詳細本文 レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。 ヤマハ・モトクロス・チーム 「モンスター・エナジー」を冠スポンサーに 2008年3月20日 ヤマハ・モトクロス・チームは、「モンスター・エナジー」と3年間のスポンサー契約を締結し、ヤマハ・モンスター・モトクロス・チームとして2008年モトクロス世界選手権に参戦する。 「モンスター・エナジー」は、飲料メーカーのハンセン・ベバレージの子会社でカリフォルニア州に拠点を置くモンスター・ベバレージ社の商品名。FIM世界選手権のひとつAMAスーパークロスにもサポートを行っており、この度、2004年のMX1クラス発足以来4年間で3タイトルを獲得しているヤマハと協力して、同クラスへ進出することを決定したもの。 J・コピンズとD・フィリッパエルツが駆るYZ450FMは2008シーズンから新しいカラーリングに生まれ変わり、4月6日の開幕戦、オランダGPでベールを脱ぐこととなる。高いポテンシャルを誇るYZで2004年から2006年まで3年連続でMX1のチャンピオンを獲得してきた同チームは、今シーズンももちろん頂点を目指して戦いに挑む。MX1が発足する前の1999年、2001年、2002年には500ccタイトルを手中にし、2003年にはMX1の前身となったMXGPでも栄冠に輝いた。この年はS・エバーツが、フランスGPで1日に3カテゴリーに出場し、すべて優勝を果たすという快挙もあった。エバーツは2006年、10回目の世界タイトルを獲得し、通算101回の優勝を果たして現役生活に終止符を打った。エバーツの引退後の2007年も、コピンズを擁してチャンピオン争いを展開。シーズン終盤を迎えて107ポイントもの大差をつけランキングトップを維持していたが、その後、怪我のために戦列を離れることとなった。しかしコピンズはそのなかで5回の総合優勝、9回のヒート優勝を果たし、高いパフォーマンスを見せた。 モンスター・エナジーは、オフロード・スポーツをリードするメーカーのひとつであり、この10年間にも数々の好成績を達成してきたヤマハとの契約は、モンスター社のシェア拡大プロジェクトを力強くサポートするものとなるに違いない。 ローレンス・クライン・コールカンプ談(ヤマハ・モーター・ヨーロッパ・レーシングマネージャー): 「モンスター・エナジーと協力して今シーズンを戦えるようになったことは、本当に素晴らしいこと。チームがここまで積み上げてきた成績や成果は、これからヨーロッパのシェアを拡大していこうとするモンスター社にトップレベルの成功のイメージを与えられるものだと確信している。契約に至るまでの交渉のなかで、好成績を追求し、またオフロード・スポーツを愛してやまない我々チームを力強くサポートしてくれる会社であると確信した。モンスターは生まれたばかりの若いブランドで、とくにヨーロッパではまだあまり知られていない。マーケティングの観点から見ても、彼らと協力しながらその知名度を上げていこうとする試みも非常に楽しみだ」 スコット・セコビック氏談(モンスター・エナジー、スポークスマン): 「今回締結に至ったモンスター・エナジー、ヤマハ、そしてリナルディ兄弟のパートナーシップは、モンスター・エナジー+ミッチ&プロ・サーキットの関係のヨーロッパ版だと考えている。ヤマハとリナルディは、ドニー・シュミットやボブ・ムーアの時代からグランプリの舞台で数多くの素晴らしい成績を残してきた。モンスター・エナジーはこの伝統あるチームとタッグを組み、これからモンスター・エナジー・ブランドを世界に拡大していきたいと考えている。コピンズとフィリッパエルツは万全の状態で新しいシーズンを迎えており、MX1のチャンピオン獲得を目指していく。モンスター・エナジーは、ヤマハ・モーター・ヨーロッパとそのチームをパートナーに迎えたことで、非常に力強い支持を得ることができた」