2020トップリーグ 第6節 - 試合日程・結果
2020トップリーグ 第6節:三菱重工相模原戦の結果をご報告します。
2020トップリーグ 第6節
2/22(土) 11:30 Kick off
愛知県 パロマ瑞穂ラグビー場
三菱重工相模原 |
VS | ヤマハ発動機ジュビロ |
||
---|---|---|---|---|
7 | 前半 0-38 後半 7-31 |
69 |
■トップリーグ第6節 三菱重工相模原戦マッチサマリー
第6節は今季2度目となる名古屋市のパロマ瑞穂ラグビー場にて、トップリーグに復帰した三菱重工相模原(以下、三菱重工)との対戦となった。小雨が降る中、午前11時30分に三菱重工のキックオフで試合が始まる。
前半6分にヤマハはスクラムを押し込み、相手ディフェンスが下がったところでグリーン選手がキックを放ち、ツイタマ選手が先制トライ。難しい位置から五郎丸選手がゴールを決め、7-0とリードを奪う。その後、17分、24分と続けてツイタマ選手が3連続トライを決める。さらに26分にナーマヌ選手が中央にトライを決め、37分に再びツイタマ選手がトライ。さらに前半終了のホーンが鳴った後もヤマハはラインアウトから展開し、ナーマヌ選手が相手ディフェンスをすり抜けてトライを決め、37-0で前半を終える。
後半に入ると雨が本格的に降り始めたが、ヤマハは篭島選手が早いテンポでボールを動かし、5分にマロ選手が左隅にトライを決める。13分にナーマヌ選手がこの日3つ目のトライを決め、グリーン選手のゴールが決まり、スコアは50-0となる。
一方的な展開になるかと思われたが、長身のFW選手を揃える三菱重工がラインアウトからモールを組んでトライ。ゴールも決まり、50-7となる。
失点の直後、三菱重工の反撃が始まるかと思われたが、途中出場の清原選手が果敢に攻撃を仕掛け、流れを呼び戻す。31分に鹿尾選手がトライを決めると、南アフリカ代表のスミス選手も突進からトライを奪い、最後は37分にツイタマ選手がこの日6つ目となるトライを決めた。グリーン選手のゴールも決まり69-7で試合終了となった。ヤマハは合計11トライを奪う猛攻から勝ち点5を得て、今季5勝目をあげた。
※画像:トップリーグ初出場のパディ・バトラー選手
試合後インタビュー
■大戸主将
「今日も悪天候にも関わらず、たくさんの方々が集まってくださり、その中でプレーできたことに感謝しています。今日の試合ですが、雨の中でも自分たちの流れで試合ができたこと、そして激しい三菱重工さんのディフェンスに逃げずに80分間立ち向かえたことが良かったと思います。今、選手だけでなくコーチスタッフも含めてチーム全体で試合に向けての良い準備ができており、それが結果に繋がっていると感じました。」
試合詳細・メンバー
三菱重工相模原 | ヤマハ発動機ジュビロ | |||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
0 | 1 |
T | 6 |
5 |
0 | 1 |
G | 4 | 3 |
0 | 0 |
PT | 0 | 0 |
0 | 0 |
PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
0 | 7 | 計 | 38 | 31 |
7 | 合計 | 69 |
三菱重工相模原 | |
---|---|
1 |
李 城ヨン |
2 | 宮里 侑樹 |
3 | 成 昂徳 |
4 | ダニエル・リンディー |
5 | エピネリ・ウルイヴァイティ |
6 | トーマス 優デーリックデニイ |
7 | ヘイデン・ベッドウェルカーティス |
(8) | 土佐 誠 |
9 | 榎本 光祐 |
10 | マット・ヴァエガ |
11 | 川上 剛右 |
12 | 竹田 祐将 |
13 | ローランド・アライアサ |
14 | 山本 逸平 |
15 | 井口 剛志 |
16 | 大塚 憂也 |
17 | 細田 隼都 |
18 | アウクソ・タウマファイ |
19 | 徳田 亮真 |
20 | 武者 大輔 |
21 | 西舘 健太 |
22 | 森田 慶良 |
23 | 中濱 寛造 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
交替 |
前半14分 | 13→22 |
入替 | 後半0分 | 1→17 |
入替 | 後半0分 | 3→18 |
入替 | 後半11分 | 6→19 |
入替 | 後半11分 | 9→21 |
入替 | 後半22分 | 8→20 |
入替 | 後半29分 | 2→16 |
入替 | 後半32分 | 14→23 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 |
植木 悠治 |
2 | 日野 剛志 |
3 | 大塚 健太 |
(4) | 大戸 裕矢 |
