詳細本文 レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。 ヤマハ・モトクロス・チームがメインスポンサーを発表 2006年4月2日 ヤマハはこのほど、スペインの旅行会社、インター・スポーツとのパートナーシップ契約を決定。これによりヤマハ・モトクロス・チームの名称はヤマハ・インター・スポーツ・モトクロスチームとなる。 インター・スポーツは、スペインで観光産業を営む世界的な企業、インター・グループの関連会社として新たに創設された会社。同グループはスペイン国内に6つのホテルを所有し、そのうちの3つはバルセロナから南へ280kmほどのベニカシム地方にある。またレストランやウォーターパーク、ディスコなどの経営も行なっている。 2001年にヤマハに加入してから5年連続でチャンピオンに輝いたステファン・エバーツは、以前からインター・スポーツの施設を利用してトレーニングを行なっており、また父親のハリー・エバーツもここでたびたびトレーニング・スクールを開催している。 ベルギーのゾルダーで行なわれるモトクロス世界選手権の開幕戦では、インター・スポーツおよびベニカシムのロゴが描かれたヤマハYZ450FMがベールを脱ぐことになる。 ローレンス・クライン・コールカンプ(ヤマハ・モーター・ヨーロッパ、レース部門)談: 「新たなパートナーシップを発表できるのはいつでも嬉しいことだが、それがインター・スポーツのようにモータースポーツに興味と情熱を持ってくれている企業ならば、なおさらだ。彼らが所有している各種施設と、その利用を希望しているモータースポーツ界とが協力し合うことで、新しいビジネスの拡大に役立てると信じている。ともに充実した1年を過ごしていきたい。2006シーズンはステファンにとって最後のシーズンとなるが、同時に新しいパートナーとともに歩む、未来へ向けての新たな出発点だと考えている」 ファン・ホセ・ジメノ(インター・スポーツ)談: 「以前からステファン・エバーツと親密な関係にあり、またモータースポーツに対する情熱も強かったので、今回ステファン個人およびチームへのサポートを決定した。ステファンは8年前から我々の施設でトレーニングを行ない、冬の間はまるで自分の家のようにして過ごしていた。このパートナーシップによって我々インター・スポーツ、ステファン、そしてヤマハの3者がともに発展することを強く確信し、今後も長きにわたり、モトクロス界およびヤマハとの協力関係が続くことを願っている。 インター・スポーツの使命のひとつは、ベニカシムを訪れる観光客にこれまでとは違う新たな価値を提供すること。特に冬の間のホテル利用の価値を高めるために、スポーツを行う人々に対して、より良い環境の宿泊施設を提供していきたいと考えている。インター・スポーツの施設のある場所は、年間を通して気温20度くらいという恵まれた環境で、様々な楽しみ方ができる。スポーツ施設が充実すれば、さらにその価値が高くなるだろう。モトクロスを愛する多くのライダーが我々の施設を利用してくれることを期待している」