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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

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2008年 YAMAHAレースリリース
モトクロス世界選手権MX1クラス
YZ450Fのアントニオ・カイローリ選手
世界チャンピオン獲得!
2009年8月31日

 8月30日開催されたモトクロス世界選手権第14戦オランダGP・MX1クラスで、「ヤマハ・レッドブル・デ・カルリ」からYZ450Fを駆り出場したアントニオ・カイローリ選手(23歳/イタリア)が5位/4位となりトータル537ポイントを獲得、最終戦を待たずしてチャンピオンを決めた。カイローリ選手にとってMX1での初チャンピオン。MX2を含めると自身3回目の世界チャンピオン、MX1では最年少のチャンピオン誕生となった。
 ヤマハにとっては、2003年に最高峰クラスMXGPクラス(現「MX1」)が誕生して以来、6度目のチャンピオン獲得となった。



カイローリ選手とチームスタッフ


 今季からMX1シリーズ戦へフル参戦したカイローリ。3月29日、雨となった開幕戦では第1ヒートを5位で終える滑り出し。第2戦は7位/4位に留まるが、MX1初開催となった第3戦トルコGPでは両ヒート1位で総合優勝、獲得ポイントを98点に伸ばしてランキング単独首位に躍り出る。その後は第5戦ポルトガル、第9戦ドイツ、第10戦ラトビアでそれぞれ総合優勝、上位に食い込めなかったときも確実にポイントを得てランキングのリードを拡大して終盤へ。第13戦チェコGPを総合4位で終えたカイローリは、この時点503点を獲得。シーズン終盤追い上げてきた2位のM・ナグル(KTM)に45点の差を築いていた。迎えた第14戦、カイローリは5位/4位、ナグルは8位/5位に終わりポイント差が50点となり、優勝数で上回るカイローリのチャンピオンが決定した。

カイローリ選手談:
 「言葉が見つからない。参戦初年度で、この結果を得られるとは予想していなかったし、また第3戦の時点でランキング首位に立ったことも、シーズンを通してトップを守れたことにも驚いている。MX2からMX1にステップアップする選手の多くは、レースの組み立てを整えるのに1~2シーズンかかっているのに・・・。こうしてチャンピオンを獲得できたのはとても誇りに思う。今日の第2ヒートでは、ナグル選手のパスに集中し可能な限りプッシュした。チーム、友人、応援してくれた全ての人にお礼の言葉を言いたい。今はとってもハッピーだよ」


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第14戦オランダGPでタイトルを決めたカイローリ選手



アントニオ・カイローリ 選手プロフィール
氏  名/ Antonio Cairoli
国  籍/ イタリア
生年月日/ 1985年9月23日
所属チーム/  Yamaha Red Bull De Carli Team
(ヤマハ・レッドブル・デ・カルリ)
主な成績
1998年:イタリア・ミニ・セニア チャンピオン
1999年:イタリア地方選手権125cc ランキング 3位
2000年: ヨーロッパ選手権85cc ランキング 5位
イタリア地方選手権125cc ランキング 3位
2001年:イタリア地方選手権125cc チャンピオン
2002年:イタリアジュニア選手権125cc チャンピオン
2003年:イタリア選手権125cc ランキング 15位
2004年:世界選手権MX2 ランキング 3位
2005年:世界選手権MX2 チャンピオン
2006年:世界選手権MX2 ランキング 2位
2007年: 世界選手権MX2 チャンピオン
ヨーロッパスーパークロス チャンピオン
イタリア選手権MX2 チャンピオン
2008年:世界選手権MX2 ランキング 6位
2009年:世界選手権MX1 チャンピオン


カイローリ選手、2009年シーズン第14戦までの成績


開催日 大会名 第1ヒート 第2ヒート 総合成績
3月29日 第1戦イタリア GP 5位 キャンセル 5位
4月5日 第2戦ブルガリアGP 7位 4位 6位
4月12日 第3戦トルコGP 1位 1位 優勝
4月26日 第4戦ベネルクスGP 1位 3位 2位
5月10日 第5戦ポルトガルGP 1位 1位 優勝
5月17日 第6戦スペインGP 8位 1位 3位
6月15日 第7戦イギリスGP 10位 8位 8位
6月8日 第8戦フランスGP 7位 2位 3位
6月22日 第9戦ドイツGP 2位 1位 優勝
6月29日 第10戦ラトビアGP 2位 1位 優勝
7月6日 第11戦スウェーデンGP 4位 1位 2位
8月3日 第12戦ベルギーGP 5位 2位 3位
8月9日 第13戦チェコGP 6位 2位 4位
8月30日 第14戦オランダGP 5位 4位 6位

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