2019カップ戦 第3節 - 試合日程・結果
2019カップ戦 第3節:NTTドコモ戦の結果をご報告します。
2019カップ戦 第3節
7/ 5(金) 19:30 Kick off
大阪府 万博記念競技場
NTTドコモ |
VS | ヤマハ発動機ジュビロ |
||
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12 | 前半 12-24 後半 0-12 |
36 |
新戦力が存在感、カップ戦2勝目
プール戦の折り返しとなる第3節は大阪にてNTTドコモと金曜日のナイターゲームにて対戦となった。長く続いていた雨もこの日は曇り空となり、カップ戦3試合目にして初めて雨無しのコンディションの中、キックオフ時間を迎えた。
ヤマハは風下を選択し、NTTドコモのキックオフで試合が始まる。直後にNTTドコモに攻め込まるがカップ戦初登場の大戸選手や三村選手らの固いディフェンスから盛り返していく。前半6分、連続攻撃から清原選手が左コーナーへキックパスを放ち、走りこんだ新人の船橋選手がトライを決める。
ヤマハはスクラムでは優位に立つが、長身のFW選手を揃えるNTTドコモにラインアウトで苦戦を強いられる。主導権を握りきれない時間帯が続く中、アタックが好調の清原選手がラインブレイク。ゲリー選手にボールが渡ると、快速を活かして約60mを走り切り中央にトライ。
続けて20分に田中選手のトライが生まれ、30分には新加入のツイタマ選手が独走トライを決め、24対0と大きくリードを奪う。
その後、NTTドコモが激しいFWの突進を繰り返し、反撃に出る。ラックサイドを突いて2つトライを決め、前半は24対12で折り返す。
風上に立った後半、直後からヤマハは相手陣でのゲームを続ける。後半10分に連続攻撃から左隅にトライ。ところが、そのトライの直後にTMOの判定が入り、相手の反則が指摘され、ペナルティートライへと判定が変更となり、ヤマハはゴールキックを蹴ることなく7点を追加した。
大阪を本拠地とするNTTドコモがスタンドからの大声援を受けて猛反撃に出る。突進力ある海外選手を軸にアタックを展開し、ヤマハのゴールライン寸前まで何度も攻め込む。
ピンチの場面でNTTドコモの攻撃を寸断したのは、この日は背番号8をつけた西内勇人選手。チャンスを摘み取るタックルや、密集になる前に相手ボールを奪い取るジャッカルなど、いぶし銀のプレーを見せた。
後半20分過ぎから両チームともリザーブメンバーを投入し、様々な選手がカップ戦の舞台で経験を積む。ヤマハはフッカーの平川選手がベテランの日野選手と入替り、公式戦初出場を果たした。ラックなどで激しいプレーを見せ、チームに勢いを与えた。
勝負を決めたのは後半26分。連続攻撃から、清原選手、グリーン選手と素早くパスをつなぎ、最後はベテランの田中選手がこの日二つ目のトライを右隅に決め、36対12とし、残り時間を守り切ってカップ戦2勝目を挙げた。
試合後インタビュー
■大戸主将コメント
「細かい反省点はいくつもありますが、今日は前節での反省を活かせたことが何よりです。新人選手とベテラン選手が一緒にプレーすることで、お互いの理解度も深まりました。ヤマハのスタイルに向かって一つになっていくイメージが掴めた試合になりました。」
試合詳細・メンバー
NTTドコモ | ヤマハ発動機ジュビロ | |||
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前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
2 | 0 |
T | 4 |
1 |
1 | 0 |
G | 2 | 0 |
0 | 0 |
PT | 0 | 1 |
0 | 0 |
PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
12 | 0 | 計 | 24 | 12 |
12 | 合計 | 36 |
NTTドコモ | |
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1 |
ジャックス・ヴァンローエン |
2 | 吉田 伸介 |
3 | 金 廉 |
4 | 杉下 暢 |
5 | キーパ・ミーウィット |
6 | 大椙 慎也 |
7 | 李 智栄 |
8 | ルーク・ハミルトン |
9 | 浜野 達也 |
10 | マーティ・バンクス |
(11) | 金 勇輝 |
12 | 高野 祥太 |
13 | パエアミ フィポセチ |
14 | クリスチャン・ヤスミン |
15 | リアン・フィルヨーン |
16 | 緑川 昌樹 |
17 | 西浦 洋祐 |
18 | 杉本 達郎 |
19 | 土屋 鷹一郎 |
20 | 秦 啓祐 |
21 | ブリン・ウィルソン |
22 | サミソ二・トゥア |
23 | 藏田 知浩 |
交替・入替 | ||
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種類 | 時間 | 背番号 |
交替 |
前半5分 | 13→23 |
入替 | 前半30分 | 3→18 |
交替 | 前半30分 | 15→22 |
入替 | 後半13分 | 2→16 |
入替 | 後半30分 | 1→17 |
入替 | 後半30分 | 5→19 |
入替 | 後半30分 | 9→21 |
入替 | 後半33分 | 8→20 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
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1 |
岡本 慎太郎 |
2 | 日野 剛志 |
3 | 土山 勇樹 |
4 | 桑野 詠真 |
5 | 舟橋 諒将 |
(6) | 大戸 裕矢 |
7 | 三村 勇飛丸 |
8 | 西内 勇人 |
9 | 篭島 優輝 |
10 | 清原 祥 |
11 | マロ・ツイタマ |
12 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
13 | 小林 広人 |
14 | 田中 渉太 |
15 | ゲリー・ラブスカフニ |
16 | 平川 隼也 |
17 | 西内 勇二 |
18 | 伊藤 平一郎 |
19 | 李 珍錫 |
20 | 粟田 祥平 |
21 | 吉沢 文洋 |
22 | サム・グリーン |
23 | 吉良 友嘉 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半0分 | 1→17 |
入替 | 後半0分 | 3→18 |
入替 | 後半0分 | 9→21 |
入替 | 後半19分 | 5→19 |
入替 | 後半19分 | 8→20 |
交替 | 後半23分 | 11→22 |
入替 | 後半25分 | 2→16 |
入替 | 後半28分 | 12→23 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
6分 |
ヤマハ発動機 | (5)舟橋諒将 | T | 0-5 |
7分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | Gx | 0-5 |
17分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | T | 0-10 |
18分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | Gx | 0-10 |
20分 | ヤマハ発動機 | (14)田中渉太 | T | 0-15 |
21分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | G | 0-17 |
31分 | ヤマハ発動機 | (11)マロ・ツイタマ | T | 0-22 |
32分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | G | 0-24 |
36分 | NTTドコモ | (2)吉田伸介 | T | 5-24 |
38分 | NTTドコモ | (10)マーティ・バンクス | G | 7-24 |
41分 | NTTドコモ | (6)大椙慎也 | T | 12-24 |
43分 | NTTドコモ | (10)マーティ・バンクス | Gx | 12-24 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
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10分 |
ヤマハ発動機 | ペナルティトライ | PT | 12-31 |
26分 | ヤマハ発動機 | (14)田中渉太 | T | 12-36 |
28分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | Gx | 12-36 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
■堀川監督コメント
「カップ戦では出来るだけ若い選手たちを起用し、経験を積んでもらおうと思っています。今日は最初のスクラムから新人の岡本選手、土橋選手、舟橋選手が素晴らしい押しを見せてくれ、さらに後半途中から出場した平川選手も素晴らしい動きを見せてくれました。また、新加入の海外選手たちも試合ごとにヤマハのスタイルを理解し、チームとしての動きができつつあります。この先もチーム内の競争を激しくして、上を目指していきたいと思います。」