トップリーグ 2021 1stステージ 第7節 - 試合日程・結果
トップリーグ 2021 1stステージ 第7節:パナソニック戦の結果をご報告します。
トップリーグ 2021 1stステージ 第7節
4/10(土) 12:00 Kick off
埼玉県 熊谷ラグビー場
パナソニック |
VS | ヤマハ発動機ジュビロ |
||
---|---|---|---|---|
55 | 前半 21-12 後半 34-7 |
19 |
【ゲームレポート】
いよいよリーグ戦の最終節。
ヤマハ発動機ジュビロは、熊谷ラグビー場でパナソニックワイルドナイツとの一戦に臨んだ。
ここまで積み上げてきたヤマハスタイルを遺憾なく発揮して、前節からの勝利と合わせて
この先のトーナメントに繋げたい一戦は快晴の空の下、パナソニックのキックオフで試合が開始した。
今節も先制してリズムを掴みたいヤマハに対し、1分、パナソニックがキックパスから
こぼれたボールを拾ってそのままトライし、0-7。
その後も自陣でパナソニックの攻撃が続くが、7分、気合いを注入するかのごとくスクラムで猛プッシュ。
ペナルティを奪うと敵陣ゴール前へと攻め込んだ。
ラインアウトからの攻撃でゴールラインに迫るが、ペナルティでスコアに繋げることができず。
さらにターンオーバーからキック、パス、ランを使って攻めるが、
再びパナソニックのディフェンスが立ちはだかった。
その後、15分に自陣でパナソニックがターンオーバー、粘り強く守るがトライを許す。0-14。
さらに、立て続けにパナソニックが自陣深くへと攻め込み、ヤマハの我慢の時間が続く。
激しいボールの争奪戦の中、ヤマハもボールを動かし何度も敵陣へ。
だがターンオーバーを繰り返すパナソニックが28分にも追加点、0-21とリードが広がった。
前半の残り時間も少なくなる中、当然このまま引き下がるわけにはいくはずもなく、
再び自陣へと攻め込んだパナソニックボールをターンオーバー。
37分に自陣からCTB白井、石塚、WTBツイタマと繋ぎ、さらにFBグリーンから再びパスをもらった
WTBツイタマがトライ。5-21。
さらに自陣から攻めるヤマハ。敵陣へと入ると22mスクラムからの連続攻撃。
SO清原からボールをもらったWTBツイタマが一気に加速し、そのまま持ち込み追加点。
グリーンのコンバージョンも決まり12-21。
追い上げて前半を終えた。
終盤の勢いを持続したいヤマハのキックオフで後半開始。
最初に自陣へ攻め込んだパナソニックに対し、FLスミスがジャッカルでピンチを救うが
さらに続くパナソニックの攻撃は6分にラインアウトから展開しそのままトライ。12-26。
13分にはパナソニックがペナルティゴールを決めて追加点をあげ12-29。
その後、敵陣でスクラムから攻撃を仕掛けるヤマハに対し15分にパナソニックが
ターンオーバーから繋いで一気にトライ。12-34。
18分にもキックオフからパナソニックがノーホイッスルトライをあげて12-41とリードが広がった。
何とか流れを取り戻したいヤマハは、メンバーも入れ替え、試合は終盤へと突入した。
スクラムでプレッシャーをかけると敵陣へとエリアを挽回。じわじわとゴールラインへ迫った。
29分にHO平川がライン際であわやトライという場面も、わずかにタッチ。
続く30分にはゴール前スクラムからSH矢富、NO.8スミスへと繋いで待望のトライ。19-41とした。
続くスコアがほしいヤマハは、パナソニックの猛攻を止め自陣から攻めるが
36分にはターンオーバーからパナソニックが追加点。
終了間際にもパナソニックスがトライをあげ19-53でノーサイドを迎えた。
まずはコロナ禍、リーグ戦7試合を開催し、戦う場所を準備してくださった方々と
対戦チーム、そして会場でリモートでどんな時も応援してくださったファンの方々に
心から感謝の気持ちを伝えたい。
3勝4敗はもちろん望んでいた結果ではないが、勝ち負けを通してこの7試合の中で、
得たものがさくさんある。
ヤマハスタイルを体現できたこと、成長できたこと、学んだこと、
トップリーグデビューを果たした多くの選手の記念すべき瞬間を分かち合い、
またトップリーグで負けた翌日にトレーニングマッチでリベンジしたりと、
ヤマハはいつもポジティブなことに溢れていた。
リーグ戦の結果を堂々と受け止めて、全てを自信とエネルギーにして、
また今日から変わらない目標に向かって一歩ずつ前進していきたいと思う。
この先のトーナメントで待ち受ける強敵がどこであっても、スペシャルや秘策は必要はない。
ヤマハスタイルがあるから。
ファンとチームメイトのために、そして皆で最高の瞬間を分かち合うために、
ヤマハはヤマハらしく最後のトップリーグの最後のトーナメントを戦いたい。
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試合後インタビュー
■ヘル副キャプテン
今日の試合は、自分たちのミスから相手のトライに繋がってしまいました。
ですが、ボールをキープすること、ヤマハスタイルをしっかりやることで
前半終盤のよいプレーに繋がりましたので、次のトーナメントに向けて、
今回の学びを活かしていきたいと思います。
■スミス選手
相手に対してチャンスを与えてしまい、いいプレーをされてしまいました。
セットプレーはうまくプレーできていたところもあり、自分たちの強みを
活かしていくことができればもっとしっかりプレーできたと思います。
チームのためにどんなことができるかをしっかり考えながらプレーしていきます。
試合詳細・メンバー
パナソニック | ヤマハ発動機ジュビロ | |||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
3 | 5 |
T | 2 |
1 |
3 | 3 |
G | 1 | 1 |
0 | 0 |
