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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

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レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。

2008年 YAMAHAレースリリース
ヤマハとフィアット、パートナーシップ2年目となる
2008年チーム体制をトリノで発表
2008年1月22日
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 ヤマハ発動機株式会社とFiat Automobiles社は、MotoGPにおけるパートナーシップが2年目を迎えることを、イタリア、トリノ市で正式に発表した。
 発表会はイタリアのTVスター、シモーナ・ヴェントゥーラが司会進行を務め、1923年から1982年までフィアットの自動車工場だったリンゴットの歴史的な建造物の中で催された。

 屋上に設けられたユニークなテストコースが特徴のこの建物が、「フィアット・ヤマハ・チーム」の白と青のカラーが目を引く新しい2008年型YZR-M1の最新仕様発表の場となった。
 ヤマハのライダーとしてMotoGPで2度の世界チャンピオンに輝くバレンティーノ・ロッシ選手は、新たにチームメイトとなるホルヘ・ロレンゾ選手とともにセレモニーに現れた。ロレンゾ選手はGP250で2年連続世界チャンピオンとなり、MotoGPにステップアップを果たす20歳のスペイン人ライダーだ。

 また、ヤマハ・モーター・レーシング・マネージングダイレクターのリン・ジャービス、「フィアット・ヤマハ・チーム」のダイレクターでYZR-M1プロジェクトリーダーの中島雅彦、そして「フィアット・ヤマハ・チーム」の監督、ダビデ・ブリビオとダニエレ・ロマニョーリ、さらにフィアットのCEO、ロレンツォ・システィーノも出席した。

 「フィアット・ヤマハ・チーム」の2008年は来週、マレーシアのセパンで行われる合同テストでスタートする。テストは開幕までに4回行われ、全18戦で争われるMotoGPは3月9日カタールで開幕する。


V・ロッシ選手談:
 「レースシーズンの開幕が間近に迫っていることをとてもうれしく思っている。今年は僕らにとって非常に重要な年。厳しい戦いになるだろうが唯一の目標は勝つことだ。僕の手はいまだ完治していないものの、かなりよくなっているし、来週のセパンでのテストでマシンに乗るのが待ち遠しい。これからやるべきことがたくさんあるが、この冬の間、皆がハードワークをこなしていて、僕は新しいマシンはかなりよいと思っている。皆のモチベーションも非常に高く、チームが最高の状態であることを知っている」

J・ロレンゾ選手談:
 「このようなスタッフ、このマシン、そしてチームとともにここにいることをとても嬉しく思う。自分はここまで成長するために長い道のりを歩んで来たが、マシンに乗るたびに進化してきたし、とくに前回のテストは非常によかった。今シーズンのことを思うととてもエキサイトしてくるし、最も才能あるライダー、バレンティーノとともにレースを戦うことは非常に名誉なことだ」

リン・ジャービス談(ヤマハ・モーター・レーシング・マネージングダイレクター):
 「タイトルスポンサーであるフィアットとの強力なパートナーシップを継続することを嬉しく思う。チームで最大の変更は、バレンティーノ・ロッシの新しいチームメイトとしてホルヘ・ロレンゾが加入したことだが、我々の目標はタイトルの奪還であり、それは最も経験豊かなバレンティーノの任務である。しかしながら我々は、ホルヘが経験を積んでトップグループを走ることを期待している。チームは世界選手権を一度ならず制した2人のライダーを擁しており、望みを実現する最高のチャンスがあると信じている
 我々はフィアットとのパートナーシップの継続とともに、オフィシャルスポンサーAIA、及びACERと2年目を迎える。また新しいオフィシャルスポンサーとして、太陽エネルギーメーカーKERSELFと2年間のスポンサー契約を結んだことを本日、ここに発表できることを嬉しく思う。そしてもうひとつの重要なパートナーがヤマハの高性能潤滑油ブランド、YAMALUBEだ。加えて、既によく知られている通り、今シーズン我々はミシュラン、ブリヂストン両タイヤブランドとともに戦っていく。我々は両社に対して、また引き続き支援をいただくオフィシャルスポンサー、及びサプライヤー各社に対して感謝の意を表明したい」

ロレンツォ・システィーノ(フィアットCEO)談:
 「フィアットにとって、フィアット・ヤマハ・チームの発足はスタートから成功している。チームは若く、ダイナミックで、うまくいっている。MotoGPは我々がターゲットとする市場に非常に近いし、イタリアのみならず全世界で注目を浴びている。ヤマハとの新しい一年が楽しみだ」



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