本文へ進みます

ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

詳細本文

レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。

2007年 YAMAHAレースリリース
コピンズとドルーバー、マントバで幸先良いデビュー 2007年2月13日
イメージ
イメージ

 新生ヤマハ・モトクロス・チームが2月12日、マントバ・スタークロス・インターナショナルに参加。今年初のレースで、J・コピンズがMX1クラス総合2位、M・ドルーバーも7位に入った。

 マントバは、まるで冬の眠りからさめたモトクロス・グランプリのパドックのようにスター選手のエントリーで賑わいを見せた。そして、コピンズとドルーバーを迎え、“新時代”に入ったMX1ディフェンディングチャンピオンチームは、ここをシーズン初レースとして選んだ。

 コピンズは、ヤマハでの初レースを3ヒートでそれぞれ3位、7位、そして5位に入るというまずまずの結果を残した。第2ヒートでコピンズは第1コーナーで転倒したスティーブ・ラモンに追突したものの、トップ10内まで挽回した。

 また、オランダ人ライダーのドルーバーは3ヒートをそれぞれ20位、4位、そして7位で終え、2002年以来のヤマハ復帰レースを総合7位でまとめた。間もなく24歳になるドルーバーは、イタリアでの今回のレースがMX1クラスのデビュー。腕上がりに襲われるも、この経験を前向きに受け止めている。


イメージ

 ボローニャ北部に位置するこのサーキットは、5月には世界選手権第5戦イタリア・グランプリの舞台となる。オランダでのシリーズ開幕戦までの間、今後の5週間をチームはテストを重ね、そして次回、2月25日にフランスのヴァランス・サーキットで開催されるインターナショナルレースに参戦予定。リヨンに程近い地で行われるこのレースで、ヤマハ・モトクロス・チームは過去4年で2度の勝利を挙げている。

 一方、デ・カルリ・ヤマハのライダーで、2007年の世界選手権MX2クラスでYZ250Fを駆る期待のライダーのひとり、A・カイローリは、第1ヒートで、地元のダヴィッド・フィリッパエルツに続く2位、第2ヒートは3位に入った。 最近ようやく肩の負傷が癒えたばかりの、2005年の世界チャンピオンであるカイローリは、総合優勝も見えていたが、第3ヒートのスタートで転倒。10位以内でフィニッシュすることができず、4ポイントを加算してMX2クラス総合3位となった。


J・コピンズ選手談:(MX1クラス総合2位)
 「総合2位にかなり満足している。チームも僕自身も多くの仕事をして、マシンに多くの変更を施した。サスペンション・サプライヤーのカヤバと話をして、調整するたびに進歩が見られた。これは励みになった。全3ヒートでスタートはうまく行ったが、第2ヒートでスティーブ・ラモンが僕の前で転倒したので、僕は最後尾からスタートし直さなければならなかった。それでも7位まで追い上げた。ヤマハでの初レースとしては悪くない。開幕まではまだ時間があるからね」

M・ドルーバー選手談:(MX1クラス総合7位)
 「第1ヒートはひどく腕が上がってしまって、どうにか走っていただけだった。第2ヒートで状況は良くなった。スタートはうまくいったし、ゴールの2周ほど前に追い抜くまで、しばらくピションの後ろについて走った。悪い結果ではなかったが、上位陣の多くが転倒したので、本来の順位とは違っていた。第3ヒートでは皆が持ちこたえていたけど、僕自身はフィリッパエルツとストライボスとともに力強いライディングをしたと感じている。それぞれが2秒以内の差でゴールするという僅差のバトルだった。初レースなのでここから読み取れることはそれほどないが、僕のスピードは良かったし、すべてはうまくいっている」

C・リナルディ、レーシングマネージャー談:
 「今回の結果には、かなり満足している。私はオープニングレースに何か特別なことを期待することは決してしない。未知のレースだし、ライダーにはプレッシャーがかかっているからね。マントバのトラックコンディションは難しかった。砂はソフトで他の部分はハードだからだ。我々のチームのライダーは土曜日には苦労していたが、話し合って作業を進めた結果、日曜日にはずっと良くなった。問題解決の糸口を見つけたようで、ふたりのライダーはともに順調であることを証明した。正直言って、シーズンのまだ早い今の時点で彼らが100%うまくいくことは好ましいと思っていない。まだ先は長いからだ。今後も作業を続けて行くし、方向性については有望だと見ている」

A・カイローリ選手談:(MX2クラス総合3位)
 「もちろん最後のヒートでの不運には落胆している。大きな結果を残せるはずだった。僕を応援してくれていた、たくさんの人たちもそれを望んでいたはずだ。でも今回は世界選手権でのライバルたちと初めて実際に比較する機会だったので満足しているし、肩の負傷のため準備が遅れたが、全体的にはうまく行った。マシンは良かったのでチームに感謝したい」



MX1 総合結果


順位 選手名(国籍) マシン
1 M・ナグル(ドイツ) KTM
2 J・コピンズ(ニュージーランド) Yamaha
3 J・バラガン(スペイン) KTM
4 D・フィリッパエルツ(イタリア) KTM
5 K・ストライボス(ベルギー) Suzuki
6 M・ピション(フランス) KTM
7 M・ドルーバー(オランダ) Yamaha
8 J・ベル(スイス) Kawasaki
9 T・レオク(エストニア) Kawasaki
10 S・ラモン(ベルギー) Suzuki


MX2 総合結果


順位 選手名(国籍) マシン
1 T・ラットレイ(南アフリカ) KTM
2 T・シアール(イギリス) KTM
3 A・カイローリ(イタリア) Yamaha
4 M・モンニ(イタリア) Yamaha
5 J・タロウ(フランス) Kawasaki
6 G・スワネプール(南アフリカ) Kawasaki
7 G・マルティニ(イタリア) KTM
8 A・ペレグリニ(イタリア) KTM
9 M・デ・ボルトーリ(イタリア) KTM
10 S・シンプソン(アイルランド) Kawasaki
16 K・グンダーセン(ノルウェー) Yamaha

ページ
先頭へ