詳細本文 レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。 AMA スーパークロス東地区125cc選手権シリーズ 4ストYZ250Fを駆るC.リード選手(豪) 初のチャンピオン獲得 2002年4月10日 4月6日(土)、米ミズーリ州セントルイスで開催された2002年AMAスーパークロス第12戦(東地区125cc第6戦)で、YZ250Fを駆るチャド・リード 選手(20歳/Yamaha of Troy)が優勝し、今季6勝目を獲得、合計150ポイントを獲得し最終戦を待たずしてチャンピオンを決めた。 リード選手にとってAMA初タイトル。AMAスーパークロスでのオーストラリア人のチャンピオンは初。YZ250Fにとっては、昨'01年西地区でのデビュー年でのタイトル獲得に続く2年連続タイトルとなった。 この日のレース、ホールショットを奪ったK.スミス選手(ヤマハ)、そしてL.ワード選手(ヤマハ)に続き、リード選手はスタート直後からトップグループにつけてチャンスをうかがう。そして3周目にリード選手はトップに立つと、その後2位以下との差を広げてそのままチェッカーを受けた。リード選手とYZ250Fの連勝記録はこれで6となり、シリーズ終了を待たずして、チャンピオンを獲得した。なおレースは、2位にE.ソルビィ選手(カワサキ)、3位にリードのチームメイトでYZ125を駆るG.シュネル選手が入った。 02年AMAスーパークロス東125ccでチャンピオンを獲得したC.リード選手 C.リード選手のプロフィール 氏 名/ Chad REED 国 籍/ オーストラリア 生年月日/ 1982年3月15日(19歳) チーム名/ Yamaha of Troy レース歴/ 2001年: 250ccモトクロス世界選手権デビュー第12戦オランダGP優勝・ランキング2位 2002年: AMAスーパークロス125cc東地区チャンピオン チャド・リード選手2002年AMAスーパークロス 東125ccシリーズでの経過概要 第1戦・インディアナポリス・・・優勝(2月9日) スーパークロス第6戦と同日開催の東地区125ccの開幕戦。ホールショットのK.スミス(ヤマハ)が序盤をリードするが、M.ブラウン(カワサキ)がこれをかわしてトップに。序盤リードは5番手を走行するが6周目に2位に浮上し、トップのブラウンを追撃。リードは12周目に先行するブラウンをかわしてトップに浮上。そのまま独走してチェッカーフラッグを受けた。 第2戦・ミネアポリス・・・・優勝(2月16日) ホールショットはC.リード。これにS.ボナフェイス(KTM)とG.ラングストン(KTM)が続くが、リードのペースは速く、激しい2位争いを展開するボナフェイスとラングストン以下とのギャップを次第に広げていく。リードはそのまま独走を続け、開幕2連勝を飾った。 第3戦・アトランタ・・・・優勝(2月23日) リードは出遅れ、1周目を7位で終える。上位グループの中ではブラウンが徐々に順位を上げ、7周目にトップを奪った。一方、スタートで遅れたリードも果敢な追い上げを見せ、レース中盤にはトップのブラウンに追いつき、バトルを開始。そして13周目、リードはついにブラウンを抜いてトップに立つと、そのままレースをリード。最初にチェッカーフラッグを受け連勝記録を3に伸ばした。 第4戦・デイトナ・・・・優勝(3月9日) リードは3番手で1周目を終える。その後、リードはブラウンをかわして2位に上がると、首位のラングストンの追撃を開始。7周目にトップに立つと、2位以下との差を次第に広げ、独走で開幕4連勝目を飾った。 第5戦・ニューオーリンズ・・・・優勝(3月16日) リードが1周目からトップに立つ。L.ワード、S.ボナフェイスらが続くが、その後方からG.ラングストンが激しい走りで追い上げ、4周目までに2位に上がる。ラングストンは首位を行くリードに狙いを定め、5周目にはリードを抜いてトップに立つ。しかしリードは、ラングストンをピッタリとマークしてチャンスを待つ。トップの2選手は3番手以下を大きく引き離し、レースは一騎討へ。ラスト1周を残した14周目、ラングストンの動きが僅かに乱れたのを見逃さなかったリードは、トップを奪い返しそのままチェッカーを受け5連勝。 第6戦・セントルイス・・・・優勝(4月6日) リードはこのレースでも圧倒的な強さを披露。ホールショットはK.スミス、L.ワードに続き、リードはスタート直後からトップグループにつけてチャンスをうかがう。そして3周目にトップに立つとそのまま2位以下との差を広げ、最初にチェッカーフラッグを受けた。リードとYZ250Fの連勝記録はこれで6となり、シリーズ終了を待たずしてチャンピオンを獲得した。 2002年AMAスーパークロス東地区125ccチャンピオンシップ(第6戦/4月6日終了時点) 1位 C.リード ヤマハ 150ポイント(チャンピオン決定) 2位 M.ブラウン カワサキ 109 3位 S.ボナフェイス KTM 88 4位 B.アンテュネズ スズキ 82 5位 G.シュネル ヤマハ 81 6位 B.ジェスマン スズキ 76