きシリーズチャンピオンを獲得した。

成田亮選手談(優勝/優勝:総合優勝:2009年チャンピオン):
 「初戦2位と悔しい気持ちでスタートした今シーズン、3戦目直前に大きな怪我を負ってしまい、正直絶望的な状況でした。それだけに今回のシリーズチャンピオン獲得は特別なものがあります。これは応援してくれるファンの方々、チームやメーカーに支えられて獲った、みなさんのチャンピオンです。特にここSUGOは地元でファンも多く、レース中も声援に励まされ、プレッシャーに打ち克つことができました。これに満足することなく、これからも常にトップを目指してがんばっていきます。そしてその姿が若手ライダーの夢、憧れとなり、モトクロス界全体のレベル向上、認知拡大につながればいいと思います。本当にみなさんありがとうございました」

鈴木智之 ヤマハ総監督談:
 「最終選第2ヒートまでもつれ込んだチャンピオン争いでしたが、両ヒート優勝と最高の形で決着をつけることができました。完璧すぎて言葉が出ないほどです。これもファンのみなさんの応援、支援、そしてYSP Racing Team with NRTのチームのがんばりがあってこその結果だと思います。何度もチャンピオンを獲得している成田選手ですが、大きな怪我を負うというアクシデントに見舞われた後、挽回して得たチャンピオンだけに、今回は格別だったはずです。彼の速さだけでなく、強さを見せつけたシーズンでした。この先もまだまだ成田選手の強さが光るでしょうけれども、その間に彼に続く若手のヤマハライダーを育成していきたいと思います。またこの1年、ヤマハライダーに声援くださったみなさまに改めて感謝申し上げます」



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コース脇には、大勢のヤマハ応援団が駆けつけた

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YSPメンバーズクラブ会長であるYSP成増の板橋社長と

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チャンピオン獲得の歓びをチーム員と分かち合う


■開催日:2009年10月25日 ■開催地:スポーツランドSUGO(宮城県) ■カテゴリ:IA1クラス
■レース時間:(30分+1周)×2ヒート ■天候:曇り  ■観客数:9,700 人(2日間合計)


第1ヒート結果
1 成田 亮 Yamaha 32'33.780
2 新井 宏彰 Kawasaki +1.713
3 増田 一将 Honda +2.797
第2ヒート結果
1 成田 亮 Yamaha 33'06.272
2 小島 庸平 Suzuki +2.392
3 田中 教世 Kawasaki +3.546


成田選手プロフィール
氏  名/ 成田 亮(なりた あきら)
出身地/ 青森県
生年月日/ 1980年5月1日
所属チーム/ YSP Racing Team with NRT
主な成績
1997年:全日本選手権 国際A級250cc ランキング 14位
1998年:全日本選手権 国際A級250cc ランキング 3位
1999年:全日本選手権 国際A級250cc ランキング 3位
2000年:全日本選手権 国際A級250cc ランキング 5位
2001年:全日本選手権 国際A級250cc ランキング 4位
2002年:全日本選手権 国際A級250cc チャンピオン
2003年:全日本選手権 国際A級250cc チャンピオン
2004年:全日本選手権 国際A級250cc チャンピオン
2005年:AMA SX西地区125cc ランキング 24位、NMX125cc ランキング 26位
2006年:全日本選手権 IA1 ランキング 2位
2007年:全日本選手権 IA1 チャンピオン
2008年:全日本選手権 IA1 チャンピオン
2009年:全日本選手権 IA1 チャンピオン


成田選手2009年の成績


開催日 大会名 第1ヒート 第2ヒート 総合成績
3月15日 第1戦九州大会(熊本県) 2位 2位 総合2位
4月5日 第2戦近畿大会(奈良県) 5位 優勝 総合2位
5月24日 第3戦関東大会(埼玉県)
※怪我のため欠場
5月17日 第4戦中国大会(広島県) 優勝 2位 総合優勝
6月14日 第5戦SUGO大会(宮城県) 優勝 優勝 総合優勝
7月5日 第6戦北海道大会(北海道) 優勝 優勝 総合優勝
7月19日 第7戦東北大会(岩手県) 優勝 優勝 総合優勝
9月13日 第8戦近畿大会(奈良県) 4位 6位 5位
10月11日 第9戦中国大会(広島県県) 2位 優勝 総合優勝
10月25日 第10戦最終戦MFJGP(宮城県) 優勝 優勝 総合優勝

※10大会20ヒートにおける成田選手の獲得ポイント:418


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