2020トップリーグ 第5節 - 試合日程・結果
2020トップリーグ 第5節:NTTドコモ戦の結果をご報告します。
2020トップリーグ 第5節
2/15(土) 11:30 Kick off
大阪府 ヤンマースタジアム長居
NTTドコモ |
VS | ヤマハ発動機ジュビロ |
||
---|---|---|---|---|
7 | 前半 0-47 後半 7-35 |
82 |
■トップリーグ第5節、NTTドコモ戦 マッチサマリー
今季最多の12トライで4勝目
第5節はヤンマースタジアム長居にて大阪を拠点とするNTTドコモと対戦。朝からヤンマースタジアム長居の周囲には来場者による長蛇の列が見られ、賑やかな雰囲気の中、午前11時30分のキックオフ時間を迎えた。
NTTドコモのキックオフで試合が始まる。ヤマハFWがボールをキャッチするとBKに素早く展開し、五郎丸選手からのパスを受けたナーマヌ選手がライン際を快走。サポートした篭島選手、グリーン選手とボールが渡り、わずか32秒でトライが生まれた。このトライで勢いにのったヤマハは、4分に篭島選手、7分にツイタマ選手と立て続けにトライを決め、試合の流れをわずか10分で完全につかむ。
その後も、ツイタマ選手のトライに、ナーマヌ選手が2本続けてトライを決め、さらに日野選手が右隅に飛び込みトライを決める。前半だけで7トライを奪う猛攻を見せ、47-0で前半を終える。
ヤマハのキックオフで後半が始まる。相手陣でのゲームを続けるが得点には結びつかない。8分にラインアウトから日野選手が技ありのスローイングを見せ、スミス選手がパワフルに突進してトライ。54-0とする。
NTTドコモはバンクス選手を軸に鋭いアタックを見せるが、鹿尾選手が好タックルを連発。NTTドコモに得点を許さず、19分にツイタマ選手がこの日3つ目のトライを決めると、22分にナーマヌ選手も3つ目のトライを奪い、68-0とリードを広げていく。
しかし地元の声援を受けたNTTドコモが奮起し、小林選手が意地のトライを決め、68-7となる。
32分、相手陣ゴール前でのラインアウトで江口選手が遠くに投げたボールを、センターの鹿尾選手が反応よくキャッチし、右中間にトライ。さらに試合終了を告げるホーンが鳴る中、自陣5mのスクラムから攻撃を仕掛け、鹿尾選手が長いパスを放つと、途中出場の伊東選手が俊足を飛ばして一気に相手ゴール前にボールを運ぶ。サポートした吉沢選手と連携し、パスをつないで、最後は伊東選手が中央にトライを決めた。
この日、キッカーを務めた五郎丸選手がトップリーグ記録タイとなる11本目のコンバージョンゴールを成功させ、82-7で試合終了となった。
試合後インタビュー
■大戸主将
「今日もたくさんの来場者の中でプレーでき、本当に嬉しく思いました。有難うございます。監督と同じコメントになってしまいますが、自分たちのやりたいこと、やるべきことに集中しました。ホーンが鳴ってからも最後までトライを取り切る気持ちを全員が持っていたところにチームの成長を感じました。今日は1番(岡本)、3番(大塚)の選手が新しいメンバーとして出場しましたが、しっかりと役割を果たしてくれ、チャレンジしてくれました。チーム全体の底上げができてきている実感があります。今週よりもさらに来週は良いプレーができるように、全員で取り組んでいきたいと思います。」
試合詳細・メンバー
NTTドコモ | ヤマハ発動機ジュビロ | |||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
0 | 1 |
T | 7 |
5 |
0 | 1 |
G | 6 | 5 |
0 | 0 |
PT | 0 | 0 |
0 | 0 |
PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
0 | 7 | 計 | 47 | 35 |
7 | 合計 | 82 |
NTTドコモ | |
---|---|
1 |
西川 和眞 |
2 | 牛原 寛章 |
3 | 杉本 達郎 |
4 | 杉下 暢 |
(5) | キーパ・ミーウィット |
6 | ヴィンピー・ファンデルヴァルト |
7 | 衞藤 陽介 |
8 | リアム・スクワイア |
9 | 秦 一平 |
10 | マーティ・バンクス |
11 | 小林 正旗 |
12 | サミソ二・トゥア |
13 | 金 勇輝 |
14 | 藏田 知浩 |
15 | 山本 貫太 |
16 | 吉田 伸介 |
17 | 岡部 瞬 |
18 | 金 廉 |
19 | 藤田 達成 |
20 | 佐藤 大朗 |
21 | 浜野 達也 |
22 | 李 智栄 |
23 | リンカーン・マックラウチ |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
交替 |
前半14分 | 8→20 |
入替 | 後半6分 | 2→16 |
入替 | 後半6分 | 6→22 |
交替 | 後半8分 | 15→23 |
入替 | 後半13分 | 3→18 |
入替 | 後半26分 | 4→19 |
入替 | 後半26分 | 9→21 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 |
岡本 慎太郎 |
