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2006年 YAMAHAレースリリース
芳賀がミサノ・テストでヤマハ勢トップ、総合3番手に 2006年4月20日

 ヤマハ・モーター・イタリア・WSBチームの芳賀紀行が、イタリアはミサノで行われたWSB公式テストで再びヤマハ勢で最速、また自身のベストタイムとなる1分33秒870を記録した。
 新しいトリプルクランプとリアサスペンションリンケージを投入したYZF-R1をテストした芳賀は、午後の最終セッションで予選用タイヤを履いてアタック。ベストタイムを更新する可能性もあったが、他のライダーにラインをふさがれてしまいタイムはのびなかった。
 また、第1コーナーにオイル漏れがあり、その後のコース上にも残留物が見られたため、2日間に渡るテストを最後まで走行することなく切り上げることにした。このため芳賀のベストタイムは、最終セッションのものではなく、朝のセッションで記録されたものとなり、参加ライダーの中では3番手となった。
 芳賀のチームメイト、A・ピットはエンジンのマッピングを見直したマシンで着実に走行を重ね、1分34秒469のタイムを記録してトップ10に入った。ピットもまた、最後にタイムを更新するチャンスを逸してしまった。
 上位グループのタイムは非常に拮抗しており、2位から15位までの14選手が1秒以内の僅差でひしめく激戦だった。このなかでベストタイムをマークしたのはT・ベイリス(ドゥカティ)で、コースレコードとなる1分33秒317を記録した。


 最終セッションで力強いライディングを見せたのがヤマハ・モーター・フランスのS・ジンバート。ミサノは11年間も走っていなかったにもかかわらずYZF-R1を駆って11番手に入った。
 同チームの阿部典史は、タイトでツイスティなミサノのレイアウトに手を焼き苦戦。ミサノは初めて走るWSBルーキーの中冨伸一は、27選手中20位となった。
 なお今回テストが行われたミサノ・サーキットでのレースはシリーズ第6戦(6月25日)に開催される。


芳賀紀行選手談:
 「今日はバイクのバランスが良くて、それでソフトタイヤをテストすることにした。加賀山選手が目の前に現れてしまったが、あのハプニングがなければベイリス選手に近いタイムを記録することができたと思う。午後は漏れたオイルがサーキット中に広がったので走るのをやめることにした。だから午後のセッションではほとんどソフトタイヤを使うことができなかった」

A・ピット選手談:
 「もっと上位にいければ良かったが、予選用タイヤを履いてなかったからね。しかしレース用タイヤを履いたマシンは好感触で、大きく進歩することができた。マシンはバアレンシアの時とほとんど同じ。これは良いことだ。今のところ大きく変える必要がないが、これは僕らが求めてきたこと。またスロットルを早く開くことがもっと楽にできるように電子系をチューンした。すべて良い方向に向かっている」

S・ジンバート選手談:
 「チームが一丸となってハードワークをしてくれて、マシンはカタールやオーストラリアの時と比べてすごく良くなった。だからここで、速いタイムを記録することは僕にとってそれほど大変なことではなかった。進歩したこととチームの全員が良い仕事をしたことを喜んでいる」

阿部典史選手談:
 「たくさんのことをトライした。昨年ここでレースをしているが、僕にとってそれが初めてであり、去年最悪のレースだったが、今度も相変わらず良い感じではない。恐らくこのコースが好きではないのだろう。今までと比べて少しずつは良くなっているが、他のライダーと比べるとまだ追い付いたという感じではない。それでも、昨年より2秒速くなっていると思う。タイヤも昨年よりずっと良くなっている。でもこのミサノ・テストのことは忘れて、バレンシアに臨みたい」

中冨伸一選手談:
 「今までここで走ったことはなかったので、ここでテストすることと、6月のレースのためのセットアップをすることは重要だった。バックストレートへとつながる高速の左コーナーが3つあってとても難しいコースだ。多くのことをしたし、レイアウトを覚えるために162ラップした」

M・メレガリ、ヤマハ・モーター・イタリア・WSBチーム監督談:
 「予定を立てていたすべてを消化することができた。唯一、コース上のほこりのためにソフトタイヤで最後に走ることができなかったが、それでもテストは有意義だった。今、気になるのは6月のレース時の路面温度だ。レースでは今とても良いバイクのパフォーマンスがそのままでいることを期待している」



ラップタイム


順位 選手名 マシン タイム
1 T・ベイリス Ducati 1'33.317
2 T・コルサー Suzuki 1'33.824
3 芳賀紀行 Yamaha 1'33.870
4 L・ランジー Ducati 1'33.933
5 C・ウォーカー Kawasaki 1'33.984
6 R・ラコーニ Kawasaki 1'34.085
7 F・ニエト Kawasaki 1'34.181
8 加賀山就臣 Suzuki 1'34.266
9 R・チャウス Ducati 1'34.315
10 A・ピット Yamaha 1'34.469
11 S・ジンバート Yamaha 1'34.618
19 阿部典史 Yamaha 1'35.574
20 中冨伸一 Yamaha 1'35.684

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