ヤマハ発動機株式会社と「テック3・ヤマハ・チーム」は、このほどMotoGPレース活動に関する契約を2年間延長することに合意した。
ヤマハは1999年より、フランスを拠点とする同チームにファクトリーマシンの供給とサポートを行っており、その契約を2009年、2010年も継続することになる。
C・エドワーズ(米)とJ・トーズランド(英)を擁する「テック3・ヤマハ・チーム」は、今シーズン開幕2戦で3回のフロントロウ、3回のトップ10フィニッシュという成績を残しており、ポンシャラル監督はこの順調な滑り出しに好感触を得ている。
「私たちはポンシャラル監督率いるテック3・チームとの協力関係を継続できることになり嬉しく思っている」とヤマハモーターレーシングのマネージング・ディレクター、リン・ジャービス。「私たちのパートナーシップは長年に渡るものだが、今回の契約にはとても満足している。この2年間私たちは、幾つかの難題にも向き合ってきたが、この契約によりレース活動の将来的な成果と輪郭が見えてくるものとなる」
「テック3・チームの活動は、私たちのMotoGPの活動にとってとても重要な部分を占め、今年はそれが既に鮮明に見てとれる。エドワーズとトーズランドの今シーズン初期の活躍はとても価値があるもの。私たちは、常にMotoGPのグリッドに4台の戦闘力の高いマシンを提供できると証明したのだから。またシーズン序盤という早い時期での契約更新は、テック3・チームの活動に一層の自信を与えるものとなろう」 |