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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

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レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。

2006年 YAMAHAレースリリース
ヤマハ、モトクロス世界選手権・最高峰MX1で3連覇!
ステファン・エバーツ、2006年MX1世界チャンピオン決定!
~ エバーツ10度目の世界タイトル、GP通算99勝を達成 ~
2006年8月7日

 8月6日(日)ベルギーで開催されたモトクロス世界選手権第12戦MX1クラスで、ヤマハ・インタースポーツ・モトクロス・チームからYZ450FMで出場したステファン・エバーツ選手(33歳/ベルギー)が第1ヒート、第2ヒートともに優勝を飾り開幕から12連勝を達成、同時にポイント獲得数を592点とし2位に168点の差をつけシリーズ3戦を残し2006年のシリーズチャンピオンを決めた。これはエバーツ選手にとって10度目の世界タイトルで、前人未踏の記録である。(125cc1回、250cc3回、500cc2回、旧MXGP&現MX1で4回、計10度目。歴代2位は通算6度のJ・ロベルト選手)
 また今回の優勝で自身グランプリ通算99勝となり、GP通算100勝にあと1勝となった。

 エバーツ選手の世界タイトルは2003年新設の最高峰「MXGP」から数えて4年連続。2ヒート制の「MX1」となった2004年からは3年連続。エバーツ選手とヤマハにとっては、2001~2002年の500ccタイトルを含めて6年連続チャンピオン。ヤマハ選手の世界選手権でのタイトル獲得数は、これで通算20回目となった。

 決勝日は、予選の太陽が輝く晴天から一転、重たい雲が広がったが依然として気温は高い中での競技となった。ここエバーツ選手の地元で、歴史的なGPを見ようと3万人が詰めかける中、第1ヒートではエバーツのチームメイト、C・メロッテがホールショット。エバーツがこれに続き序盤の2ラップはヤマハYZ450FMの2台がワンツーでレースをリード。その後エバーツがトップに立ち後続グループを引き離して優勝。第2ヒートもエバーツが圧倒的な速さを見せて制した。また、チームメイトのメロッテは今季自己ベストの総合4位となった。


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エバーツとチームスタッフ

自身10度目の世界タイトルを獲得したエバーツ



ステファン・エバーツ選手談(2006年モトクロス世界選手権MX1チャンピオン):

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 「今日はなんという素晴らしい日だろう。ここナムールで世界チャンピオンになれるとは、思ってもみなかった。ナムールは特別な雰囲気があり、世界でも最もハードなサーキットのひとつで、ユニークなレイアウトだ。今日の路面は非常に起伏があり滑りやすい状況で両ヒートとも一時的には厳しいところもあったが、非常に上手くレースを組み立てることができた。とても難しいコースだから、40分間走りきることが出来ただけでありがたいことだ。また自分の99勝目の達成と世界選手権タイトルを獲得できとても嬉しい。走り終えて凄くエキサイティングな気分だけれど、残念ながらここでGPレースをするのはこれが最後。いずれにせよ、今日は最高の一日だったよ」

ミケーレ・リナルディ、ヤマハ・インタースポーツ・モトクロス・チーム、チームマネージャー談:
 「エバーツは今シーズン、自分でさえ予想していなかった何かを成し遂げたのだと思う。彼は素晴らしい仕事をしたし、時にはそれが容易にさえ見えるほどだった。チームの雰囲気はすごく良かったし、エバーツは今季これまでのシリーズ戦全てで勝ってきたし、ヤマハとともに自分のレース活動にピリオドを打つという彼の決心は、100%正解だったようだ。我々のマシンは今季、一度もトラブルを起こさなかった。我々はたくさんの仕事をしたが、その結果はコース上でご覧いただけた通りだ」

