ヤマハ発動機(株)は、国内・海外の主要ロードレースで高い戦闘力を発揮し信頼を得ている市販ロードレーサー「TZ250」及び「TZ125」について、2006年シーズンに向けて受注生産にて、2006年1月20日より販売する。受注の受付は10月17日~12月20日である。なお予約・販売は全国のヤマハスポーツバイク正規取扱店等にて行なう。
「TZ250」はGP参戦で得た技術を反映し、1973年初代モデルを発売以後、世界GPからアマチュアレースまで多くの舞台で愛用されてきたモデルである。現行モデルでは水冷2ストローク・クランクケースリードバルブ90度V型2気筒偶力バランサー装備エンジンを軽量アルミ製デルタボックスフレームに搭載。全域のパワーフィーリングと優れた加速性能を実現、ボディ関連も優れた空力性能・最高速性能、高速操安性を実現している。
なお、購入者には全国の主要サーキットにて開催される“ヤマハスクール”を参加費無料で受講できる特典を設定し(1回のみ)モータースポーツの普及を支援する。
| 全長×全幅×全高 |
1,955mm×650 mm×1,163mm |
| 軸間距離 |
1,342mm |
| 最低地上高 |
112mm |
| 半乾燥重量 |
102kg |
| 原動機種類 |
水冷・2ストローク・クランク室リードバルブ |
| 気筒数配列 |
V型2気筒 |
| 総排気量 |
249cm3 |
| 内径×行程 |
54.0mm×54.5mm |
| 圧縮比 |
7.1~7.7:1 |
| 最高出力 |
68.4kW(93PS) /12,500r/min |
| 最大トルク |
53.9N・m(5.5kgf・m)/11,750r/min |
| 始動方式 |
押しがけ式 |
| 潤滑方式 |
混合給油 |
| エンジンオイル容量 |
0.5L |
| 燃料タンク容量 |
23L |
| キャブレター形式 |
TMXχ38×2 |
| 点火方式 |
C.D.I. |
| 1次減速比/2次減速比 |
2.524/2.571 |
| クラッチ型式 |
乾式多板コイルスプリング |
| 変速機形式 |
常時噛合式前進6段 |
| 変速比 |
1速1.938、2速1.476、3速1.238
4速1.091 5速1.000 6速0.926 |
| フレーム形式 |
ダイヤモンド |
| キャスター/トレール |
22°/82mm |
| タイヤサイズ(前/後) |
120/60R17/165/55R17 |
| ブレーキ形式(前/後) |
油圧ダブルディスク/油圧ディスク |
| 懸架方式(前/後) |
テレスコピック/スイングアーム |
| 全長×全幅×全高 |
1,828mm×510 mm×1,033mm |
| 軸間距離 |
1,242mm |
| 最低地上高 |
110mm |
| 半乾燥重量 |
72.3kg |
| 原動機種類 |
水冷・2ストローク・クランク室リードバルブ |
| 気筒数配列 |
単気筒 |
| 総排気量 |
124cm3 |
| 内径×行程 |
54.0mm×54.5mm |
| 圧縮比 |
7.9:1 |
| 最高出力 |
32.3kW(44PS)/12,250r/min |
| 最大トルク |
25.0N・m(2.55kgf・m)/12,000r/min |
| 始動方式 |
押しがけ式 |
| 潤滑方式 |
混合給油 |
| エンジンオイル容量 |
0.3L |
| 燃料タンク容量 |
13L |
| キャブレター形式 |
PWM38×1 |
| 点火方式 |
C.D.I. |
| 1次減速比/2次減速比 |
2.857/2.118 |
| クラッチ型式 |
乾式多板コイルスプリング |
| 変速機形式 |
常時噛合式前進6段 |
| 変速比 |
1速2.000、2速1.632、3速1.412
4速1.250、5速1.143、6速1.083 |
| フレーム形式 |
ダイヤモンド |
| キャスター/トレール |
22.6°/85.5mm |
| タイヤサイズ(前/後) |
95/70R17/125/55R17 |
| ブレーキ形式(前/後) |
油圧シングルディスク/油圧シングルディスク |
| 懸架方式(前/後) |
テレスコピック/スイングアーム |