PT | 0 | 0 |
0 | 1 |
PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
21 | 34 | 計 | 12 | 7 |
55 | 合計 | 19 |
パナソニック | |
---|---|
1 |
クレイグ・ミラー |
(2) | 堀江 翔太 |
3 | ヴァル アサエリ 愛 |
4 | 長谷川 崚太 |
5 | ヒーナン ダニエル |
6 | ベン・ガンター |
7 | 布巻 峻介 |
8 | ジャック・コーネルセン |
9 | 小山 大輝 |
10 | 山沢 拓也 |
11 | 梶 伊織 |
12 | ハドレー・パークス |
13 | ディラン・ライリー |
14 | 竹山 晃暉 |
15 | 野口 竜司 |
16 | 島根 一磨 |
17 | 稲垣 啓太 |
18 | 平野 翔平 |
19 | ジョージ・クルーズ |
20 | 福井 翔大 |
21 | 内田 啓介 |
22 | 松田 力也 |
23 | 福岡堅樹 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半6分 | 5→19 |
入替 | 後半6分 | 3→18 |
入替 | 後半11分 | 11→23 |
入替 | 後半16分 | 1→17 |
入替 | 後半16分 | 7→20 |
入替 | 後半19分 | 9→21 |
入替 | 後半23分 | 2→16 |
入替 | 後半27分 | 15→22 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 |
山本 幸輝 |
2 | 平川 隼也 |
3 | 伊藤 平一郎 |
4 | フレッド・ヒュートレル |
(5) | ヘル ウヴェ |
6 | 粟田 祥平 |
7 | 松本 力哉 |
8 | クワッガ・スミス |
9 | 吉沢 文洋 |
10 | 清原 祥 |
11 | マロ・ツイタマ |
12 | 白井 吾士矛 |
13 | 石塚 弘章 |
14 | シオネ・トゥイプロトゥ |
15 | 五郎丸 歩 |
16 | 江口 晃平 |
17 | 植木 悠治 |
18 | 大塚 健太 |
19 | 三浦 駿平 |
20 | パディ・バトラー |
21 | 矢富 勇毅 |
22 | 伊東 力 |
23 | サム・グリーン |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
交替 |
前半35分 | 15→23 |
入替 | 後半13分 | 1→17 |
入替 | 後半19分 | 9→21 |
入替 | 後半19分 | 12→22 |
入替 | 後半20分 | 4→20 |
入替 | 後半20分 | 6→19 |
交替 | 後半32分 | 2→16 |
交替 | 後半39分 | 11→18 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
1分 |
パナソニック | (14)竹山晃暉 | T | 5-0 |
3分 | パナソニック | (10)山沢拓也 | G | 7-0 |
15分 | パナソニック | (13)ディラン・ライリー | T | 12-0 |
16分 | パナソニック | (10)山沢拓也 | G | 14-0 |
28分 | パナソニック | (12)ハドレー・パークス | T | 19-0 |
29分 | パナソニック | (10)山沢拓也 | G | 21-0 |
37分 | ヤマハ発動機 | (11)マロ・ツイタマ | T | 21-5 |
38分 | ヤマハ発動機 | (23)サム・グリーン | Gx | 21-5 |
42分 | ヤマハ発動機 | (11)マロ・ツイタマ | T | 21-10 |
43分 | ヤマハ発動機 | (23)サム・グリーン | G | 21-12 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
6分 |
パナソニック | (13)ディラン・ライリー | T | 26-12 |
8分 | パナソニック | (10)山沢拓也 | Gx | 26-12 |
13分 | パナソニック | (10)山沢拓也 | PG | 29-12 |
15分 | パナソニック | (14)竹山晃暉 | T | 34-12 |
17分 | パナソニック | (10)山沢拓也 | Gx | 34-12 |
18分 | パナソニック | (13)ディラン・ライリー | T | 39-12 |
19分 | パナソニック | (10)山沢拓也 | G | 41-12 |
30分 | ヤマハ発動機 | (8)クワッガ・スミス | T | 41-17 |
31分 | ヤマハ発動機 | (23)サム・グリーン | G | 41-19 |
36分 | パナソニック | (12)ハドレー・パークス | T | 46-19 |
37分 | パナソニック | (22)松田力也 | G | 48-19 |
39分 | パナソニック | (23)福岡堅樹 | T | 53-19 |
40分 | パナソニック | (22)松田力也 | G | 55-19 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
■堀川監督
今日は素晴らしいスタジアムで天候もよく、
多くの皆様の前でラグビーができたことに感謝したいと思います。
試合の内容は完敗です。自分たちのチャンスをチャンスにできず、
自分たちのミスから、やってはいけないことを自らやってしまったことが
今日の敗因です。
厳しい結果になりましたが、次のトーナメントに向けて、
もう一度自分たちに何か大切なのかを
選手たちとコミュニケーションをとって準備していきたいと思います。