詳細本文 レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。 ダカール前哨戦 WR450F を駆るD・フレティーネが優勝! 2005年11月8日 ダカール・ラリーの前哨戦としても注目されるシャムロック・ラリーが10月28日から11月6日迄モロッコ・サハラで開催されWR450Fを駆り出場したダビッド・フレティーネ選手(ヤマハ・モーター・フランス・イポンヌ/仏/35歳)が本大会での4連勝を飾った。 フランス国内外のエンデューロのシーズンを終え今回の“シャムロック・ラリー”に臨んだフレティーネは、この大会での優勝でダカールへ向けて好感触を得た。フレティーネは、コース状況やマシンにすぐ馴染み、5日間に渡りトップを快走し4度目の総合優勝を獲得。高速のステージでも、またテクニカルなセッションでも新型WR450Fを駆りハイスピードをキープ、モロッコでの自身のレース経験の中でも最高の成績を収めダカールへ向けて好スタートを切った。 今回のダカール・ラリーは数えて第28回目。2005年12月31日から2006年1月15日の日程で開催される。このラリーは従来フランスまたはスペインがスタート地点だったが、今回はポルトガルのリスボンからスタート。約10,000km先、セネガルの首都ダカールの海岸がゴールとなる。フレティーネは2005年のダカール・ラリーで参戦2回目ながら総合5位で完走。また2005年に3つのSS(スペシャルステージ)を制したただ一人の選手で、前回に続き450クラスを制している。 ダビッド・フレティーネ選手談(ヤマハWR450F/ヤマハ・モーター・フランス・イポンヌ)総合優勝:「今回のシャムロック参戦は、何といってもダカールへの準備のためだったんだ。2位を2時間以上引き離して勝利を得たことには満足しているが、ダカールに向けた多くの課題を解決できたことが大きい。開催前の1週間を通しサスペンションのセッティング出しに集中していたが、それが全てうまくいった。 この基本セッティングと合わせて、シフトペダルやハンドルの微調整、新型GPSナビの操作確認も行った。エンジンは特に手を加えていないが厳しい状況下でもWR450Fは見事な働きをしてくれた。マシンはこれまで以上に僕に自信を与えてくれた。我々のチームは現時点でのマシンの基本セッティングをそのままに、ダカール・ラリーに参戦する予定。準備の次のステップは、ゆっくり休息をとり11月終わりまでに体力を完璧にすること。その後自分を2006年のダカール・ラリーのモードを切り替え、地図を見ながら地形を把握し、またマシンを身近なところに置きナビ操作の練習を続けるつもりだ」 2005年シャムロック・ラリー最終結果 順位 ライダー マシン 1 ダビッド・フレティーネ Yamaha 2 ティエリー・ベティ Honda 3 クリストフ・メイラ Honda 4 オリヴァー・キューベインズ Yamaha 5 パトリック・モレノ Suzuki 6 アンドレ・ルノーブル Suzuki 7 クリストフ・ルージョ Yamaha 8 フィリップ・プナルン Yamaha 9 ジャン=ミッシェル・ルダル Polaris 10 エリック・ボドワン Kawasaki