詳細本文 レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。 テック3・ヤマハチームにカルロス・チェカ選手が加入 2006年モトGP世界選手権 2006年2月1日 テック3・ヤマハチームは、2006年モトGP世界選手権に、カルロス・チェカ(スペイン)とジェームス・エリソン(英)の2人体制で参戦することを決定した。マシンは、ヤマハYZR-M1でダンロップ製タイヤを装着する。 H・ポンシャラル(チーム監督)談: 「テック3、ダンロップ、ヤマハが協力し、ついにここまで来ることができた。我々のプロジェクトがようやく最終決定に至った。このシーズンオフは、若いJ・エリソンがひとりでマシン開発の作業を行ってきたため、様々な苦労もあった。これからは経験豊富なC・チェカの力が重要になってくるので、彼の加入は非常に嬉しい。C・チェカは今季のモトGP参戦ライダーのなかで最も経験の長いライダーのひとり。最高峰クラスで10年にわたって上位を走り続け、いろいろなマシンに乗り、多くのメーカーのタイヤを使用してきた貴重な経験の持ち主だ。このことはマシン開発において、とくにダンロップにとっては非常に役立つだろう。 C・チェカというパートナーを得たJ・エリソンは才能もあり登り調子で、昨年ダンロップタイヤでのレース経験がある。これで若いJ・エリソンと、経験あるC・チェカの組み合わせという理想の体制となった。こうして万全の準備が整った今、大きな希望を持つことができる。C・チェカは2月5~7日に予定のカタールのテストで、ダンロップタイヤ装着のヤマハYZR-M1を初ライドすることになる」 L・ジャービス(ヤマハ・モーター・レーシングのマネージング・ディレクター)談: 「2006年シーズンに向けて、2チーム4ライダーのラインナップでレースに臨むことができることを、我々は非常に嬉しく思っている。ヤマハのモトGP出場を最高のレベルで継続し、またこのスポーツ振興のために、常に4人のライダーを実戦に送り出したいというのが我々の希望だ。こうすることでメディアへの露出が少しでも増え、モーターサイクル・レースを世界中に普及させるための一助になってくれると考えるからだ。ヤマハは、このプロジェクトの完成に尽力してくれたすべての人々に感謝し、テック3ヤマハ・チームの成功を祈っている」