5 | 桑野 詠真 |
6 | 粟田 祥平 |
7 | 松本 力哉 |
8 | パディ・バトラー |
9 | 篭島 優輝 |
10 | サム・グリーン |
11 | マロ・ツイタマ |
12 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
13 | 鹿尾 貫太 |
14 | ジェイデン・ナーマヌ |
15 | 五郎丸 歩 |
16 | 江口 晃平 |
17 | 山本 幸輝 |
18 | 山村 亮 |
19 | 舟橋 諒将 |
20 | クワッガ・スミス |
21 | 矢富 勇毅 |
22 | 清原 祥 |
23 | 伊東 力 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半0分 | 1→17 |
入替 | 後半12分 | 15→22 |
入替 | 後半15分 | 2→16 |
入替 | 後半18分 | 3→18 |
入替 | 後半18分 | 8→20 |
入替 | 後半22分 | 9→21 |
入替 | 後半32分 | 12→23 |
入替 | 後半32分 | 6→19 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
6分 |
ヤマハ発動機 | (11)マロ・ツイタマ | T | 0-5 |
7分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 0-7 |
17分 | ヤマハ発動機 | (11)マロ・ツイタマ | T | 0-12 |
18分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | Gx | 0-12 |
24分 | ヤマハ発動機 | (11)マロ・ツイタマ | T | 0-17 |
25分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 0-19 |
26分 | ヤマハ発動機 | (14)ジェイデン・ナーマヌ | T | 0-24 |
27分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 0-26 |
37分 | ヤマハ発動機 | (11)マロ・ツイタマ | T | 0-31 |
38分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | Gx | 0-31 |
42分 | ヤマハ発動機 | (14)ジェイデン・ナーマヌ | T | 0-36 |
43分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 0-38 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
5分 |
ヤマハ発動機 | (11)マロ・ツイタマ | T | 0-43 |
6分 | ヤマハ発動機 | (10)サム・グリーン | Gx | 0-43 |
13分 | ヤマハ発動機 | (14)ジェイデン・ナーマヌ | T | 0-48 |
14分 | ヤマハ発動機 | (10)サム・グリーン | G | 0-50 |
21分 | 三菱重工 | (7)ヘイデン・ベッドウェルカーティス | T | 5-50 |
22分 | 三菱重工 | (10)マット・ヴァエガ | G | 7-50 |
31分 | ヤマハ発動機 | (13)鹿尾 貫太 | T | 7-55 |
32分 | ヤマハ発動機 | (10)サム・グリーン | G | 7-57 |
34分 | ヤマハ発動機 | (20)クワッガ・スミス | T | 7-62 |
35分 | ヤマハ発動機 | (10)サム・グリーン | Gx | 7-62 |
37分 | ヤマハ発動機 | (11)マロ・ツイタマ | T | 7-67 |
38分 | ヤマハ発動機 | (10)サム・グリーン | G | 7-69 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
■堀川監督
「雨でボールが滑りやすく、三菱重工さんの強いプレッシャーの中で、ボールをよく動かし、自分たちのプランをしっかりと実行してくれたと思います。今日の三菱重工さんは80分間、前に出るディフェンスを見せてくれ、我々の様々な課題を見つけることができた試合となりました。マロ選手が6トライを奪い、トップリーグの記録タイ(1試合での最多トライ数)とのことですが、ラグビーは15人でトライを奪うものです。最終的にマロ選手がスコアしただけですので、彼を特別に評価することはありませんが、チーム全体が一戦一戦を通じて成長していることを評価したいと思います。次の東芝戦は真っ向勝負で挑みたいと思います。」