詳細本文 レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。 S・エバーツ選手&ヤマハYZ450FM 2年連続チャンピオン獲得 世界選手権モトクロス MX1クラス 2004年9月12日 9月11日(土)、アイルランドで開催された世界選手権モトクロス第15戦MX1クラスで、ヤマハL&MモトクロスチームからYZ450FMで出場したステファン・エバーツ選手が第1ヒートで2位を獲得し、2004年シリーズチャンピオンを決めた。また第2ヒートでは優勝を飾った。 エバーツ選手の世界タイトルは2003年から開催の最高峰クラス(2003年はMXGP)での2年連続。またエバーツとヤマハにとっては01~02年500ccチャンピオンを含めて4年連続チャンピオン。また過去125ccで1回、250ccで3回、500ccで2回、MXGPで1回タイトルを獲得しているエバーツ選手自身として8度目の世界タイトルとなる。 2サイクル250ccと4サイクル450ccが混走で争うモトクロス世界最高峰クラス、MX1(初年度03年は「MXGP」)は、04年から2ヒート制となり一層興味深いシリーズとして開始された。エバーツ選手は開幕戦こそ両ヒート5位に留まるが、第2戦での両ヒート優勝を飾ってからは常にシリーズ戦をリード。第15戦までの30ヒート・全レースで上位入賞の活躍だった。 なお、エバーツ選手は、来る10月31日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で開催される全日本モトクロス第10戦・日本グランプリへの出場が決まった。 4年連続、通算8度目の世界チャンピオンに輝いた エバーツ選手(9月11日アイルランドGP) S.エバーツ選手談話:「第1ヒートは周回遅れに邪魔されてしまった。でもこれはよくある話。L・セギーとB・マッケンジーが僕の前にいてブロックされたような形になってしまい、その間にピションが抜いていったんだ。優勝したかったから、とても悔しい気持ちになったよ。第2ヒートはピションを突き放してトップをキープしようと、最初からハードに攻めていった。終盤に入ってからも好調で、ピションよりいくらか速かったから、これで勝てると確信した。今日ここで8度目のタイトルを決められたことは非常に嬉しい。シーズンは長く、たくさんレースがあるから、チャンスが逃げてしまうこともある。今年の僕もまったく問題がなかったわけではないが、なんとか安定して戦い続けることができ、それがこの結果につながったと思う。チーム、ヤマハ、スポンサー、家族そしてファンの皆さんに感謝している」 ステファン・エバーツ 選手プロフィール 氏 名/ Stefan EVERTS 国 籍/ ベルギー 生年月日/ 1972年11月25日(31歳) チーム名/ ヤマハL&Mモトクロスチーム 趣 味/ 音楽、ゴルフ、カート、水上スポーツ レース歴/ 1989年: 125cc世界選手権ランキング15位 1990年: 125cc世界選手権ランキング3位 1991年: 125cc世界選手権チャンピオン 1992年: 250cc世界選手権ランキング11位 1993年: 250cc世界選手権ランキング2位 1994年: 250cc世界選手権ランキング2位 1995年: 250cc世界選手権チャンピオン 1996年: 250cc世界選手権チャンピオン 1997年: 250cc世界選手権チャンピオン 1998年: 250cc世界選手権ランキング2位 1999年: 250cc世界選手権ランキング11位(一時怪我で不出場) 2000年: 怪我で不出場 2001年: 500cc世界選手権チャンピオン 2002年: 500cc世界選手権チャンピオン 2003年: MXGP世界選手権チャンピオン 2004年: MX1世界選手権チャンピオン(第15戦で決定) エバーツ選手、2004年シーズンの成績 開催日 大会名 第1ヒート 第2ヒート 備考 3/21 第1戦ベルギーGP 5位 5位 3/28 第2戦スペインGP 1位 1位 総合優勝 4/4 第3戦ポルトガルGP 1位 2位 4/25 第4戦オランダGP 2位 1位 総合優勝 5/2 第5戦ドイツGP 3位 2位 5/16 第6戦ベネルクスGP 1位 1位 総合優勝 5/30 第7戦イギリスGP 4位 3位 6/6 第8戦フランスGP 1位 1位 総合優勝 6/13 第9戦イタリアGP 2位 1位 総合優勝 6/27 第10戦ベルギーGP 6位 1位 7/4 第11戦スゥエーデンGP 4位 2位 8/1 第12戦チェコGP 2位 2位 8/8 第13戦ベルギーGP 1位 3位 総合優勝 8/29 第14戦ヨーロッパGP 1位 2位 9/11 第15戦アイルランドGP 2位 1位 総合優勝 9/26 第16戦南アフリカGP