2 | 日野 剛志 |
3 | 大塚 健太 |
(4) | 大戸 裕矢 |
5 | 桑野 詠真 |
6 | 粟田 祥平 |
7 | クワッガ・スミス |
8 | 舟橋 諒将 |
9 | 篭島 優輝 |
10 | サム・グリーン |
11 | マロ・ツイタマ |
12 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
13 | 鹿尾 貫太 |
14 | ジェイデン・ナーマヌ |
15 | 五郎丸 歩 |
16 | 江口 晃平 |
17 | 山本 幸輝 |
18 | 山村 亮 |
19 | 李 珍錫 |
20 | 松本 力哉 |
21 | 吉沢 文洋 |
22 | ゲリー・ラブスカフニ |
23 | 伊東 力 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半9分 | 7→20 |
入替 | 後半9分 | 10→22 |
入替 | 後半17分 | 2→16 |
入替 | 後半21分 | 4→19 |
入替 | 後半21分 | 9→21 |
入替 | 後半28分 | 1→17 |
入替 | 後半28分 | 12→23 |
入替 | 後半36分 | 3→18 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
1分 |
ヤマハ発動機 | (10)サム・グリーン | T | 0-5 |
2分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 0-7 |
4分 | ヤマハ発動機 | (9)篭島 優輝 | T | 0-12 |
5分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 0-14 |
7分 | ヤマハ発動機 | (11)マロ・ツイタマ | T | 0-19 |
8分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 0-21 |
15分 | ヤマハ発動機 | (11)マロ・ツイタマ | T | 0-26 |
15分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 0-28 |
18分 | ヤマハ発動機 | (14)ジェイデン・ナーマヌ | T | 0-33 |
19分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 0-35 |
21分 | ヤマハ発動機 | (14)ジェイデン・ナーマヌ | T | 0-40 |
22分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 0-42 |
27分 | ヤマハ発動機 | (2)日野 剛志 | T | 0-47 |
28分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | Gx | 0-47 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
8分 |
ヤマハ発動機 | (7)クワッガ・スミス | T | 0-52 |
9分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 0-54 |
19分 | ヤマハ発動機 | (11)マロ・ツイタマ | T | 0-59 |
21分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 0-61 |
22分 | ヤマハ発動機 | (14)ジェイデン・ナーマヌ | T | 0-66 |
23分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 0-68 |
27分 | NTTドコモ | (11)小林 正旗 | T | 5-68 |
28分 | NTTドコモ | (10)マーティ・バンクス | G | 7-68 |
32分 | ヤマハ発動機 | (13)鹿尾 貫太 | T | 7-73 |
33分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 7-75 |
42分 | ヤマハ発動機 | (23)伊東 力 | T | 7-80 |
42分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 7-82 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
■堀川監督
「今日は自分たちのスタイルを80分間、貫き通せた試合ができました。試合の入り方も良かったのですが、特に試合終了のホーンが鳴ってからも、自陣から攻め続けるマインドを全員が持っていた、そしてトライに繋げて試合を終えたことは大きく評価できます。また、今日の試合ではグラウンド上でリーダーたちの成長を実感することできました。メンバーが変わっても、自分たちがすべきことを全員が理解している。まだまだ成長できるチームですので、今週よりも次の試合で成長できるように準備をしたいと思います。」