【ゲームレポート】
リーグ戦は早くも第5節。ヤマハ発動機ジュビロは開幕節、第2節と同じ大阪・花園ラグビー場にて、
待ち望んだ神戸製鋼との一戦を迎えた。
この日のために準備をしてきた長いプレシーズン。
今節こそ「これぞヤマハスタイル」で勝利を掴み取りたい思いを胸に、神戸のキックオフで試合が開始した。

前半から主導権を握りたいヤマハに対し、2分、神戸がPGで先制。0-3
さらに攻撃を仕掛ける神戸に対しディフェンスでプレッシャーをかけチャンスを潰すヤマハ。
ペナルティから果敢に攻めるが、ターンオーバーから11分に神戸が先制トライ。0-8。
その後、敵陣深くへと攻め込んだヤマハは、ゴール前でのラインアウトのチャンスから連続攻撃で
ゴールラインへ迫る中、19分にFBグリーンがPGを決め、3-8と最初のスコアをあげた。
このまま反撃したいところだが、ペナルティで自分たちのペースを掴めず、25分には自陣ゴール前、
神戸ボールスクラムからの攻撃で追加点を許した。コンバージョンも決まり3-15。
すぐさま敵陣へ攻め込むが、スコアならず。
激しいボールの争奪戦が続く中、32分に自陣22m付近ラインアウトを神戸がターンオーバーから展開しトライ。
コンバージョンも決まり3-20。
38分には自陣ゴール前スクラムからの攻撃で神戸が追加点。コンバージョンも決まり3-27となり、
そのまま前半が終了した。

ヤマハのキックオフで後半が開始。
最初のスコアがほしいヤマハは、開始から敵陣へと攻め込んだ。
5分に危険なプレーで一人を欠く神戸に対し、ゴールラインへと襲いかかるヤマハは粘り強く攻め続け、
8分にSO清原のキックをCTB石塚がインゴールで押さえてトライ。FBグリーンのコンバージョンも決まり。
10-27。後半、先制に成功した。
その後勢いよく攻め、ゴールラインに迫るが、11分にターンオーバーから、神戸がトライ。10-34。
続く14分にも、スコアチャンスから神戸がターンオーバーしトライ。10-41。

何とか流れを変えたいヤマハ。しかしリスタートから16分にも神戸が繋いで追加点。10-48。
スコアを縮めたいヤマハは19分にCTBトゥイプロトゥ、WTBナーマヌ、No.8スミスと繋いで
待ち望んだトライで17-48とする。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

さらにテンポをあげて攻めるヤマハ、ここからしばらく試合が拮抗した。
32分に自陣ゴール前でのスクラムでプレッシャーをかけるも、神戸にトライを許し17-53。
時間が刻々と迫る中、攻め続けるヤマハは敵陣ゴール前スクラムで再びプレッシャーをかけボールを動かすと、
37分にCTB石塚がインゴールに転がしたボールをWTB中井が押さえてトライ。22-53。
その後も敵陣で連続攻撃を仕掛けるが、そのままノーサイドとなった。

先週に引き続き望んでいた結果ではないが、リーグ戦は続く。
敗戦の中でも相手を上回ったこと、上手くいったこと、成長できたことを自信と糧に、仲間とヤマハスタイルを信じて今日からまたいつもどおり明るい一歩を踏み出したい。

ヤマハの勝利、ヤマハの笑顔を待ってる全ての人々のために。

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