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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

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2006年 YAMAHAレースリリース
キャメル・ヤマハ・チームが冬季最終テストを実施 2006年2月15日

 キャメル・ヤマハ・チームのV・ロッシとC・エドワーズは14日、マレーシアのセパン・サーキットでマシンテストを開始。先週カタールでのテストを終えたばかりの両ライダーは、ここでさらに開発作業を続け確かな成果を挙げた。ラップタイムでは、非公式ながらいずれもトップ5に入っている。
 両ライダーは、このところ気になっていたチャタリングの問題を解決することに集中。ラップタイムはこの日の重要課題ではなかったにもかかわらず、ともに良いペースをつかんでラップレコードを上回るタイムを記録した。エドワーズが2分02秒00で3番手、ロッシは2分02秒20で5番手。周回数はいずれも54周だった。トップはM・メランドリ(ホンダ/2分01秒66)。

コーリン・エドワーズ選手談(2分02秒00/54周):
 「今日はものすごく暑くて疲れたよ! チャタリングの問題を解決することが今日の最大の目的で、その他にフロントフォークのセッティングも少し試してみた。成果は上々、フロントのセッティングは午前中に試したものがとても良かったのでこれが最終決定になればいいと思う。正直なところラップタイムはあまり気にしていなかったが、自然についてきた感じ。もちろんこの結果は嬉しいよ! マシンは1月のテストのときよりも更に良くなっていて、ヤマハやミシュランが提供してくれた新しいものも素晴らしい。カタールのあとは、とくにフロントエンドに関してかなり自信がついた。全てがうまくいっているので、あとは残りの2日間で最後の仕上げをするだけ」

バレンティーノ・ロッシ選手談(2分02秒20/54周):
 「今日はチャタリングの問題を解決することに集中。いろいろなものを変更しながらさまざまなセッティングを試し、貴重なデータを集めることができた。残りの2日間はこのデータを使ってさらに作業を進めていくことになるが、問題解決にかなり近づいて来ているのを実感している。この問題さえなくなればマシンのポテンシャルをフルに引き出すことができる。ヤマハは本当に良い仕事をしてくれたのでマシンのポテンシャルはとても高い。残りの課題を克服すれば全てうまくいくだろう」

ダビデ・ブリビオ(キャメル・ヤマハ・チーム監督)談:
 「チャタリングの問題が最大の課題。今日はチーム全体で協力しながら、正しい方向性を模索していった。ライダー同士が非常に良い関係にあり、それぞれのクルーたちもお互いに情報を交換し合うなど、ひとつの目標に向かって力を合わせることができた。これはチーム全体としてとても重要なことだと思う。今日はデータ収集を行なったので、明日はこれを続けながら、さらに新しいものを試していく予定。ニューマシンのテストはすでにかなりの日数をこなしていて、ここまではとてもうまくいっている。あと2日間、さらに前へ進むべく頑張るだけ」



非公式ラップタイム: (気温:37度、路面温度:54度、湿度:79%)


順位 選手名(国籍) マシン タイム
1 M・メランドリ(イタリア) Honda 2'01.66
2 D・ペドロサ(スペイン) Honda 2'01.89
3 C・エドワーズ(アメリカ) Yamaha 2'02.00
4 J・ホプキンス(アメリカ) Suzuki 2'02.15
5 V・ロッシ(イタリア) Yamaha 2'02.20
6 L・カピロッシ(イタリア) Ducati 2'02.64
7 R・ド・ピュニエ(フランス) Kawasaki 2'02.75
8 N・ヘイデン(アメリカ) Honda 2'02.86
9 C・チェカ(スペイン) Yamaha 2'03.40
9 C・ストーナー(オーストラリア) Honda 2'03'40
11 S・ジベルナウ(スペイン) Ducati 2'03.51
12 T・エリアス(スペイン) Honda 2'03.52
13 K・ロバーツ(アメリカ) KR Honda 2'03.58
14 玉田誠(日本) Honda 2'03.66
15 中野真矢(日本) Kawasaki 2'04.02
16 C・バーミューレン(オーストラリア) Suzuki 2'04.10
17 A・ホフマン(ドイツ) Ducati 2'05.40
18 J・L・カルドソ(スペイン) Ducati 2'05.81
19 J・エリソン(イギリス) Yamaha 2'05.90

ラップレコード:N・ヘイデン(Honda)/2分02秒993(2005年)
ベストラップ:R・カピロッシ(Ducati)/2分01秒73(2005年)


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