詳細本文 レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。 ヤマハ・モーター・イタリアがメインスポンサーを発表 2006年2月9日 ヤマハ・モーター・イタリアのワールドスーパーバイク・チームは今日、サンタンダー・コンシューマー・バンク・イタリアとの3年間にわたるスポンサーシップ契約締結を発表した。このことから、芳賀紀行とA・ピットが走らせるヤマハYZF-R1は、同社のコーポレート・カラーである赤と白でペイントされることになる。 サンタンダー・コンシューマー・バンク・イタリアは自動車業界における大手消費者信用銀行。イタリアの顧客はマシン購入の際にここで融資を受けるなどしており、同社とヤマハ・モーター・イタリアとは「ヤマハ・クレジット・システム」という融資システムを通じて協力関係にある。同社はスペインの財政機関サンタンダーグループの一員で、世界でトップテンに数えられる国際銀行のひとつでもある。同グループは世界46ヵ国で10,000社にのぼるフランチャイズを展開、5,900万の顧客と126,000人の従業員をもつ。サンタンダー・コンシューマー・バンク(SCB)はこのグループの重点企業のひとつだ。SCBはイタリアの自動車業界において、金融商品を開発することで大きな成功を収めてきた。 L・K・コールカンプ(ヤマハ・モーター・ヨーロッパ、レース部門)談: 「サンタンダー・コンシューマー・バンクとの3年契約締結を非常に嬉しく思っている。このような大手金融会社が、市場におけるモーターサイクル・レーシングの潜在能力を認めてくれたことは大きな前進と言えるだろう。ヤマハ・モーター・イタリアとの現行の協力関係と併せ、今回のパートナーシップはワールドスーパーバイク・レーシングへの新たな価値ある貢献となるだろう。スーパーバイクはディーラーで購入できる市販のレースマシン。そしてこのスポンサーは、ヤマハ・モーター・イタリアのディーラーの顧客に対して金融サービスを提供する頼もしい存在だ。両者のパートナーシップは我々チームに、より競争力を高めるためのチャンスを与えてくれるだろう。サンタンダーもまた、モーターサイクル業界の内外で必ずや知名度を上げることになるはずだ」 M・ヴィオット(サンタンダー・コンシューマー・バンク・イタリアCEO)談: 「商業的な観点から、ヤマハ・モーター・イタリアとのパートナーシップは我々にとって非常に重要だ。我々は長年にわたり、自動車関連のパートナーへの商品やサービスの提供を行なってきた。これらのツールを利用し、ヤマハ・クレジット・システムを通じてヤマハ・モーター・イタリアおよびそのディーラー・ネットワークをサポートし、また彼らのニーズにあった新たなものを展開していきたいと考えている。自動車市場における個々の企業の間ではすでに成功を達成してきた。これからはモーターサイクルに関する融資でシェアを拡大し、おもに自動車部門の消費者金融に立脚している現在の牽引力をさらに伸ばしていくことが目標だ。ヤマハ・モーター・イタリアのワールドスーパーバイク・チームへのスポンサーシップは、ヤマハのディーラー・ネットワークとの絆を深め、ともに成功というゴールを目指していけるだろう」