橋本政幸 ヤマハ発動機株式会社 モーターサイクル開発部・部長談:
 「世界選手権でヤマハの6年連続チャンピオン獲得を達成できたいへん嬉しく思います。また前人未踏の世界選手権V10達成という偉大なるエバーツ選手とともに闘えたことを、本当に光栄に思います。当社は1973年、モトクロス世界選手権250ccで初のチャンピオンを獲得し、その後500cc、125ccへと活躍の舞台を広げ、そこで得た技術ノウハウを市販製品へフィードバックして参りました。また最近では1998年から市販4ストロークYZを導入、2004年モデルからはアルミ製フレームのYZを開発投入しファンの期待にお応えしています。このYZの旗艦モデルであるYZ450Fベースのマシンを駆り、エバーツ選手がタイトルを獲得したことは、世界のファンの皆様に熱い感動を伝えることとなるでしょう。この結果はファンの皆様、スポンサー様、各国ディーラー様、チーム関係者のご理解ご支援の賜であり改めてお礼を申しあげる次第です。今後も世界中のファンに感動をお届けできるよう開発の手を休めることなく“ネクスト”を目指し、ヤマハブランドのイメージ高揚に繋がるようスタッフ一丸となって精進して参ります。ご声援の程よろしくお願いいたします」



S・エバーツ選手 プロフィールとレース成績

ステファン・エバーツ
氏  名/Stefan EVERTS
国  籍/ベルギー
生年月日/1972年11月25日(33歳)
チーム名/ヤマハ・インタースポーツ・モトクロス・チーム
趣  味/音楽、ゴルフ、カート、水上スポーツ
主な成績
1989年:世界選手権125cc ランキング 15位
1990年:世界選手権125cc ランキング 3位
1991年:世界選手権125cc チャンピオン(スズキ/優勝5回)
1992年:世界選手権250cc ランキング 11位(スズキ/優勝1回)
1993年:世界選手権250cc ランキング 2位(スズキ/優勝3回)
1994年:世界選手権250cc ランキング 2位 (カワサキ/優勝5回)
1995年:世界選手権250cc チャンピオン(カワサキ/優勝5回)
1996年:世界選手権250cc チャンピオン(ホンダ/優勝5回)
1997年:世界選手権250cc チャンピオン(ホンダ/優勝9回)
1998年:世界選手権250cc ランキング 2位(ホンダ/優勝9回)
1999年:世界選手権250cc ランキング 11位(ホンダ/一時怪我で不出場/優勝1回)
2000年:怪我で不出場(ハスクバーナ/怪我で不出場)
2001年:世界選手権500cc チャンピオン(ヤマハ/優勝7回)
2002年:世界選手権500cc チャンピオン(ヤマハ/優勝4回)
2003年:

世界選手権MXGP チャンピオン(ヤマハ/優勝9回)
世界選手権125cc ランキング 2位(ヤマハ/優勝8回)
世界選手権650cc ランキング 27位(ヤマハ/1戦のみ出場し優勝1回)

2004年:世界選手権MX1 チャンピオン(ヤマハ/優勝7回)
2005年:世界選手権MX1 チャンピオン(ヤマハ/優勝8回)
2006年:世界選手権MX1 チャンピオン(ヤマハ/第12戦迄で優勝12回)


S・エバーツ選手、2006年シーズンの成績(全15戦中第12戦終了時)

開催日 大会名 第1ヒート 第2ヒート 備考
4月2日 第1戦ベルギー GP 2位 1位 総合優勝
4月16日 第2戦スペインGP 3位 1位 総合優勝
4月23日 第3戦ポルトガルGP 1位 1位 総合優勝
5月7日 第4戦ドイツGP 1位 1位 総合優勝
5月21日 第5戦日本GP 1位 1位 総合優勝
6月4日 第6戦ブルガリアGP 1位 1位 総合優勝
6月11日 第7戦イタリアGP 1位 1位 総合優勝
6月18日 第8戦イギリスGP 1位 1位 総合優勝
7月2日 第9戦スウェーデンGP 1位 1位 総合優勝
7月16日 第10戦南アフリカGP 1位 1位 総合優勝
7月30日 第11戦チェコGP 1位 1位 総合優勝
8月6日 第12戦ベルギーGP 1位 1位 総合優勝
8月27日 第13戦アイルランドGP      
8月21日 第14戦オランダGP      
8月28日 第15戦フランスGP      

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