2020トップリーグ 第4節 - 試合日程・結果
2020トップリーグ 第4節:日野戦の結果をご報告します。
2020トップリーグ 第4節
2/ 1(土) 11:30 Kick off
愛知県 パロマ瑞穂ラグビー場
日野 |
VS | ヤマハ発動機ジュビロ |
||
---|---|---|---|---|
19 | 前半 5-17 後半 14-31 |
48 |
■トップリーグ第4節、日野戦マッチサマリー
開幕から4週連続で行われているトップリーグ。第4節は名古屋のパロマ瑞穂ラグビー場にて新鋭の日野レッドドルフィンズとの対戦となった。
この試合も大戸主将はトスで風下を選択。前半10分、風を味方につけた日野のFWにラインアウトからモールを押し込まれ先制トライを許す。しかし、ヤマハはグリーン選手を起点にボールを継続する試合運びを続け、相手陣に入る。17分にスクラムから攻撃を仕掛け、グリーン選手が中央にトライ。五郎丸選手のゴールも決まり、5-7と逆転する。その後もヤマハがボールを保持し、29分に桑野選手が左隅にトライを決める。さらに大戸主将がハーフウェイラインから相手ディフェンスをすり抜けて独走し、最後はサポートした植木選手がトライを奪い、17-5とリードして前半を終える。
風上の後半、3分にゴーグル姿の矢富(勇)選手が鋭いパスを放ち、松本選手が左中間にトライを決め、24-5とリードを確実に広げる。13分に日野の海外選手にトライを許すが、ヤマハは早い展開からグリーン選手に、復帰戦となったラブスカフニ選手のトライが続き、さらに好調のツイタマ選手のトライに副将のタヒトゥア選手のトライで勝負を決めた。
試合後、大戸主将は「先発のFWが全員日本人選手だったので、いつもよりも気合が入りました。」と快勝に笑顔を見せました。
※"和製FW"で挑んだ日野戦(撮影:久保暁生氏)
試合後インタビュー
■大戸主将
「今日もたくさんの方々の中でプレーでき、皆様のご来場に心から感謝します。試合ですが、スターティングのフォワード選手が日本人選手だけのメンバーでしたので、いつもよりも気合いを入れて試合に臨みました。もちろん、いつも気合い十分ですが、今日は特に本領を見せよう!とまとまることができました。フォワードがしっかりとセットプレーでボールを獲得し、バックスが得点に結びつける動きを見せてくれ、全員が自分のやるべき役割を果たしてくれたと思います。ただ、堀川監督のコメントにもあったように、風上での戦い方に課題が残る試合となりました。そこを克服して、さらに良いラグビーができるように頑張りたいと思います。」
試合詳細・メンバー
日野 | ヤマハ発動機ジュビロ | |||
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前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
1 | 2 |
T | 3 |
5 |
0 | 2 |
G | 1 | 3 |
0 | 0 |
PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
5 | 14 | 計 | 17 | 31 |
19 | 合計 | 48 |
日野 | |
---|---|
1 |
久富 雄一 |
2 | 郷 雄貴 |
3 | 浅原 拓真 |
4 | 北川 俊澄 |
5 | ディネスバラン・クリシュナン |
6 | パーカー アッシュ |
7 | 佐々木 隆道 |
(8) | 堀江 恭佑 |
9 | 橋本 法史 |
10 | ジャック・デブラシーニ |
11 | 竹澤 正祥 |
12 | 松井 佑太 |
13 | チャンス・ペニー |
14 | チョン・ヨンシク |
15 | ギリース・カカ |
16 | 崩 光瑠 |
17 | 長野 正和 |
18 | パウリアシ・マヌ |
19 | 村田 毅 |
20 | ニリ・ラトゥ |
21 | 古川 浩太郎 |
22 | 東郷 太朗丸 |
23 | 中園 真司 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
前半36分 | 7→19 |
入替 | 後半0分 | 14 |
入替 | 後半6分 | 4→20 |
入替 | 後半17分 | 3→18 |
入替 | 後半20分 | 1→17 |
入替 | 後半20分 | 2→16 |
交替 | 後半23分 | 19→4 |
入替 | 後半25分 | 9→21 |
入替 | 後半30分 | 12→22 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 |
植木 悠治 |
2 | 日野 剛志 |
