詳細本文 レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。 「テック3・ヤマハ・チーム」の2008年モトGP参戦体制決定 WSBチャンピオンのJ・トーズランドとC・エドワーズが出場 2007年11月13日 モトGP世界選手権でのヤマハサポートチーム「テック3・ヤマハ・チーム」は、 2008年モトGP世界選手権参戦体制をこのほど決定。コーリン・エドワーズ(米/33歳)と、ジェームス・トーズランド(英/27歳)の2人が新型YZR-M1を駆り参戦する。タイヤはミシュラン社製を使用する。 2人はともにWSB(スーパーバイク世界選手権)で2度チャンピオンを獲得した実力派ライダー。エドワーズは2000年と2002年にタイトル獲得後、2003年から5年間モトGPで活躍し、マシン開発ノウハウの経験や実績への評価が高い。一方トーズランドは2004年に史上最年少でWSBタイトルを獲得、2007年は2度目の同タイトルを手中にしている。 「テック3・ヤマハ・チーム」では、今週15日~17日、マレーシアはセパンで初テストを開始。さらに12月の「テスト制限期間」に入る前の11月27日~29日、スペインはヘレスでテストを行う予定。 C・エドワーズ選手談: 「テック3・ヤマハ・チームで走ることに非常にエキサイトしている。2008年シーズンへ向けての全体のパッケージを考えてみたが、来年は4台のYZR-M1に4人の世界チャンピオン経験者が乗るという布陣なので興奮している。 私たちのこのコンビネーションにより、ヤマハのエンジニアに多くの情報を提供できるだろうし、それはシリーズ序盤からのアドバンテージを示すことになると思う。また自分がトーズランド選手とピットを共有できることを、とても楽しみにしている。これはチームにとって大きな力となる筈だ」 J・トーズランド選手談: 「モトGPに参戦できることをとても嬉しく思う。このチャンスをようやく手に入れることができた。また僕のレースキャリアの中でとても良いタイミングでこのチャンスに恵まれたと思う。人生で最高の好機。これが僕の人生の中で大きな飛躍になると期待している。 僕のモトGP参戦が決定したと知らされたとき、母が嬉しさのあまり涙を流したくらいなんだ!この機会を与えてくれたヤマハに、そしてみんなに感謝しているし、このチャンスを大切にしたい。ポンシャラル監督とは何度か会ったが、素晴らしい人物。テック3・ヤマハ・チームは、僕のモトGP参戦にとって、本当によいチームだ。 エドワーズ選手とは、ここ10年間一緒に走ってないけれど、再び一緒に走れることを今から楽しみにしている。彼はメディア関係者に対し、僕のサポートもするという発言をしてくれているようだが、彼とは相性が合うから良いチームになりそうだ。重大な仕事を任されるわけだから、可能な限りベストを尽くして前進するのみ」