詳細本文 レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。 芳賀紀行、モンツアでのYZF-R1のテストを終える 2005年2月15日 2月初旬に行われたバレンシアでのテストに参加しなかったヤマハ・モーター・イタリア・チームは、ジェルノ・ディ・レスモのワークショップからモンツア・サーキットへ移動。ここで、スーパーバイク世界選手権開幕戦(カタール)に向けてのテストを行った。 1月、同チームはフィリップアイランド(豪)で広範囲に渡るテストプログラムを消化しているため、モンツアでは主にシャシー・セッティングに焦点を当てたテストを行った。フィリップアイランドでのテストで得られた情報をベースに、芳賀紀行用のマシンはシート位置などライディングポジションを変更した。一方、チームメイトのアンドリュー・ピットは、YZF-R1の長距離走行テストを行いリラックスした感触を得ていた。 2月14日、ヤマハ・モーター・イタリア・チームは2月19、20日に公式テストが行われるロサイル・サーキット(カタール)に向けて機材を送り出す。シリーズ第1戦は2月24日(金)の公式予選より開幕する。 芳賀紀行(ヤマハ・モーター・イタリア) 談:「フィリップアイランドではR1についてたくさん学ぶことができた。パーツがなかったため、変更できない部分があったが、僕が要求したことのほとんどをチームはやってくれた。今回のテストは、タイムを出すことは狙っていなかったが、カタールに向けて小さなエンジンの変更をいくつか行うこともでき、さまざまな部分で満足の結果が得られた。YZF-R1がとても速いということはわかっているので、今からレースが待ち遠しい」 アンドリュー・ピット(ヤマハ・モーター・イタリア) 談:「バレンシアでの初テスト以来、バイクは大きく進歩しているが、もちろんまだやるべきことは残っている。ただ僕らは、たくさんのテストを行ったという自信があり、前向きな気持ちでレースに臨むことができる。もし、最初の2レースで上位を走ることができなかったら、僕らは勝ちを狙えるようになるまで、確実にポイントを重ねて行くことになるだろう」 マッシモ・メレガッリ(ヤマハ・モーター・イタリア、チームコーディネーター)談: 「今日のモンツアでのテストは、ノリ(芳賀紀行)が以前にリクエストした変更箇所を試す重要なテストであり、小さないくつかの問題を解決することができた。カタールでは可能なかぎり時間をロスすることがないようにしたいので、非常に良い結果となった。チームのメンバーは皆、カタールでの、そして我々にとって初レースにとてもエキサイトしている」