3 | 伊藤 平一郎 |
(4) | 大戸 裕矢 |
5 | 桑野 詠真 |
6 | 粟田 祥平 |
7 | 松本 力哉 |
8 | 舟橋 諒将 |
9 | 矢富 勇毅 |
10 | サム・グリーン |
11 | マロ・ツイタマ |
12 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
13 | 鹿尾 貫太 |
14 | ジェイデン・ナーマヌ |
15 | 五郎丸 歩 |
16 | 江口 晃平 |
17 | 山本 幸輝 |
18 | 山村 亮 |
19 | 李 珍錫 |
20 | 西内 勇人 |
21 | 篭島 優輝 |
22 | ゲリー・ラブスカフニ |
23 | 吉良 友嘉 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半20分 | 9→21 |
交替 | 後半20分 | 8→20 |
入替 | 後半23分 | 15→22 |
入替 | 後半30分 | 1→17 |
入替 | 後半31分 | 2→16 |
入替 | 後半31分 | 13→23 |
入替 | 後半33分 | 3→18 |
入替 | 後半37分 | 4→19 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
9分 |
日野 | (8)堀江 恭佑 | T | 5-0 |
10分 | 日野 | (10)ジャック・デブラシーニ | Gx | 5-0 |
17分 | ヤマハ発動機 | (10)サム・グリーン | T | 5-5 |
18分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | G | 5-7 |
29分 | ヤマハ発動機 | (5)桑野 詠真 | T | 5-12 |
30分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | Gx | 5-12 |
34分 | ヤマハ発動機 | (1)植木 悠治 | T | 5-17 |
35分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | Gx | 5-17 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
3分 |
ヤマハ発動機 | (7)松本 力哉 | T | 5-22 |
4分 | ヤマハ発動機 | (15.五郎丸 歩 | G | 5-24 |
13分 | 日野 | (15)ギリース・カカ | T | 10-24 |
13分 | 日野 | (10)ジャック・デブラシーニ | G | 12-24 |
21分 | ヤマハ発動機 | (10)サム・グリーン | T | 12-29 |
22分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸 歩 | Gx | 12-29 |
24分 | ヤマハ発動機 | (22)ゲリー・ラブスカフニ | T | 12-34 |
25分 | ヤマハ発動機 | (10)サム・グリーン | Gx | 12-34 |
28分 | ヤマハ発動機 | (11)マロ・ツイタマ | T | 12-39 |
29分 | ヤマハ発動機 | (10)サム・グリーン | G | 12-41 |
30分 | ヤマハ発動機 | (12)ヴィリアミ・タヒトゥア | T | 12-46 |
32分 | ヤマハ発動機 | (10)サム・グリーン | G | 12-48 |
39分 | 日野 | (10)ジャック・デブラシーニ | T | 17-48 |
40分 | 日野 | (10)ジャック・デブラシーニ | G | 19-48 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
■堀川監督
今日は“和製フォワード”で挑んだ試合でした。おそらく、トップリーグ16チームの中でフォワードを日本人選手だけで組めるのはヤマハだけだと思います。その“和製フォワード”と、前進することに期待をかけたバックスの海外選手たちのシナジー効果がどう出るのか、そこに焦点を当てていました。試合では、フォワードはよく走り、よくボールを獲得。スクラムも押し勝ってくれました。また、バックスは確実にボールを前に運び、評価に値する素晴らしい動きを見せてくれました。特に良かったのは前半、風下での戦い方。選手たちがゲームをコントロールして、得点を重ねてくれました。逆に風上の後半は、相手のペースにはまる時間帯があり、ここはヤマハの若さ。2週間、また選手たちと会話しながら、成長していきたいと思います。」