詳細本文 レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。 阿部典史選手がチーム監督を務める 「TEAM NORICK JR」が本格始動! 2006年2月1日 左から近藤選手、山田選手、野左根選手 94年から世界選手権ロードレースに参戦し、現在はスーパーバイク世界選手権で活躍中の阿部典史選手が監督を務める「TEAM NORICK JR」(チーム・ノリック・ジュニア)の結成発表会が1月28日 “サーキット秋ヶ瀬”(埼玉県さいたま市)で行われた。 阿部選手は、過去10年間にわたり子供たちにバイクの楽しさを伝授する“親子バイク教室”を主催・指導してきたが、今回の「TEAM NORICK JR」はこの実績と阿部選手の実践経験を背景に、次世代のモータースポーツへの参加をサポートするのが狙い。ミニバイクレースから地方選手権、全日本選手権、さらに世界選手権で活躍できるライダーの育成がテーマとなっている。 この日は所属ライダーの近藤湧也(こんどう・ゆうや/13歳)、山田誓己(やまだ・せな/11歳/05年もてぎ北ショートコース選手権SP12エリアチャンピオン)、野左根功汰(のざね・こうた/10歳/大洗サーキット選手権SP12チャンピオン)の3選手が関係者に紹介され、ヤマハTZM50Rを駆りサーキットでデモ走行を行った。 なお「TEAM NORICK JR」では、2006年シーズンはヤマハTZM50Rを使用し、サーキット秋ヶ瀬、桶川スピードランド、筑波サーキット、ツインリンクもてぎ、ほか各サーキットでのSP12クラスを中心に年間約20戦の出場を予定している。 #1近藤選手(手前)、#2野左根選手(中)、#3山田選手(奥) 阿部典史監督談:「これまで10年近く“親子バイク教室”を開催してきましたが、それは主にバイクの楽しさや正しい乗り方をレクチャーするものでした。今回の『TEAM NORICK JR』の結成は、この“親子バイク教室”をさらに進化させたもので、モータースポーツへの実践参加が主軸となります。次世代のレーシングライダー、そして全日本選手権や世界選手権で活躍できるライダーが誕生してくれれば嬉しい限りです。 ライダー3人はそれぞれ個性的。レース経験2年の近藤選手は要所、要所で走りに光るものがあります。山田選手の実際のレースは見ていませんが、練習走行ではキレのある綺麗な走りを見せるのが印象的。また野左根選手は、とてもアグレッシブな走りで、もっともっと伸びていくと予感させますね」