来る7月30日(日)、三重県・鈴鹿サーキットで決勝が行なわれる「2006 FIM 世界耐久選手権シリーズ第5戦"コカ・コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第29回大会」(鈴鹿8耐)に出場するヤマハチーム、3チームの概要が決まりました。
今回出場するヤマハチームは、「YAMAHA BLUE RACING」「YSP Racing Team sponsored by PRESTO Corporation」「TEAM 茶LLENGER」の3チームで、出場クラスはJSB1000クラス、使用マシンはヤマハYZF-R1SP、ライダーは下記の通りです。
記
チーム名
出場選手
YAMAHA BLUE RACING
コーリン・エドワーズ(米)
芳賀 紀行
YSP Racing Team sponsored by PRESTO Corporation
中須賀 克行
中冨 伸一
TEAM 茶LLENGER
藤原 儀彦
大崎 誠之
ヤマハトップチームとなる「YAMAHA BLUE RACING」からは、今季モトGPで活躍するコーリン・エドワーズ選手と、スーパーバイク世界選手権で活躍する芳賀紀行選手のペアが出場。1996年の鈴鹿8耐優勝ペアの再現となります。
2005年からヤマハにカムバックし現在モトGPで活躍のエドワーズ選手は、鈴鹿8耐で3度の優勝経験があり、スーパーバイク世界選手権で2度世界チャンピオンを獲得した実力の持ち主。安定した走りが身上で現在モトGPでも連続ポイント獲得記録を更新中です。なおヤマハの海外現役GPライダーの鈴鹿8耐参戦は1999年のR・ラコーニ選手以来7年ぶりです。
ペアを組む芳賀選手は2005年からヤマハにカムバックし今季もスーパーバイク世界選手権で活躍中。エドワーズ選手同様スーパーバイク、GP500、モトGPと豊富な経験を持ち、最近では04年、05年と連続してスーパーバイク世界選手権ランキング3位を修めたライダーです。
次のヤマハトップチーム「YSP Racing Team sponsored by PRESTO Corporation」からは、今季全日本JSB1000で活躍中の中須賀克行選手と、スーパーバイク世界選手権に参戦中の中冨伸一選手のペアが出場します。中須賀選手は、昨年は同チームのリザーブライダーとして参戦しましたが、本戦には今回が初めての参戦。6月11日に行われた8耐前哨戦・鈴鹿300kmロードレースでは52周をひとりで走破し4位を獲得し期待を集めています。
ペアを組む中冨選手の8耐参戦は今回で7度目。今季海外のレース体験で得た成果の反映が期待されます。
同チームは全国のヤマハスポーツ車販売店「YSP」の集合体「YSPメンバーズクラブ」が運営母体となり、主にヤマハ海外二輪製品を取り扱う国内ディストリビュータの(株)プレストコーポレーションをメインスポンサーに2002年に結成され今年で5年目を迎えるチームです。また同チームは中冨選手と吉川和多留選手のペアで参戦した2003年に総合2位/JSB1000クラス優勝を果たしており、今年は2度目のクラス優勝、そして総合優勝を狙います。